*ネタバレ注意。登場クリーチャー・神柱一覧
ー???(ゲルマ)の眷属ー
●デルミーノスの犬
古都デルミーノスの記憶より顕現した犬。犬とはいうが普通の犬には見えない。
その体は粘液に覆われており、体のいたるところから触手が生えている。知能は犬並み。犬だもの。
犠牲者は頭に噛みつかれると強烈な痛みを伴いながら絶命する。強酸をその身に宿しており皮膚から溶かすためである。
物理的な傷は再生してしまうため属性の攻撃が必須になる。特に炎に弱い。
一番多いが故に一番厄介な存在。
●???の猟犬
デルミーノスの犬の上位種。ゲルマの支配欲が顕現した存在。その見た目とは裏腹に温厚。但し一度敵と認めた。或いは???に仇なす存在だと認識した場合には決して犠牲者を逃さない猟犬と化す。
その口の中にはカミソリのような鋭い歯を隠し持っており、一度噛まれるとそのギザギザの歯によって治療困難な傷を負わされる。
また内臓食を好み、血を多く含む臓器(肝臓)を大好物とする。
集団で頭脳を共有しているらしくチームワークに優れる。
●操る者
ゲルマの承認欲求から顕現した存在。
ただひたすらにゲルマを信奉する存在。ただこの形態では戦う力がなく、精々壁から壁を跳ね回るぐらいである。
しかしその真価は寄生によって発揮される。
寄生した人間の体組織を変化させ自分の都合のいい(操りやすい)カタチへと姿を変貌させる。
寄生した相手によって姿形が変わる。
○操られしもの(魔術師)
操られしものその1。男性魔術師に『操る者』が寄生した場合これに派生する。
黒い触手の人型の頭に巨大な浮遊型生物が取り憑いたような姿形をしている。
人型は触手による殴打。浮遊型生物は瘴炎を使って攻撃を行う。
学習能力があり知能は高め。戦闘が長引けば長引くほど学習し、攻撃パターンが増えていく。
弱点は人型。浮遊型共に動きが鈍いこと。特に浮遊型が本体なのでそれを叩けば人型も消滅してしまう。
死ぬと蒸発して消えていってしまう。
○操られしもの(娼婦)
操られしものその2。娼婦に『操る者』が寄生した場合これに派生する。
人間だった頃の面影はもはやそのキレイな足にしかない。上半身が触手と化してしまっているため発声器官を持たない。
知能は低めで、ふらふらと歩くことしか出来ない。暗くて狭い場所を好み、その場所でじっとしている。
実はこの暗くて狭い場所を好むのが最大の脅威である。
体全体から瘴炎の光を発することができ、それを見てしまったものを発狂。点火して死に至らしめることができる。
上記したとおり、暗くて狭い場所や身動きが取りづらい場所にいるため対応が遅れるとモロに光を浴びてしまう。
死ぬとドロドロに溶けて無くなってしまう。
○操られしもの(戦士)
操られしものその3。戦士に『操る者』が寄生した場合これに派生する。
もはや説明は不要であるぐらい見た目通りである。触手で攻撃し、触手で防御。触手で回避する。
ただ最大の特徴はその口で、非常にうるさい声で叫びながら攻撃してくる。
心の弱い者ならそれだけで非常に強い精神ダメージを受けるし、普通に戦う上でも他の存在を呼び寄せられるので厄介である。
本体も非常にタフで中々倒せないし再生能力も高い。唯一の弱点と言っていいのが非常に頭が悪い為、戦略的な行動をとれば倒せるかもしれない。また、デルミーノスの犬と同様に火に弱い。
○操られしもの(賢者)
操られしものその4。賢者に『操る者』が寄生した場合これに派生する。
患者の名の通り非常に頭が良い。他の操られしものを統率する存在。集合意識を統合して作戦を立ててそれを遂行させる。
ただし、本体の戦闘能力は皆無に等しい。その弱点を本人も理解しているため付近を強力な護衛で固めている。
意思疎通が可能な数少ない存在であり、取引を持ちかける事もあるが狡猾で裏切りを得意ともする。
ー混沌と深淵の神々ー
●忌むべきもの達の親(名称不明)
古い国の王族達が信仰した邪神。儀式の失敗により忌むべきもの達を呼び出してしまった。
全ての水泡魔術の師。
???(銀の王)とはどうやら敵対関係にあるようだ。
古都デルミーノスでは神々の戦争が起きて例の惨事が起きたという。
今はまだほぼ謎に包まれている。
深い深い海で優しい言葉を呟き続けているという。
●???または銀の王
古都デルミーノスを破壊し尽くした存在。または存在していない可能性がある。
その姿は巨大な銀色の触手であるともいうし、大きな銀の人であったとも言われる。(ゲルマのイメージ内では巨大な触手塊だった。)
その目的は不明であり、ただ破壊の限りを尽くすと言われている。
その純粋で邪悪なな力の存在に、進んだ科学技術を持っていたデルミーノスの住人達は信仰することしかできなかった。
その存在あるところに破壊がある。
*不定形であるためあくまでもデルミーノスの人々に信仰されていたイメージ。