表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/29

第5話

これらの条件とかを教えてくれた上で、彼が今の状況を教えてくれた。

年数からわかっていたけど、もう20年ぐらい未来へ来たこと、僕が来ることはわかっていたこと。

そして、ある紙を渡してくれたんだ。

この紙っていうのは、当時までの騰落銘柄で、あたらしい技術やこれから発展していく分野についての話が載った紙だったんだよ。

今は、その本棚の中に入っているよ、あとで見せてあげよう。


(そういうと彼は壁際にある本棚を指さした。どこかにそれがあるのだという。私にはそれがどこかわからなかったが)


さて、条件に当てはまるためには、残された時間はほとんどない。

つまり、誰かが家にいないときでないと、螺旋階段を使うことはできないっていうことなんだ。

だから僕は未来の僕に早急に別れを告げていかなくちゃならなかった。

ほかにもいろいろと聞きたかったことはあったけどね。


慌てて元の時代へと戻っても、親はまだ帰ってきていなかったな。

安心していると、あの紙を見直していたんだ。

本当かどうかわからなかったからね、最初には絶対に確認することって赤ペンで書かれた文字がきれいに見えていたな。

必要以上に強調されていたような気もするけども、僕はとにかくこれを頼りにして、親にも内緒でね、株式投資を始めたんだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ