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家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています~って懐かしい

家に帰るとガタイのいい男とババアが両手両足縛られ

口をガムテープでふさがれ床に転がっていた。


…家間違えたかな、

一度玄関に出てみる。

佐多田と表札があった。

家は間違っていないようだ。

もう一度家に入ると、先ほどの男とババアのほかに

目出し帽をかぶった男が増えていた…

あ、目が合った…

「サタンサマァァァァ

 ご無事でしたかぁぁ

 ベリアルうれしゅうございます!!」

目出し帽の男が泣き出した。

ベリアルってどっかで聞いたことあるな…

「お前もしかして一番隊のベリアルか?」

「はい!一番隊隊長堕天使ベリアルでございますぅぅぅ。」

真男の家の不審者は俺の部下だったようだ。

「ベリアル…

 ちょっと話し合おうか…」













ベリアルも俺が転移したときに俺を追って転移したらしく、

この世界についたのも9か月前だそうだ、

この世界に来る時期が違うのは何か意味があるのだろうか。

「それで俺の気配を感じたからここに来たと…」

「そうでございます!」

「何でおれの場所が分かったんだ?」

「そりゃ魔法使って…」

「何でお前魔法が使えるんだ」

俺やアイは力を完全に失ったていうのにこいつだけ使えるって

「それは私が堕天使だからかと

堕天使の力は勇者や魔力とは少しちがいますからね。」

そういえば、勇者や魔族は周囲のマナという空気中に含まれる力をつかい、

堕天使や天使は自身の中のマナを使うと聞いたな。

「つまり、この世界には全くマナがないということだな」

「それと、気になるのだがその目出し帽は何だ?」

この会話の間ずっと目出し帽をかぶっていたベリアル。

「あ、それは…」

ベリアルが何かを言おうとしたとき

テレビというものから音楽が流れ始めた。

「まかい~、だてんし~、サタンさま~」

「この歌平和な雰囲気に似合わないヤバい歌詞だな」

魔界にも歌はあったがここまでひどいのは聞いたことない。

「ベリ・アルのファーストシングル

 まかいにおちたてんし 好評発売中!!」

部屋に沈黙が流れた。

「も、もしかしてアイドルやってるのか?」

「はい、、一応」

目出し帽をとると確かにイケメンがそこにはいた…









部下は魔法使えてイケメンアイドル

俺は無力のただの小学生…

この格差っていいんかね…

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