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全ての命は愛に燃える

 数ヶ月前から、3階建ての大きなお屋敷で家族3人で暮らしている。

 アルタイル王国の捕虜になると言われた時は不安しかなかったけれど、親切にしてもらっている。

 父の遺品や遺骨を持ってくることを許され、荷物の殆ども運んで貰えた。だから家族4人とも言える。

 アストライア街に住むように言われ、まだまだ慣れない生活だけど、家族3人で穏やかに暮らせているし、衣食住には全く困っていない。むしろ贅沢な暮らしになって困惑している。

 そしてついに私はエクイテス、アルベルティーナはオルトと結婚出来そう。

 先に領主に結婚の許可を得られたのはオルトとアルベルティーナだ。2人は3ヶ月後に結婚式を挙げる。私達はその数ヶ月後。正確な時期はまだ未定。

 鬼副隊長ことオルトは伯爵騎士の再来だ! と街中の人気を集めているらしい。

 不服だ。とても不服。私のエクイテスだって素晴らしい人なのに!

 エクイテスの評判が悪い訳ではない。むしろ良い。

 しかしオルトが自由で派手で過激で目立つのだ。ゴルダガ王都の市内警備騎士隊の時もそういう傾向があった。

 

「お母さん、変じゃない?」

「いいや、アルベルティーナ。良く似合っているよ」


 アルベルティーナが真新しいドレスを着て、母の前でくるりと回る。純白の結婚式用のドレス。領主夫人からの贈り物。

 デザインは領主夫人とアルベルティーナで相談したらしい。私の時も用意してくれると言われて鼻が高い。

 田舎村の娘から酒場娘、そこから一足飛びに領主夫人の侍女。私とクリスティーナは領主夫人が行う慈善事業の手伝いをさせられている。

 孤児院の子どもと遊んだり、聖書や絵本を読んだり、読み書きなどを教えたり、お菓子を作って差し入れしたり。アストライア街には孤児院が沢山ある。


「ねえお母さん。本当に許してくれる? 嫌じゃない?」

「さあ? 謝れません。悪いと思っていないし、覚えていませんだからねえ」


 ドレスを着たアルベルティーナが椅子に座る母の前にしゃがみ、母の両手を握りしめた。


「オルトさん、まだそんな事を言っているのね」

「毎朝お父さんのお墓の前で長々と手を合わせてくれているのにねえ。アルベルティーナ、誰かを憎むって疲れるわ。それなのに憎まれ口を叩いて、私に憎ませ続けようなんて、彼は嫌な男だよ」

「お母さん……」

「彼自身が自分を許せないのね。仕方ないので憎んでいる振りをしますよ。クリスティーナのように」

「私? 私は単にオルトさんが嫌いなだけよ。気が合わないの。彼と結婚するなんて、姉さんの目は腐っているわ」


 ギロリ、とアルベルティーナに睨まれた。


「オルトさんの良いところが分からないなんて、クリスティーナの目の方が腐っているわよ!」

「オルトさんと並べてエクイテスさんに惚れない姉さんが狂ってるわよ!」

「狂ってるわよ! ボーガンで撃って殺そうと思った人と結婚なんで狂っているわ。オルトさんは平気でその話をするのよ。2人の出会いは? ボーガンで殺されそうになりましたですって。意中の男に気に入られるために、看病をするために、わざと怪我をさせた悪女なんて噂になっているのよ」


 その噂は聞いた。アルベルティーナは見た目に反して過激。そう噂されている。

 オルトに近寄る女性はボーガンで撃たれるかもしれない。そう恐れられているらしい。あと単純に妬まれて悪口を言いふらされている。

 オルトの人気はとにかく凄まじい。隊長よりも副隊長、それもオルトとエクイテスの特別顧問副隊長の立場に人気があるらしい。

 前任者の人気と期待を引き継いでいるようだ、とはエクイテス談。あと愛想って大事。

 アルベルティーナは「中々友達が出来ない」と凹んでいる。

 とりあえず領主夫人と彼女の侍女、あとこのお屋敷を共に管理する侍女とは親しいようでホッとしている。


「ほらほら立ちなさい。せっかくのドレスが式の前に汚れてしまうわ。綺麗よ、アルベルティーナ。あんなに小さかったのに……お父さんにも見せたかったわ……」


 立ちなさいと言ったのに、母はそのままアルベルティーナを抱きしめた。


「オルトさんのせいでなければ戦争のせい。アルタイルがかつて侵略してきたせい。アルタイルのせいだと思おうとしたけれど、ここに来て見て感じたの。街も人もゴルダガと変わらない……。皆、必死に生きている……」

「お母さん……」


 アルベルティーナが母の背中に手を回して撫でる。私も2人に近寄り、母の肩に手を添えた。


「私だけね。ずっとオルトさんのせいって思っているのは。困ったわ。エクイテスさんを嫌いになったらオルトさんに復讐してやるって思っていたのに、姉さんはオルトさんのお嫁さんになるし、お母さんまで味方するなんて」

「クリスティーナ?」

「あーあ。困った困った。とりあえずオルトさんにまたクッキーを焼かないと。ほらほら立って姉さん。汚れるし、皺になるわ」

「あのクッキー、ほとんど部下の人達が食べているわよ。オルトさん、1枚しか食べないの」

「1枚だけは律儀に食べるのよね。数少ない好きなところだわ」

「好き? クリスティーナはオルトさんに惚れてしまったの⁈ 渡さないからね!」


 立ち上がったアルベルティーナにドレスの襟元を掴まれた。前後に揺らされる。昔は力が弱かったのに、日々鍛錬なんてしているから結構勢いが強い。


「あんな男、いらないわよ!」

「なら好きなんて言わないで! 言っていいのは私だけよ!」

「会話の流れで分かるでしょう! 長々と、好意的にみれるところって言えば良かったわけ?」

「そうよ!」

「姉さん、最近面倒臭いわよ!」

「ほらほら、姉妹喧嘩はやめなさい。似たような、リスみたいな顔をして」


 指摘されて、アルベルティーナと顔を見合わせる。赤い顔で膨れっ面で、唇を尖らせている。

 そういえばオルトに「可愛いのにブス」と言われた事を思い出し、イラってした。

 今日焼くクッキーにはオルトの嫌いなホワイトチョコレートを入れてやろう。


 ☆☆★★


 その日の夜、夕食の時間に間に合うようにエクイテスが来訪。少し遅れてオルトがやってきて、家族全員で食事。

 エクイテスとオルトが副隊長に着任した翌日から、ほぼ毎日そうしている。家族が欠けるのはエクイテスやオルトが夜勤で不在の日だけ。

 夕食後、私はエクイテスと部屋で過ごす。

 アルベルティーナもそうしたいらしいが、オルトは断固拒否して談話室に居座っている。主に母と一緒にチェスをしている。

 領主関係者とチェスを指す必要があるらしくて、本を読みながら母を巻き込んで格闘している。

 田舎村の農民の嫁で読み書きすら出来なかったのに、未だに簡単な読み書きしか出来ないのに、なぜか母はチェスの飲み込みは早くて強い。


「それで、エクイテスさん。あのね」

「なあクリスティーナ。クリスティーナはいつになったらエクイテスと呼んでくれるんだ?」


 自室のソファで談笑していた。少し離れて座っていたのに、いつの間にか距離はゼロ。

 エクイテスは私の背中を撫でたり、髪を弄ったり、楽しそう。ほんわかした笑顔。出会ってからかなり経って、随分表情が柔らかくなったと思う。

 部下には「鉄仮面」と陰口を叩かれることもあるらしいけど。

 

「エクイテス……」

「うん」

「さん……」


 恥ずかしくて俯く。どれだけ一緒に過ごしても、触れ合っても、ちっとも慣れない。

 ソファに押し倒されて、キスをされる。1回、2回、3回と数を重ねるたびに熱量は増す。


「クリス、好きだ。早く結婚したい……」

「私も……」


 こういう時になると、クリスと呼ばれるようになった。父しか呼ばなかった私の愛称。だから、エクイテスにそう呼んで欲しかった。


「でもエクイテスさん、結婚したら何が変わるのかしら?」

「ん?」

「一緒に眠ろうにも、エクイテスさんは人がいると眠れないんですよね?」


 既に朝食も夕食も一緒。朝起きたらエクイテスが屋敷にいて、朝食を共にしてお見送り。それで、エクイテスは仕事が終わるとこの屋敷に帰ってくる。

 お別れした後はお互い別々の場所で寝るだけ。エクイテスは人や物の気配がすると飛び起きてしまう。戦場の野営での緊張感を体や頭が忘れられないらしい。だから結婚しても寝室は別々だ。

 つまり、結婚生活と今の生活の違いは曖昧。特に変化なさそう。


「うん。なあ、クリス。エクイテスだ。言えるな?」


 すっかり熱っぽいエクイテスの視線が私を射抜く。彼の手が私のドレスの襟元のボタンに手を掛けた。


「エクイテス……さん」

「クリス、可愛い。でもほら、言ってみろ」


 耳元で囁かれて、耳を舐められた。照れている間にドレスのリボンがほどかれる。エクイテスは日増しに意地悪になっている。


「エクイテスさん。ありました。結婚したら変わること。結婚したら呼びます」


 エクイテスは不満らしく、練習と言って呼び捨てを要求し、エクイテスさんと呼んでしまうたびにキスをして、服を脱がし、触った。やりたい放題だ。

 最近いつもこんな感じ。昨日はオルトと飲んで酔ったのか「可愛い」と「好きだ」を言いながら好き放題された。今夜も下着姿にされてしまった。


「なあクリス。数ヶ月で夫婦だ……」


 だから、と顔に描いている。物凄いおねだり顔。出征前の数日前に見た表情と一緒。

 私はこの顔に弱い。断れない。というより断りたくない。

 あの日から今夜まで、おねだりなんてしてこなかったのに。

 私はそれが焦ったくてならなかった。なにせ毎日毎日散々煽られて、中途半端で、おあずけだから。

 エクイテスはもっと限界だったのだろう。返事をしていないのに、今夜はついにズボンを脱いでしまった。

 いつもの熱視線よりももっと熱い眼差し。いつも毎日好きだけど、久々に見て思う。このエクイテスは色っぽくて、格好良くて、大好き。

 私達の揃いの指輪は夫婦の証。結婚なんて儀式や紙切れよりも、信頼関係や絆の方がうんと大切。


「エクイテスさんの好きにして……。好きにされたいの……」


 私はエクイテスの腕に手を回してキスをした。今夜はついに、愛しに愛してもらえる——……。



 ☆☆★★



【3ヶ月後】


 気持ち悪くて、私はもう何日も全く動けない。食べると吐くし、しんどい。ベッドで寝てばかり。

 何か悪い病気だ。エクイテスが部屋に呼んでくれたお医者様は難しい顔をしている。

 エクイテスはお医者様の隣にピタリと張り付いていて、その後ろでアルベルティーナはおろおろしているし、オルトも同じ様子。

 母だけはなぜかソファで紅茶を飲んでいる。娘が心配じゃないの?


「これは……おそらくご懐妊ですね。月の悪魔の穢れがもう3度も祓われているなんてそうです」


 そういえば、さっきそんな質問をされた。


「ご……かいに……」

「ご懐妊⁈」

「ごかいにんんんんんん⁈」


 エクイテスとオルトがほぼ同時に叫んだ。


「父親になるのか……」

「貴様あああああ! 嫁入り前の俺の大事な妹に何をしてるんだ!」


 頬を赤らめてヘラヘラ笑ったエクイテスの胸ぐらをオルトが掴んだ。


「幸せだ。クリスティーナ。ありが……」

「幸せだじゃねえええ! 順番を守れ順番を! 結婚してから子どもだ! 俺はお前を破廉恥でふしだらな男に育てた覚えはねえぞ! っていうかお前が俺にそう言い続けて来たんだろう! 俺の潔癖や純情は絶対お前が刷り込んだんだ!」

「おい、ちょっと、揺らすなオルト。俺はクリスティーナに感謝を……」

「反省すらしないのかあああああ!」

「いやあの、結婚なんて紙切れだし、クリスティーナはとっくに俺の嫁で……」

「その紙切れが人間だ! 人間社会の規則に従ええええええ!」


 エクイテスがグラグラ、グラグラ揺らされている。見ていたらまた気持ち悪くなった。ただでさえ目眩がしている。


「いいなあクリスティーナ。ねえ、何なら食べられる? お母さん、どうなの?」

「い、いいなあ? アルティ、今いいなって言った? 君もまだ未婚だぜ? おかしくない? 姉として妹やエクイテスを叱るところだろう?」


 オルトの発言はアルベルティーナに無視された。


「何か酸っぱい物か芋料理か冷めたスープを作ってやりな。どれか食べられるかもしれない。エクイテスさん、そこに座って下さい」


 ソファに腰掛けていた母が低い声を出した。オルトがエクイテスを離す。エクイテスは無表情で母の前に腰を下ろし、あぐらをかいた。アルベルティーナが部屋から出ていく。


「クリスティーナを産んで育てて下さりありがとうございます」


 エクイテスが頭を下げる。


「クリスティーナが血の繋がった家族のいない俺に家族を産んでくれます。これ以上に幸せなことはありません。いや子育てがあります」

「孫が出来たのではないかと思いました。違ったらどうしようとソワソワ、ドキドキしてしまって。悪い病気じゃないかって。エクイテスさん、買い物に行きたいのでついてきてくださる? ほら、この街を1人で歩くのは禁止されているだろう?」


 母は立ち上がり、エクイテスの手を握りしめた。それで、ウキウキした笑顔を見せる。


「すぐに行きましょう。領主様にも報告しなければ。式を早めるか、産後にしてもらいます」

「クリスティーナ、食べられそうな物を探して買ってくるからね。それから体を冷やさない靴下や腹巻きに、色々必要だ」

「お医者様もお送りします。今後のことを教えて下さい」


 ポツン、とオルトだけが取り残された。


「なあクリスティーナさん。俺、間違ってないよな?」

「ええ」

「何で俺の発言、無視されてるの?」

「嫁入り前の俺の大事な妹。思ったより嬉しかったです。男の子だったら父の代わりに名前を付けて下さいね」

「は……はあああああ⁈ 何で俺⁈」


 私は布団から腕を出し、そっとオルトの手に触れた。

 反対側の手で自分のお腹に触れる。自分の体からそのうち命が産まれるなんて不思議。父の死はここに繋がった。

 数奇な運命。オルトが父の命を奪わなければ、私はエクイテスに出会うことが出来なかった。

 愛を知らず、憎しみの炎に身を焦がしていた。いや、父への愛の炎か。

 愛と憎しみは表裏一体。切り離せない。そう、この国の聖書に書いてあった。


「汝。憎しみで殺すよりも許して刺されろ。この国の聖書にそう書いてありました」


 目的は分からないけど、何度も読まされた。ゴルダガの聖書も読まされた。言葉は違くても、似たような内容。

 上京した頃に、ただ読んだだけでは理解出来なかっただろう。むしろ聖書を破り捨てたに違いない。けれども、今の私には少し心に染みる。

 きっと、これから先はもっと深く理解するだろう。私はオルトの手を強く握りしめた。父の血で染まる、憎むべき手。


「何だよ急に。許して刺されるって損しかない。最悪だろ。意味不明な教えだ。俺には無理な話だな」


 私もそう思う。そうでないことも分かる。だから小さく首を横に振った。

 この人は私が何度嫌がらせをしても、当然のような顔をして受け入れている。なのに、意味不明で俺には無理か。本当に変な人。

 良いところが1つしか無いと思った夜が懐かしい。私の目は憎悪で曇りに曇っていた。


「いいえ。きっとその聖書が人を育み、アルタイルはゴルダガを許しました」

「許した? 国内情勢が整えば報復するんじゃね?」


 私は首を横に振った。アルタイル城で噂を聞いた。ゴルダガを無視する。そう決めたアルタイル国王陛下への不平不満があると。

 しかし、誰も国王に逆らえない。逆らわない。新たな王には強力な支えが何人もいて、国民に支持されているという。

 オルトやエクイテスがアルタイル国王に従って働くことは、アメリアやコルダ、エミリア、サリー、ホリー達従業員、親切だった騎士達に常連客や王都の人々や私の村まで守ることに繋がっていく。


「私は許しを選び、まだ時々胸を刺されたように苦しくなります。でも、貴方の生き様が、傷も膿も減らしてくれています。どうか、それを忘れないで……」

「いや、意味が分から——……」


 眠い。気持ち悪いのに、眠くてならない。オルトの声はもう届かない。私はそのまま睡魔に争わずに眠った。

 久しぶりに父の夢を見ることが出来た。いつかと同じで、父は肩に大鷲を乗せて笑っている。


 大好きな父は、いつか見た空と同じ、澄んだ青空の下で「良くやった」というように微笑んでくれた。

 それから「愛してる」と唇が動いたように見えた。


 

 ☆☆★★



【千年後】


 もうとっくにゴルダガという国もアルタイルという国も存在しない。


 けれども、とある西の国。


 憎しみで殺すよりも許して刺されろ。


 憎悪では人は従わない。敵に真心を捧げ、憎しみを受け止めて許しを選べ。

 許せ、許せ、許せ。己も相手も許せ。失ったものは戻らない。

 大切なのは残ったものを巡らせて、過ちを繰り返さずに、より鮮やかな未来を作ること。


「争いは争いを生み、憎しみの本能を増やすだけだ」


 憎悪と諦めを決して許すな。


「争わないようにと考えることの何が悪い。血が流れないように願う事は悪い筈がない」


 さあ、共に生きよう。


 共に生きて欲しい——……命は続いてきた。そして、未来永劫、命は続いていく。

このお話にお付き合いいただきありがとうございました。

☆〜☆☆☆☆☆で評価、一言でも良い悪い感想をいただけるととても励みになります。その他おまけの希望、次作品への提案など何でも受け付けています。

誤字脱字をしてくださる方、いつもありがとうございます。


同シリーズの関連作

【アルタイル王国関係】

フィラント→ 成り上がり騎士と貧乏子爵令嬢の新婚生活

ユース→ 逃げる女好き王子と巻き込まれた男爵令嬢


【北極星の神話】

創作おとぎ話「醜い姫と流れ星」


などです

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