ここが今日から俺の城です
「こ、ここは天国なのか…」
俺は目を覚ますと天国にいた。
見渡す限り少女!子供!女子!
ここは俺だけの楽園だ!!
周りをよく見渡すと、約30名ほどの幼子が
一定間隔で椅子に座り机に向かっている。
きっとここは収容所か、孤児院なのだろうか。
なぜ私がこんなところに…
俺は、魔王サタン。
子供のころに見た、花の似合う少女を見てから
少女以外に興味を示せなくなってしまった。
いわゆるロリコンというやつだ。
俺は世界中の少女を我が屋敷に招き
俺だけの最高の空間を作ること目的に世界に戦いを挑んだ。
少しずつ少女を招待している中、反発してくる勢力が出てきた。
自分の妹を盗まれたと言う自称勇者の女だった。
その女確かに顔は整っていたのだが、女というものは12歳を超えると
存在価値がなくなる。あの女はどう見ても16歳は超えていた…
そんなババアに俺の同志たちは次々と倒されていった。
追い詰められた俺は転移魔法を使い、一度体制を整えることにした。
そして、目を覚ますと俺は楽園にいた。
「よし!俺はここに住もう」
「何言ってんだ真男?
ついにお前も頭いかれたか?
小学校に住むとかさすがにヤバいぞ?」
「ショーガッコウ?」
ショーガッコウとは確か人間の村にあるという
少女や男子が集められて教育を施すところだったはずだ。
なぜ俺がそんなところに?
転移魔法でどこかの人間の村に飛ばされたのか?
その前にこいつは誰だ?
男のようだがいきなりなれなれしい。
俺のことを知っているようだが危険なにおいがする消しておくか。
「はーい、そこうるさいですよ~。」
「ごめんなさいーい。なんか真男がおかしいんですよー。」
「え~、そしたら亮君が保健室に連れてってあげてー。」
「了解です!ほら、行くぞ真男。」
俺の腕を引っ張って亮と呼ばれる男が俺を部屋から連れ出していく。
あの前にいるババアは何なんだ。最低でも25歳はいってるぞ…
こうしてよくわからないまま、俺のショーガッコウという名の楽園での生活が始まった