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禁断の果実から始まる恋  作者: こたつむり
第1章 中学1年生 蓮月ひなた
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蓮月ひなたの修学旅行1日目


修学旅行当日。

朝7時東中の校門にみんな集まった。

みんな浮かれてて楽しそうだった。

1人を除いて。


「おいおい!ひなたどうしたんだよ?元気ないじゃん?もしかして今日楽しみすぎて夜更かししちゃって今眠いとか?」


「違うな、泊まりだから急に寂しくなったんだろう?ホームシックだ!」


2人は俺をバカにしながらゲラゲラと笑ってた。

俺は「別に」と言って先生の掛け声で整列した。


勇気を出して送った連絡はひまりから帰ってこなかった。

そして俺はなんかどうでも良くなった。


「おーい!みんなバスに乗るからな、酔いやすいやつは...水無月と蓮月の2人か、お前たちは前であとは適当に座ってくれ!」


先生はアレルギーの書いた紙を見て指示した。

そこにはアレルギー以外に車酔いするかの項目もあったからだ。


「よーし、みんな乗ったか?点呼取るぞ」


そんな感じで修学旅行1日目が始まる。


みんな各自お菓子を食べたりトランプしたりスマホ構ったり寝てたりしていた。

俺は外を遠く眺めていた。


「ねぇ、蓮月くん!」


隣から声が聞こえた。


「蓮月くんも酔っちゃうタイプなんだね」


水無月が笑顔で言った。

そして続けて水無月が酔いにくい方法あるんだよと言いそれはお話すること!と言った。


何話したらいいかわからなかったが水無月は俺が話せるように聞き役に回ったり俺が好きそうなことを話してくれた。


「あはは!水無月って面白いやつだな、話しやすいしこれから旅行が楽しみになってきたよ」


俺が笑ってると後ろにいたしんやとゆうきが顔を出してきた。


「ひなたが女と話して笑ってるなんて珍しいな、何話してたんだよ!」


「そうだそうだ!俺たちも仲間にいれろー!」


そう言いながら俺の口にポッキーを入れてきた。


そんなこんなであっと言う間に駅に付き新幹線に乗り換え次は班ごとにまとまって乗って1日目の京都に着いた。

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