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私は、負けません。  作者: ともとも
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閑話 兄弟視点 

誤字、脱字等がありましたら指摘していただきたいです。

僕はアレン·ロート·リンデンベルト。

リンデンベルト侯爵家の嫡男だ。

僕には一人の弟と二人の妹がいる。

一番下の妹アリスは貴族たちの間では我儘放題の令嬢といわれている

香水臭い汚らわしい奴がアリスの悪口を言っている。

あんな令嬢に笑われているのだ。

アリスは馬鹿だと思っていた。

そんなことを考えているところだった。

考え事をしていたからアリスの異変にきずかなかった。

僕がきずいたのはルチアとリヒトが声をあげたときだった。

「アリス!」

「なっ!」

アリスは頭から血を出して倒れていた。

我儘放題のアリスが、

悪口を言われている馬鹿なアリスが、

倒れたのだ血を出して。

最近は、静かでおとなしくしていた。

だが、もっと深刻な病だったのではないか。

僕はアリスとあまり接点がなかったが、もっと兄として接するべきだったのではないかそう思った。

父上からアリスが白色病だと言われたとき後悔した。

これからはアリスと兄として接したいと思った。



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


私は、ルチア·リーナ·リンデンベルト。リンデンベルト侯爵家の長女です。

令嬢たちの間で笑われているアリスが恥ずかしくて恥ずかしくてなりませんでした。

何であんなに馬鹿なのでしょう。そう思っていました。

そんな時です、アリスが倒れたのは。

急に頭が冷えました。

アリスが我儘放題なのは私達の気を引きたかったからだったのではないかとそう思いました。

アリスは寂しかったのではないか、

かっまってほしかったのではないかと思いました。

アリスが白色病だと知ったとき申し訳ない気持ちでいっぱいでした。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


僕はリヒト·ロート·リンデンベルト。リンデンベルト侯爵家の次男だ。

アリスがかっまってほしくて我儘放題なのは知っていた。

そのうちおさまるだろうと思っていた。

父上達が言い合いをしていても気にしてなかった。

でも、アリスが倒れたのは驚いた。

あまり泣かないアリスが、

強いアリスが、

倒れるなんて思ってなかった。

アリスが倒れると両親は喧嘩をやめてアリスを寝室まで運んでいった。

母上がごめんなさいと謝りながら運んでいった。

アリスが目を覚ましたのは、3日後だった。


ありがとうございました!

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