2-8話 なぜヤンキーになったのか(1)
【読者さまのコメント】
夏休み中、高松と夏村さんは仲良くお勉強!
す、すごい……ずっと勉強なんて、私は無理ぃ……。
進路をどうするかわかったし、模擬試験の予約もできたし、志望大学も決まったし、順調だな!
それなのに……なんという事態に!!!
許せん!!!
◇◇ 八月六日 日曜日 ◇◇
今日は夏期講習、バンド練習もなく、俺は夏村さんの家で一日中勉強会をしていた。
朝から晩まで彼女と勉強会かよ!
イチャつかなかったのかと思春期の多感の方々は思うだろうが、決してそんなことはなかった。
黙々と勉強し、苦しんでいたり、しょげたり、怒ったり、うれしがったりする夏村さんを見ているのが楽しかった。
そして、確実に学力をつけていく夏村さんを進化ぶりを見ているのが楽しかった。
勉強会の後に夕食を夏村さんの家で頂くのは完全に定着していた。
世の中でこんなに彼女の手料理を食べているカップルはたぶん、俺たちだけだろうと勝手に思い、唯々夏村さんに感謝していた。
そのうえ、おいしいのです(全く家では手伝いもせず、無論、料理のできない晏菜に教えてもらいたいくらいだ)!
回数も多いのだが、献立がまだ丸々重なったことがないことに先日気づいた。
俺はそのことを夏村さんに聞いたら、毎回の献立をノートにまとめていると言っていた。
そんなことまできにしてくれているのか…… と思うとさらにやる気が燃え上がるのであった。
夏村さんも順調に夏休みの宿題を終え、以前、一緒に買いに行った問題集に着手していた。
俺が夏期講習で家に来れない五日間に夏村さんが解いた回答を俺がざっと確認し、夏村さんが間違った問題の原因を考え、また説き方が分からなかった箇所を夏村さんが質問し、それらに俺が答えるという流れだ。
これが、いつしか勉強会中に二人の間に流れるリズムのようになっており、それはとても心地よいものになっていた。
不明点についても、一方的に俺が説明するだけではなく、夏村さんから「じゃあ、こんな解き方はどうだ?」とか、「こういう考え方はどうだ?」というアプローチしてくるため、進学塾の解き方に慣れている俺には、発想が自分の意図しているものとは異なり、全てが新鮮であった。
要は夏村さんとの一日、一時間、一分、一秒が俺にとってとても有意義なものに感じたのだ。
夏休み中も夏村さんはヤンキー活動をしていると言うことを聞いていたので、同じクラスの横山やクラスの女ヤンキートップの笹川さんは元気かと尋ねたところ、横山は浦和市内なのでよく会っているが、笹川さんは大宮なので会う機会は少ないが元気であることを確認した。
奴らとは期末試験後の球技大会の打ち上げで会って以降、話はしていなかった。
入学当初はこいつらによく目の敵にされていたが、夏村さんのおかげで球技大会の時には対等に話せるようになっていた。
その時の印象はテレビヤンキーものの番組に出てくるヤンキーとは違って、自分たちの意志に素直な奴らなんだなあという印象であった。
二学期を迎えるにあたり、入学当初と同じ環境であれば、登校は憂鬱なものになっていたであろうが、今は気にしなくてもいい存在になっている。
それだけでも大鳳高校での生活は変わったものになっていると感じていた。
奴らの話はこの辺にしておいて、夏村さんの勉強の話に戻す。
前々から勉強を進めるに当たり、夏村さんの目標をそろそろ設定しておかなくてはいけないと考えていて、この辺で決めておこうと俺は思った。
「夏村さん。勉強を漠然とやっていても面白くないんじゃないかなぁ? この辺で目標を設定してはどうだろうか?」
「目標か…… どの大学行くってやつだな。で、どうしたらいい?」
「まずはどこの大学のどこの学部狙うとかね。夏村さんの希望はある?」
そう言いながらも、俺自身、志望校がまだ決まっていないことを思い出してしまった。
この際だ、一緒に設定してはどうかと思った。
「俺も実のところ、決まっていないから、一緒に決めるってどう?」
「おっ、いいね!」
こんなこともあろうと枕になりそうな厚さの大学一覧という本を自宅から持ってきていた。
「まずは学部選びかな? 何を大学で勉強したいかを考えて学部を選ぼう」
「何学部にするか…… 俺か? 特にない。何学部で何を勉強するかもわからん」
そこから開じめるのか……
「じゃあ、大学で何を勉強したいですか?」
「カッコイイ仕事に着きたいから、医者か弁護士の勉強かな?」
全く正反対の選択である。
かたや理系の最高峰、かたや文系の最高峰である。
以前、最強のヤンキーになると言っていた夏村さんが、さすがに大学に入学してから何を勉強するかなど、今まで考えてはいなかったであろうことは容易に想像が付いた。
しかし、進学校出身なのに将来の進路とか決めていなかったんだろうか。
まあ、こういうことを言っている時点で明確に志望校を決めることなど無理なことなのは分かったので、まず、夏村さんは何になりたいのか聞いてみた。
俺は夏村さんだったら、こういう場合は、多分、例のあの言葉が出ると思い、話をつづけた。
「じゃあ、考え方を変えて、将来何になりたいですか?」
「あ〜ん? かずと結婚して花屋を継ぐ」
意外な言葉が出てきて驚いたのと同時に、例のごとくではあるが、改めて結婚前提であることを聞いて俺は赤面した。
そう、例の言葉は? と思い、夏村さんに尋ねた。
「あの…… こんなこと聞いていいのか分かりませんが、将来は、最強のヤンキーになるんじゃなかったの?」
「いや、あれは短期目標だ。長期目標は結婚だ。それもかずと結婚するのは確定事項だ。破談になるなら、お前の浮気しかないからな!」
『短期目標』『長期目標』という言葉が夏村さんの口から出てくるとは想像しておらず、また既に、長期目標を立てていたことに驚いた。
それとともに、俺との結婚が確定事項という言葉にちょっと戸惑った。
その上、破断は俺が原因であることも確定済みであった。
まあいい、そこから話を広げてみよう。
「嬉しいけど、それだったら店の経営とか、花とか勉強するっていうのはどうだろう?」
「そんなことを勉強できる学部があるのか? じゃあ、そこ、行こう、そこ!」
何とも決断が早い。
続けて夏村さんはこう言った。
「待て待て? 花の勉強だけだと花屋としては浅いなあ。やっぱ、店の経営だな。『女店長』『女性経営者』かぁ…… メチャかっこいいなぁ」
すでに理科系志望の俺は店の経営から外されており、自分が社長になるつもりでいるのはすごい決断力? 判断力? 自己勝手である。
「じゃあ、経済学部とか、経営学部とかいいんじゃないか?」
「よし、そこで決定な」
「さてと、次は学校かな?」
と思い、いざ、志望大学をと考えたとき、夏村さんの学力がどのくらいなのか分かっていなかったことに気づく。
そこで、まずは夏村さんがどのくらいのレベルであるかを把握する必要があると考えた。
何か方法はないかと考えた末、俺の通っている進学塾で共催される八月二十七日にある全国模試が頭に浮かんだ。
「夏村さん、全国模試とか受けてみない? その結果を基に今後の目標を決めるとかね」
「全国模試か?! 中学生のとき、よく受けたなァァァ」
そう、このヤンキー、進学校出身ですので模試経験は豊富にありそうだ。
「よし、受ける。で、申込みはどうすんだ?」
「ウチの塾で、今申込み受付してるよ。もしかすると、同じ部屋で受けられる」
「それはいいなぁ! やろう!」
この一言で夏村さんの全国模試受験が決まってしまった。
今回の全国模試の難易度は高めに設定はしてあると聞いているが、夏村さんが今着手している問題集で十分カバーできるだろうと俺は思っていた。
なにぶん、今回は有名進学塾共催の全国模試であるため、どのくらいの難易度かは伺い知れない。
もし、その試験を受けてみて、夏村さんにとってこの試験の難易度が今の勉強と大きなかい離があるのであれば勉強方針を変更すれば良いだけのことである。
なにせ初回の模擬試験である。
そこから得られる情報は多いだろう。
まずは夏村さんには今の勉強を継続してもらうことが重要だと思った。
「ところで、かずは何になるんだ? 花屋か? 家の継ぐならお前は配達係な」
やはり、そういう考えだったのですね。
「今のところ、それは無しかな? もう少し安定して収入を得られる職業がいいなぁと思っているんだ」
「じゃあ、かずは理系だから医者か?」
この人、職業は医者か弁護士しか知らないのか?
「いや、医者は花屋じゃ無理だよ。学費諸々出すのがそもそも無理」
「じゃあ、うちで出してやるよ」
「はぁ?」
「だから、うちで出すって」
「どういう意味?」
「だって、俺たち将来、結婚するんだろ? だったら、うちが立て替えてやるよ。医者の嫁で花屋経営か? 俺最強。お前、うちの婿養子に入ってもいいぞ」(婿養子=ここでは結婚して夏村家に俺が入るということ。要は夏村和也になるってことを意味する)
「ちょちょ、ちょっと!」
「だからそれ、俺の前では止めろって言ってるだろう! 大丈夫、御両親から、かずやを宜しくと言われている」
多分、うちの両親はそういう意味で言ったのではないだろうが、もし、そうであれば、簡単に俺のいない間に夏村さんと俺の将来の話を進めるのは勘弁してほしい。
「まぁ、俺、小倉さんほど頭良くないから無理だけどね」
『小倉さん』という言葉が出たと同時に夏村さんの表情が曇った。
曇った表情のまま、夏村さんは俺にこう尋ねた。
「ところで、夏期講習始まったけど、小倉さん、お前の家に行ったか?」
「いや、何回か来ていたらしいけど、全部晏菜が断ったみたい。最後には俺ん家に来るなまで言ったみたいよ。晏菜には、おにぃは夏村さんのこと、もっと考えろってすごく叱られた」
「そうか、晏菜ちゃんが……」
そう言い、夏村さんは窓の外を眺めた。
庭の木々は誰かにちゃんと手入れがされているらしく、きれいに整えられていた。その木々に夏の日差しが容赦なく降り注ぎ、その葉はキラキラと輝いて見えた。
よく考えてみると夏村さんの考え方もあながち間違いではない。
一緒にこれからの人生を歩んでいくと考えた場合、俺ばかりではなく夏村さんの意見も聞いておかなければいけないと思ったからだ。
俺も付き合い始めて数か月であるにも関わらず、夏村さんの罠にかかったかのごとく、夏村さんと一緒になる前提で考えるようになっていると感じたが、最近はそれでもいいかと納得してしまう。
世の中にこれだけ綺麗で、かっこよくて、頭がよくて、度胸のある嫁さんにはなかなかお目にかかれないと思うからだ。
ということで今回は何もわからない状況でもあるので、夏村さんには自分の好きな大学を全国模試では志望校として書かせることにした。
「まずは、慶応は決まりだな」決まりなのか?
「次は、浦和から近いところで経済学部あるところってどこだ?」
「お茶の水駅にある明治大学とかかな?」
「じゃあ、明治大学か、何学部があるんだ? 政治経済学部ってあるぞ、これでいこう」これも決まりか?
「次に近いところだと?」
「飯田橋の法政大学とか?」
「よし、法政大学な」
こんな感じで初回はいいのかなと思った。
合格確率が低すぎて、もっとがんばらなくてはと思ってくれると嬉しいかなとも思った。
夏村さんは第一志望慶応義塾大学商学部、第二志望明治大学政治経済学部、第三志望法政大学経済学部……
夏村さんに俺の父が法政大学の経済学部出身だと言うと、もう後輩気取りでいた。
まあ、俺の父が大学受験の時は戦後まもなくで比較的容易に、今では難関となった大学に入学できたらしい。
なにしろ父は浦和商業高校卒で法政大学経済学部に入学している。
今では考えられないことである。
俺は第一志望慶応義塾大学理工学部、第二志望東京理科大学先進工学部、第三志望東海大学医学部…… としてみた。
ぶっちゃけ、第一志望は夏村さんがどうせ行くなら同じ大学にと言われ強引に押し切られた。
第二志望は先進工学部という名称が気に入ったからだ。
第三志望は夏村さんが医学部を書けというので偏差値的に医学部では当時中間的な位置にある大学を選んだ。
しかし、俺もかなり挑戦的な設定をしたなあと思った。
夏村さんは俺の志望校(仮)の第三志望を見て、婿養子に来る気持ちが固まったかと喜んでいたが、実際、俺の学力が医学部志望で通用するかというところには興味があった。
この模試では志望校別の志望者数に対する自分の順位も出るからだ。
志望校(仮)が決まったことで全国模試へのやる気が出てきたらしく、夏村さんは進学塾に申込みに行こうと急かしてきた。
日曜日ではあるがこの時間であれば、進学塾の受付は開いていることから二人で自転車で申込みに行った。
夏村さんの家から進学塾までは自転車で十分程度で着くことができる。
俺自身、模擬試験の申込みをし忘れていたため、夏村さんと同時に申込みをしたところ、受験番号は並びで取ることができた。
俺が夏村さんに受験日には一緒に会場に行こうと言ったところ、夏村さんはお前は勉強仲間と一緒に行かなくていいのかと少し躊躇はしたのだが、最終的には嬉しそうだった。
そして、受付を終わらせた後、いつも勉強仲間と立ち寄るバーガークィーンで、ソフトクリームを舐めながら、今後の作戦を練ったのであった。
◇◇ 八月十三日 盆の入り ◇◇
その後、夏休みも順調に経過し、八月も中旬となり、お盆を迎えた。
進学塾はお盆休みということで昨日の十二日から十五日までは休講であった。
俺の家は高松家の本家ということもあり、親戚の人たちが来ては仏壇に線香をあげていく。
さすがにその場に夏村さんが俺と同席するといろいろ説明が面倒なので十三日から十五日までは夏村さんに丁重に来訪をお断りしていた。
夏村さんは寂しそうな表情をして、『なぜ親戚関係に紹介できない? もう二年後、嫁内定なのだから、紹介しろ!』と言ったが、俺はやはり夏村さんの両親にご挨拶するまでは快諾はできないと思っていた。
ある親戚のおじさんが御焼香を終わり帰って間もなくの話だ。
外を走るパトカーのサイレンの音が店の中を通過し、リビングダイニングにまで強烈な音を残して響いていく。
それも数台のパトカーのサイレンであった。
俺の家は浦和駅の繁華街にあり、サイレンが聞こえるのはよくある話ではあったが、今回は台数が多かったため、何か事故や事件でもあったのかと思っていた。
現場は近所かと思ったのか、父は店から外に出て、サイレンが聞こえた方向を眺め、ここでは何も分からないと思ったのか、店の外に出ていった。
父には、出かけるときは一言、家にいる人に声を掛けていけとは言っているのだが…… 何も言わず出かけるのは、毎度の話である。
しかし、さっきからサイレンが鳴りやまないのは何故だ?
事故であれば、現場についてサイレンを早めに止めるのだが、事件の場合は停車しても直ぐにはサイレンを止めず、周辺をけん制することを経験則として知っていた。
俺も店の外に出て、サイレンのする方向を眺めた。
近所の人々が外に出ていて、何事かと俺と同様にサイレンの方向を眺めていた。
「あ~、かずちゃん」
と隣の山田さんのだんなさんが声をかけてきた。
「山田さん! こんにちは」
「パトカー、近くに止まっているみたいだな。お盆休みに物騒だね」
「はい、あの方向だと、さくら草通りか県庁通りでなんかあったんですかね?」
なぜかこういう場面、男という生物は腕組みをする。
それに漏れず俺も山田さんも腕組みをして、サイレンの方向を眺めていた。
そのほかにも数人の男性は腕組みをして眺めていた。
そのとき、サイレンのする方向から走ってきた人がいた。
長いスカートを両手でまくり上げ、すごい形相で走ってきた。
山田さんはビビッてその場から去っていったが、俺にはそれが誰かはすぐに分かった。
それはヤンキー姿の夏村さんだった。
かなり急いできたらしく、肩で息をしている。
スカートの一部には赤い液体が付いたような着色が点々とついていた。
ヤンキーは夏でも紺色の長い制服を着ているので着色は目立たなかったが、俺はその着色が血液であることを理解していた。
俺も中学時代、ある一件で制服に血が付いた経験があり、その記憶がフィードバックされたからだ。
「どうしたの? 夏村さん。何かあった?」
俺が声をかけると、夏村さんは俺に向かってこう言った。
「こ、幸太郎が刺された……」
幸太郎…… いまいちピンとこなかったがとなりのクラスのヤンキー共のメンバー、小森幸太郎のことだった。
球技大会の打ち上げにもいたので名前と顔が一致するのに時間はかかったが思い出すことができた。
「えっ! 刺されたって、どこで?」
「さくら草通りの郵便局の前付近で、俺たち五人が歩いていたら、幸太郎が後ろから来たやつに刺されたんだ」
「分かった。警察は?」
「もう、連絡済み。今、いっぱい来てる」
「みんなは?」
「刺したやつをたけしが追ったんだけど、CORSOの中で見失った」
俺は周りを見回しているとちょうど父が帰ってきたので、
「おやじ、夏村さんの仲間がさくら草通りで刺されたらしんだ。俺、これから夏村さんと一緒に現場行ってくる」と言った。
すると父は、こう返した。
「分かった! ただし、軽率なことはするな! 中学の時の反省を生かせ! それと助けが必要なときはいつでも言え!」
俺と夏村さんは父に会釈をし、いつも駅まで向かう道を走り、途中からさくら草通りの方向に向かった。
「ありがとう」
と俺は夏村さんに言った。
夏村さんは俺の声に気づかなかったのか無心で走り続けていた。
多分聞こえてはいないであろうが夏村さんが俺を頼ってくれたことに感謝した。
「俺に真っ先に連絡してくれて……」
さくら草通りの郵便局の前には既に人だかりができており、幸太郎が刺された付近にはテープで非常線が張られていた。
ヤジウマの中を通り抜け、『立入禁止』と印刷された非常線のテープの前に着く。
するとテープの張られた内側のけやきの木のそばから、俺たちの姿を見つけた横山たちが走ってきた。
「かず、ごめん、迷惑かけた。幸太郎が刺されたんだ」
「やつの状態は?」
「腰を刺されたんだけど、出血が酷くて、今、救急で運ばれた」
刺された現場には出血跡が点々としており、横山たちはその場からすぐに退去させられ、けやきの木のそばにいたそうだ。
現場保持ってやつだなと俺は思った。
「犯人は逃げたらしいな」
「ああ、でも顔はしっかり覚えてる。忘れたくても忘れられねぇ!」
とたけしは握りこぶしを作り、反対の手の平をなぐった。
当作品をここまで読んで頂き、ありがとうございます。
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編集記録
2021/10/09 校正・誤記修正
2022/07/16 改稿
2022/09/04 校正・一部改稿 後半を2-9話とし、2-9話を2-10話に変更




