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S級デビュー編 1
競輪会に新たなスターが誕生した。
競輪学校110期生 在校1位で卒業。
プロデビュー以降 負けなし、18連勝でS級に特進した男。
彼の名は、、
間 輪太朗 (はざま りんたろう)
(競輪のS級とはプロ野球の一軍、アニメ ワンピースで例えればグランドラインに入ったみたいなもの)
デビューしたての若い選手は先行するレースが多いなか、輪太朗はそのすべてのレース
捲りで勝ってきた。
筋金入りの捲り屋なのだ。
そんな輪太朗のS級初出走の日がやってきた
すっかり有名人になった輪太朗の周りには取材人がどっさり。
『S級では先行するんですか？』
『19勝目、自信は？』 『調子はどう？』
