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安直短編集

子供な大人な子供な……

掲載日:2016/06/19

 ……大人と子供違い?


 ……なんだろう?


「我儘を言わなくなるとか?」

「我慢できると大人」

「泣かなくなったらっていうのは?」

「人に優しくできるようになったら大人だよ」

「仕事ができれば立派な大人」

「成人したらみんな大人じゃない?」

「家庭を持ったら自然と大人になるよ」

「嘘を吐かなくなったら」

「嘘がうまくなったら」


 ……そうなの?


 ならこんな大人っていない?


『戦隊もののおもちゃを買ってくる大人』

『お金がないのになんでも買ってしまう大人』

『仕事ができない大人』

『人に冷たく当たる大人』

『家庭を持たない大人』

『辛くて泣いている大人』

『良くも悪くも嘘を言う大人』

『良くも悪くも嘘がうまくない大人』



 なら、子供って何?


 そう訊くと決まって『大人』は


「子供は子供だよ」

「なんだと言われてもねえ」

「そう訊いてる時点でお前はガキ」



 なんて、困った末に笑って誤魔化すか、怒るか、皮肉を言って去っていくのだ。

 

 

 なら逆に大人ってなんだろうか



 大人とは称号だろうか?



 称号とは他人から与えられるものだ。

 

 

 だから子供でも「大人だね」と言われる。

 


 そうなると子供もまた称号になってしまうのだろうか?



 だから駄々をこねる大人は「子供」と言われる。



 だから、大人と子供の境目というのは他人が決めること。



 私はまだ結婚していないが、ある話を聞いたことがある。



 その人は家庭を持っていて、ゲームが大好き。

 

 

 給料日に楽しみに予約していたゲームを買って家に帰ると娘と玄関で出くわし、そのゲームのことを夢中で、半場一方的に喋ったそうだ。

 


 そして話が終わり、娘はため息を吐き、



「子供」



 そう冷ややかに言って友達のところに遊びに行ってしまったという。



 その時初めて、その人は自分が『もう大人なのだ』という事実を突きつけられ、ショックで楽しみにしていたはずのゲームをすぐに手放してしまったそうだ。



 

 私は自分が『子供らしい』と思っている。

 そしてこれからも『子供らしさ』を大切にしていこうと考えている。

 もちろん、口では『大人だからね』なんて軽くいうこともあるが、私の核にある幼いものは常に揺るがない。

 だから私は「子供だね」と言われると皮肉でもなんでもなく「ありがとう」と素直にお礼を返すのだ。(もっとも、嫌味たらしく言われたら嫌味たらしく返すのだが。)

 


 しかし私は『大人』が嫌いなわけでもない。

 


 それは自分が人として『一人前』と認められた証拠でもあるのだから。

 

 

 そして「大人なのに」と言われるのは私がその人にとって『大人の理想像』だからだ。

 

 

 その時に返す言葉を、私は持ち合わせていない。



 それを言えるほど長く生きている訳でもないし、何かを学んできたわけでもない。



 また勝手に「大人扱いしないで欲しい」と思いつつ「大人として見てくれていたこと」に嬉しさを感じているのだから本当に救えない。

 



 

 かなり話がずれてしまったが、

 つまり私がしたかったことはただの『愚痴』だ。

 


 オチも何もない。

 


 ただの粋がった若者が適当にお昼時に思ったことをぽつりと零しただけ。

 そう軽く流してくれるとありがたい。



 最後までお読み頂き、ありがとうございます。

 お粗末様でした。

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