空からイケメン降ってきて
ここは、未来の地球。
太陽が消滅し、光が消え、
人類は、不老不死の超人類以外消え失せた。
そんな生き残りは文明がなくても、生きていける。
無駄に時間を浪費し続ける、そんな日々を続けていた。
ギャハハハハ!
俺様はミカド!今日もペンギンをいじめて遊んでいると、空からイケメンが降ってきたぜ!
「なんじゃこりゃ!」
多分大気圏の外から降ってきたイケメンは、髪が宇宙みたいにキラキラしてたぜ。
そしてしばらく、こいつを踏んづけたりして遊んでたんだけど、最近起きたんだ。
「其方は何者であられるか……ここは一体、何処であるのか……」
「住んでる場所なんか知らねーよ!っていうかなに起きてんだよ!」
「はぁ………」
「?」
「頭が高い!沈黙せよ!王の前だぞ!」
そいつは突然、威厳を発してきやがった!
「……我輩、王なのか……?」
「ガクッ!」
なんなんだよ!
「せっかくなので、自己紹介!俺様ミカド!」
「我輩はグローリアスインフィニタルコスモススペースフリークキング」
「なまえなが!キングでいいか」
「おいキング!お前は俺様の奴隷だ!」
「わかった」
「あっさり了承した!?」
「なんらかの刺激が欲しいからな」
その後、ミカドはキングにたくさんの無理難題を押し付けた。ミカドの飼っているペンギン1000羽のお世話、ミカド城の管理、ミカドの寝かしつけ……それら1万の無理難題を1時間で完了してしまったのだ。この時代にいる人類は皆超人だ。
だが、これほどの超人は流石にいない。
「キング、お前は何者だ?」
「絶対王者だ」




