不思議な体験をしたのですが……
目を覚ますと、見知らぬ場所にいた人魚姫
戸惑いを隠せません
クスクス
クスクス
どこからか笑い声が聞こえる。
ゆっくりと目を開く。
(ここは……どこ?)
辺り一面暗闇で、さっきいたところではない。
「おはよう!」
パッ
どこからか声が聞こえたと思ったら辺りが明るくなった。
「……」
急に明るくなった眩しさで目が眩む。
「やっぱり、不思議だなー」
声の方に顔を向けると、そこには白い髪を地面まで伸ばした見た目は6歳くらいのこどもに見える人物がいた。
「それにしても、無謀なことをしましたねー。まぁ、一目見たときから何か引かれるものがありましたけど♪」
人魚姫の髪を子どもが撫でる。
人魚姫と顔が近くなる。
「……あなたは、誰?」
「クスクス、あなたにドレスをプレゼントしたものだよ。でも、この姿ならわからないかもねー、話し方も、前は変装するために誤魔化してたしー」
「……?どういうこと?」
「見ててね♪」
こどもの姿があっという間に白いストレートヘアを首もとで束ね中性的な顔立ちをした成人女性に成長した。
「これでわかるかな?ちなみに、ここは、生死の狭間みたいなところでもあるし、夢の世界のような……うーん、説明できないな、まあ、そんな感じのところってこと」
周りを見渡すが、確かに、辺りは真っ白で私と彼女以外は見当たらず、さっきまでいた場所とは違うような気がした。
「ようするに、あなたは、今生死をさ迷ってるってところかな、まあ、普通は即死ぐらいの状態だろうけど、私がプレゼントしたドレスがうまく機能してくれてるみたいね」
女性は、人魚姫の頬を指でつついた。
人魚姫の表情は曇っている。
「あなたは、一体……」
「私?そういえば、正式な自己紹介はしてないか。あなたたちにとってはピクシー(妖精)と呼ばれる存在かなー、でも、ただのピクシー(妖精)ではないよー」
人魚姫の髪を指ですく。
「光のピクシー(妖精)の中で一番強いのがこの私、普通は、生き物にあんまり干渉はしないんだけど、あなたは、“特別“だから」
「……」
女性の口元が人魚姫の耳元に近づく。
ビクッ
無意識に身体が身震いする。
「困惑した表情も面白いね、まぁ、あなたに危害を加える気はないよ。魂と肉体の色が違うのが、気になって干渉しちゃたんだけどね、あとは、“運命の歯車“が不思議な動きをしたのも面白かったし♪」
「……よくわかりませんが、……助けてくれてありがとうございます。あと、ドレスについて聞いてもいいですか?」
「あのドレスはね、私の“力“がこめられてる。特別な人へ送るものだったんだよね……今は、もういないんだけど……“一度だけ主を守る“それがあのドレスの効果。その効果のために長い長い時間大変だったんだよー、まあ、今頃力を使い果たしてるはずだけど」
その言葉が終わると同時に人魚姫の身体が光だす。
「そろそろ戻る時間みたいだね、またね」
「ちょっ、まだ聞きたいことがっ、」
「大丈夫、またあえるようなきがするから、あっ!それと、今回は、私たちの“知り合い“が、何か企んでるみたいだから1つプレゼントをあげるね」
人魚姫の心臓を人差し指でツンと軽く突っつく
人差し指からはまばゆい光が流れ心臓に流れ込む。
だんだんと周りが光に包まれると同時に意識がなくなった。
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(;>_<;)
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