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禁断の果実から始まる恋  作者: こたつむり
第1章 中学1年生 蓮月ひなた
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蓮月ひなたは家庭教師続けます


俺たちは夕方までカラオケを楽しんだ。

家が近所なので3人で仲良く帰ってると目の前に早歩きで怒ってる人が近づいてきた。


「あの人怖くね?」


「あぁー、こっち来る」


その人は俺たちの前に立った。


「ひーなーたーくーん?今日カテキョの日だよ、何してたの?」


その人は俺の名前をいい怒った。


「え?そうだっけ?忘れてた。もう時間過ぎてるんだしひまりだって待たずに帰ればよかったじゃん」


「先生でしょ。全く!ほら、家に行きましょ」


そう言うとひまりは俺の手を握って友達にごめんねと言って歩き始めた。


「なぁー、しんや!ひなたがカテキョやってたの知ってたか?」


「嫌、知らなかった。にしても」


「「地味だったな」」



歩いてる最中ひまりは俺の手を離さなかった。

手から伝わる温度が熱い。

心臓がドキドキする。

自分の気持ちが変でムカついてきた。


「恥ずかしいから」


俺はひまりの手を振り払った。


「あっごめんね」


笑顔で言いまた歩き出す。

別に謝られるようなことはされてない。

むしろ謝りたい気持ちになったのは俺の方だった。


もう...俺意味わかんね。


そんなこと考えてると家に着いた。

ひなが玄関に出て来てひまりに謝ってる。

お礼にご飯に誘ったが悪いからと言いひまりは帰った。


「ひなたご飯出来てるから手洗ってらっしゃい」


ひなは俺に怒らなかった。

ご飯中ひなが俺に言った。


「ひなたごめんね、ママが悪かったわ。あなたはまだ中学1年生、遊びたいよね。中3になったら嫌でも勉強しなくちゃいけない、遊べるのは今だけだもんね。そんなに嫌なら家庭教師やめようか?」


辞めたかったはずだがひまりのことが頭に浮かんだ。


「んー。でも始めたばかりだしやっぱ頑張ってみるよ。本当に嫌だったら辞めるってことで」


ひなたの話を聞いたひなは笑顔でうんうんと言い1枚の紙を渡してきた。


「そう言ってくれると思って!はい、これ!なんかあったら連絡してねって、ひまり先生から預かったの。ほんといい先生よね」


その紙にはひまりの連絡先が書いてたあった。

俺はご飯を済ませ部屋に戻り紙を改めて見た。


「仕方ないから登録してやるか」


スマホを出し俺はルンルンで登録した。



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