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トイレを開けよ、さすれば道は開かれん  作者: 尚文産商堂


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19/29

第19話

そこで僕は彼女と楽しく食事をしていたんだ。

最後の方、まあデザートが来るか来ないか、ぐらいのタイミングだったな。

彼女がこう切り出したんだ。

「友達から聞いたけど、人づてで私のこといろいろ探っているんですってね」て。

その通りだったし、特に隠すこともできなさそうだったから、そうだ、と素直に答えたんだ。

そもそもこんな質問を出してくるっていうことは、きっとすでにいろいろt下調べを彼女はしているはずだからね。

「それで、私とまた食事したいのかしら」

当然、イエスだ。

でも、そこで彼女はある条件を提示してきた。

今以上に魅力的な会社になること、彼女がいま何が欲しいか、それを一つ当てて見せること。

前者はこれからの話だけど、後者は今の話。

まあ、食事しているときの話っていうことなんだけどね、いろいろと調べていたからそれぐらいはわかるでしょっていうことらしい。

今考えてみると、これってどれぐらい真剣なのかっていうのを確かめられていたんだろうな。

当時の僕は、そんなことを考える暇もなかったぐらいに、頭をフル回転していたけどね。

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