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その5.子どものいる生活(授乳編その1)

どーも。こんにちは。


前回は長女が生まれた時の流れをつらつらと書き連ねてみました。

んで、今回からしばらくは何かしらテーマを決めて書いていってみようかな、なんて考えています。


では今回のテーマを何にしようか、といろいろと思い浮かべてみたんですが、おそらくこれから子どもが生まれる、あるいは育休を取得してみようと思ってらっしゃる方 (このエッセイの読者でいるのか不明ですが)が気になるのは何なのか。そう考えたときにまず思いついたのがズバリ「子どものいる生活」。


世間様には育児は楽しいだとか、大変だとかワンオペさせて育児に参加しない夫○ねだとか様々な情報が溢れている昨今。

そこで私めの実体験を具体例として、実際の生活がどんなもんなのか、お伝えできればと思います。


ということで、実際に子どもが生まれた後の、とある平凡な一日について。




まずは長女が生まれた後、育休中の過ごし方について。


基本的に新生児は3時間おきに授乳です。当然夜中もお構いなし。奴らはいつだって腹が減れば泣き出します。

だいたい生後2ヶ月を過ぎてきますとだんだんと一回に飲めるミルクの量も増えて授乳間隔も長くなってきますが、それでも夜中に起こされるのは変わりません。

うちの場合は母乳とミルク混合でやってましたので、基本的に日中は母乳、夜中はミルクという形に落ち着きました。日中の母乳は、お母さんのおっぱいの出方次第でお腹いっぱいになるとも限りませんので、様子を見ながらミルクもあげてましたが、まあ基本は母乳。


で、夫婦での生活を続けていくために個人的に重要だと思ってるのが、この夜中の時間。

産後の、特に最初の一ヶ月はお母さんのボディはひどく傷ついてます。我が家の場合はめっちゃ安産でしたので、会陰切開の傷跡が痛いとかはあったものの体力的な疲弊は比較的なくて元気ではありましたが、やっぱり色んな所にダメージは出てます。

くわえて産後はホルモンの影響でメンタル的に不安定になりやすいです。


そんな状態で、昼も夜中もお母さんが授乳するなんてのは、ザ・過酷。

産後のお母さんの体の状態で、よく表現されるのが交通事故。外見的には元気そうでも、それくらいダメージを受けてるんです。そんなお母さんに昼も夜も一人で授乳させたうえに家事までさせるなんてのはまさに鬼の所業。鬼畜と言って良いでしょう。


とはいえ、母乳を上げることに強いこだわりを持っているお母さんもいらっしゃるでしょう。個人的には初乳さえあげてしまえば、後は母乳でもミルクでも子は育つと思ってますが、そこらは一種の宗教みたいなもんで、何が正しいとかどっちが偉いとかはないので強要はしないのが吉。


完全母乳で育てたいのであれば、もし十分な母乳が出るのであれば昼間のお母さんが比較的元気なときに母乳を絞ってもらって冷凍保存しておき、夜中は解凍してお父さんが授乳してあげる、なんてのをオススメします。

保存ではなく、お母さんがおっぱいから直接飲ませることにこだわるのであれば、せめてお父さんは、授乳の時間以外の家事・育児はすべて引き受けて、お母さんの体をゆっくり休ませてあげてください。

そういう意味でも、お父さんが産後、特に最初の一ヶ月は育休を取るというのは重要だと信じてます。

(たまに育休を「休み」だと思って自分の好きにしてるお父さんがいる、なんて記事も見かけますが、ハッキリ言って育休は「休み」ではないです。勘違いしているお父さんがいたら容赦なく家から叩き出してあげましょう。慮るでもなく遊んでるだけなら、いるだけ邪魔。むしろ害悪です)



我が家では、長女の時は基本的に夜中は交互に授乳してました。記憶はすでに曖昧ですが、確かそうだった気がします。

3時間おきに授乳のタイミングが来るとなると、一回授乳の順番をスキップできるだけで6時間は連続で眠れます。産後のお母さん的にはもっと寝かせてあげるのがいいですが、寝不足はお父さんのメンタルも蝕みます。最低限それくらい眠れれば、とりあえずの眠気は解消できると思いますので、後は昼寝するなりで不足分を補ってました。

なお、完全に昼夜で役割を分担するのもありだと思います。24時間を3分割、8時間ごとにして、この時間は全部お父さんが、この時間は全部お母さん、そして残りの8時間は夫婦二人で、みたいな。まあこの方法は子どもが一人の時しか使えないんですが。


さて、だいぶ長くなってきましたので、一旦ここらで区切りたいと思います。

次回は授乳編 (その2)として、授乳の時のもうちょっと具体的な話について書いていくつもりです。

それでは(・ω・)ノシ






普段はファンタジー書いてます(宣伝)

よろしければ、作者のマイページからそちらも楽しんで頂ければ嬉しいです。


「魂喰いのアーシェ」(完結済み)

「最強な裏切り姫は斯く抗う」(2022年1月現在連載中)


その他、知りたいテーマとかあれば、私の体験した限りそのテーマで書いてみようと思いますので、リクエストがあれば遠慮なくどうぞ。

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