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君に想いを届けたい  作者: sakiko
13/30

⑬前日

「明日は、連合陸上競技大会が行われます」


学年集会。

フリールームに集まった100人弱の1年生の前に立ち、話している。

わたしはみんなの前だからと言って、声が小さくなるとかそういうことは全くない。

みんなに向かって話すことは慣れている。

それに、これで緊張してたら学級委員なんてやっていられないよね。


「今日は、その選手紹介をしたいと思います。では、竹中先生、お願いします」


ここで竹中先生にバトンタッチ。

どちらにしろすぐに名前を呼ばれるので、自分の列には戻らずにそのまま前にいる。


「1年女子100メートル、C組の結城梨奈さん」

「はい」

「1年女子100メートルハードル、A組の姫里明日奈さん」

「はい」


一歩前に出て会釈した。みんなが拍手してくれる。

ふっと陵河を見ると、陵河も真面目な顔をして拍手していた。


「1年男子100メートル、B組の川中光輝くん」


川中さんがB組の列から出て来る。


「1年男子100メートルハードル、B組の桧野陵河くん」


陵河も列から出て来る。

そして、わたしと目が合うと、ふっと笑った。

え、ちょっと待って、今のは反則じゃないですか……?

今の不意打ち笑顔、なんなんですか……!?


「1年男子1500メートル、C組の高守祐也くん」


すっと目線を下げてしまう。

わたしと高守は、部活の時も、いつも言葉を交わしていない。


「次に4×100メートルリレーの紹介をします。女子は、第1走三浦さん、第2走姫里さん、第3走横野さん、第4走結城さんです」


4人で横に1列に並ぶ。

リレーは、先生が最も期待している種目。そのエース区間を任されたわたしは、とても責任重大だし、すっごく緊張している。


「男子は、第1走宮田くん、第2走桧野くん、第3走高守くん、第4走川中くんです」


おお、やっぱりこの4人は最強メンバーだな〜。

最高にかっこいい4人。いろいろな意味で最強すぎる〜。


「では、ここに立っている8人に、頑張れの気持ちを込めて拍手〜!」


全力で拍手してくれるみんな。

ありがとう、みんな! 連陸、頑張ってくるね!

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