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いつもの一人

作者: N(えぬ)

横顔を盗み見れば わたしには分かる

このひともあの子に 気があるのだろと

そんなのは当たり前と 友達は笑う

わたしは「わかってる」と うつむくだけ


どのひとも、どのひとも 気がつけば最後は

いつの間にか わたしを忘れ あの子のそばに

それはあたしには どうにもならないって云うけど

みんなわたしから 連れてゆかないでよ

わたしだけ一人で 残さないで


横顔を少し見れば わたしにも分かる

わたしの話が つまらないのだと

そんなこともあるよと 友達は肩抱く

わたしは分かったよに うなづくだけ


どのひとも どのひとも 気づけばきょうも

いつの間にか わたしを忘れ あの子の横に

それはあたしには どうしようもないって云うけど

みんなわたしから 連れてゆかないでよ

わたしだけ一人で 帰さないで

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― 新着の感想 ―
[一言] きっといつか、無理しなくてもいい友達が見つかります。無理をし続けて友達を続けていくといつかはほころびが出るかもしれないし、そうでないかもしれない。主人公にとっていい方にめぐりあえますように。…
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