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踏み出す、一歩 【200文字】

 一ヵ月半ぶりの制服は、どことなく窮屈だ。蝶々結びが決まらなくて何度もやり直す。

 斜め上を向いたリボンの彼女が、憂鬱な面持ちでこちらを見ていた。何か悪いことが起こるわけでもないのに、この日はいつもこんな顔をしている。



 時計に急かされながら、玄関の扉を開けた。外は相変わらず眩しい。

 不意に、風が吹いた。

 頬を撫でる空気の色が変わっていた。

 少しだけ上を見た。青く透明な空が広がっている。


「よし、頑張らなきゃね!」


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― 新着の感想 ―
[一言] 拝読させていただきました。 読解力のない私は、いつも病弱で入院している少女が一か月ぶりに退院したという話なのかなと捉えてしまいました。 けれど、それだと制服は窮屈ではないんですよね。 二百…
2011/08/31 21:16 退会済み
管理
[一言]  拝読しました。爽やかで頑張ろうという気持ちになれる作品ですね。一ヶ月半ぶりの制服ということは夏休みか何かが終わったということでしょうか。楽しめました。  これからも執筆活動頑張ってくださ…
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