31話
知らない天井だ…
目が覚めた俺は白い天井とベットがある部屋で寝かされていた。
…顎に凄い違和感がある…噛み合わせが合わないって言うか…チカラが入らないって言うか。とりあえずヒール打っとくか…
よし、これで違和感が無くなった。
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名前:ルイ
種族:イッヌ
レベル:16
HP:40/40
MP:47/50
筋力:40
俊敏:38
耐久:33
器用:33
魔力:250
<スキル>
鑑定:2 魔力操作:3 身体強化魔法:3
治癒魔法:3
善行ポイント4900
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大分強くなったな。レベルも一足飛びに10を超えて16にもなった。
善行ポイントもようやく約5000か…これで目標まであと99万5千か…遠いなぁ……
そうだ!セリアは?
辺りを見渡してみると隣のベットにセリアが目を閉じて眠っているのが見えた。
胸を上下して動いているから生きていることは確認している。
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名前:セリア・オズ・マリベット
種族:エルフ
レベル:13
HP:28/28
MP:36/36
筋力:21
俊敏:23
耐久:14
器用:15
魔力:40
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あまり生命に別状はないようだ。
だけど…ゴブリンジェネラルの時に見えた風霊化ってのは何だったんだ?
あれによって魔力の値が2倍にまで上がり、ゴブリンジェネラルの頑丈な肌を貫きふくらはぎに穴を開けていた。
もしノーリスクで使えたら強力な手札になる筈だ。
そんなことを考えていると、病室のドアが開く。
「おっ!ルイくん起きたのか!」
どうやら見舞いに来たのは少年の様な姿のジルクだった。
「もう3日も起きなかったから死んじゃったのかと思ったじゃないか!」
…3日!?そんなに寝てたのか、ってことはセリアも?
「セリアちゃんは1日前に起きて、今はルイくんの看病に疲れて寝ているだけだよ。」
俺がセリアをジッと見ているのに気付いたのか、情報を補足してくれる。
なんだ良かった…
「ん…ん?あ、ルイ!…生きてた!良かったぁ…」
俺達の話し声で起きたのか、ベットから起き上がり俺を抱えてくれる。
そんなに死んでるって思われる程酷かったのか?俺。
MP切れで3日寝ているだけじゃないのか…?
「ルイくん運ばれてきた時ボロ雑巾みたいに傷だらけで顎なんか特に酷かったよ。正直生きているのが奇跡、みたいなものだね。」
ジルクはその時の情景を思い出すかのように語る。
確かに…ゴブリンジェネラルの喉笛を噛み砕こうとしていた時は顎の感覚がなかったし、骨が折れる音がボキボキと鳴っていた。
そう考えると俺、結構九死に一生だったのかもな。
「さて、じゃあルイくんも起きたことだし、そろそろギルドに向かおうか。」
少しニヤニヤしながら言うジルク
「え?なんでギルドなんですか?」
それを聞いたジルクはニヤニヤとした顔をこちらに向けて手でお金のジェスチャーをする
「もちろん、これを取りに行かないと。」
そう言ってお金を表している手を上下に移動させてアピールする。




