その2.長女、妊娠……そして出産(part1)
時は現在から遡ること約2年。
平成の世から令和へと変わることになーんとなく騒がしかったその年、長女が生まれました。
令和1年、11月11日。なんとも生年月日を覚えやすい親孝行な日に生まれてくれました。
(11時11分とかだったら奇跡でしたが、さすがにそこまで上手くはいかなかったです。ちなみにおばあちゃん(私にとっての義母)も11月11日生まれ)
さて、それからさらに約8ヶ月遡って、話は妻の妊娠発覚の頃から。
妻がこっそりと市販の検査薬でチェックして、週末を利用してやってきた私(当時はまだ同居前)にサプライズ的に妊娠を発表して教えてくれました。
(ただし、発表前からやたらソワソワニタニタしてたのでバレバレでした)
ひとしきり喜びを夫婦で分かち合い、翌週か翌々週くらいに夫婦で近所の産婦人科に。そこで診察を受けて心拍を確認してもらい、妊娠が確定しました。
当時はまだコロナウィルス騒動が始まる前で、私の他にもパートナーらしき男性も結構待合室にいましたね。今はたぶん、コロナのせいで「付添はご遠慮ください」の病院も多いと思いますが。
ここらについて少し触れておきますと、やはり産婦人科に男性が脚を踏み入れるというのは少しハードルが高い部分があると思います。
私自身は子供は二人で生んで育てるもの、という考えだったので初回の妊婦健診を始め、付き添える限りは毎回一緒に付き添って産婦人科に行きましたが、それでも迷いが無かったか、というとウソになります。
正直不安でしたし、クリニックの中でどんな目で見られるんだろうか、とかすっごく居心地悪いんだろうなとか勝手に想像してましたし、初回は特に緊張しました。
ですが入ってみると、すべてのカップルが、というわけではないですが普通に男性のパートナーらしい人が座ってましたし、それで特にその人に向けられた視線が厳しいものだったりということはありませんでした。
当然、私にも誰も妙な視線をくれるわけでもなく、内診で私一人が待合室に待たされたところで普通の病院と変わりませんでした。
(なお、通っていたクリニックは関東の都会にあたる場所でしたので、ここらへんの感覚については地方によって異なってくるかと思います)
まあそんな話はともかく。
実際に一緒に行ってみて良かった、というのが本音ですね。初回だけでなくて定期的に一緒に妊婦健診に参加して、エコーで赤ちゃんの成長具合を見てみたり、心音を聞いたり。
次第に大きくなっていく妻のお腹を感じたりして、そういう時間を共有するっていうのはやっぱり大切だと思いますね。なにせ、これから妻の方は人生の一大大仕事に向かっていくわけですから。
某マンガの受け売りですが、出産というのは「奇跡」だとつくづく思います。
確かに現代だとかなりの確率で無事に生まれてきてくれますが、それでも悲しい出産になる可能性はゼロじゃありません。母体側も相当なリスクです。
無事に生まれてくるその時まで健康なのか、赤ちゃんもお母さんも大丈夫なのか分かりません。もしくは生まれた後でも容態が急変するなんてこともあります。
お母さんはそういったリスクを抱えながらお腹の中で赤ちゃんを育んでるわけです。そしてそれに一番寄り添えるのも、パートナーの方なわけで、なので「単なる検診だろ?」なんて思わずに、できる限り一緒に行くなり、諸事情で行けないのであれば「今日の検診、どうだった?」とか声かけて話を聞いて上げるのが良いかなぁと、個人的には思っちゃいます。
さてさて。初っ端から結構な長さになってしまいました。
まだ妊娠初期の話しかしてませんが、ここらで一旦区切ります。
だらだらと長ーく書いてしまいそうなので、次からはサクサクっと書き進めていきたいですね。
とりあえずすでに記憶も曖昧ですが、次回はつわりの頃(妊娠2ヶ月から……どれくらいまでだったっけ? たぶん6ヶ月目くらいだったと思います)の話を中心に書いていこうかなと思います。
それでは(・ω・)ノシ
普段はファンタジー書いてます(宣伝)
よろしければ、作者のマイページからそちらも楽しんで頂ければ嬉しいです。
「魂喰いのアーシェ」(完結済み)
「最強王女が裏切り姫と呼ばれてる件」(2022年2月現在連載中)
その他、知りたいテーマとかあれば、私の体験した限りそのテーマで書いてみようと思いますので、リクエストがあれば遠慮なくどうぞ。