追放された俺を拾ってくれた少女を俺は守り抜く

ep:0 プロローグ

「お前は今日からこのパーティーを抜けろ」

「は？何言ってんだ？」

俺はイザナメ・バーンバッド。たった今、有名勇者パーティーを抜けさせられた。

「だからお前は今日からこのパーティーを抜けろ」

「なんでだよ？」

「うぜーからだよ！お前が」

「嘘だ…この前、一緒に飯も食っただろ？親友って言ってただろ？」

「お世辞って知ってるか？」

「全部…全部演技だったのか？」

「ご名答。意外に頭いいじゃん。俺ほどでは無いけどな！」

「ざけんなよ！」

俺は思わず拳を振り上げる

「お前ごときが俺に勝てるとでも？」

勇者は拳を受け止める

「深淵魔法、九十式の陸。黒炎大打撃(フレアビッグバン)！」

俺の手は黒炎にてやけどさせられた後、体中を爆撃させられた。

「ぐっ…深淵魔法ってことはまさか」

「俺ら勇者パーティーは今日から国では無く魔王と契約することになりました♪」

「そこまで堕ちたか…分かった。だったら抜けてやるよ！」

俺は勇者パーティーから抜けることにした。

そして俺は新たな新天地を探す！