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誕生日なのでおめかしして東京のデパートに行きたいと思います

作者: コバルト

初投稿です。読んでくれると嬉しいです。



バキュウウン

ぱりいいん。

「きゃああああああああああああああああああああああああああ」

悲鳴と銃声が聞こえる。

背中から熱さ・痛み・殺意を感じる。同時に内臓がえぐれていく感覚と共に地面に吸い込まれていくように倒れる自分の視界。慌てているようにこっちに向かってくる友達

「やめろこっちに来るな、俺の感がそう言っている

「お前らも撃たれるぞ」そう確信したが俺にそれを伝える術はもうなかった」

友人A「おっ。。。おい。。。大丈夫か」俺は銃声が聞こえると同時にガラスが割れる音を耳にしていた。この建物の誰かが撃たれた。それにきずくのには時間はいらなかった。

今日はあいつの誕生日でここに来たのにあいつの親御さんになんて言えばいいんだ?

俺の頭にはそう浮かぶと同時に「119」をダイヤルしていた。

「火事ですか?救急ですか?」

その声を聴いたとたんに今自分がどのような状況にいるのか分かった。同時に身をひそめた。

「と。。友達が撃たれて倒れています」

バババババン、サブマシンガンの音が聞こえてきた。俺はまだ死にたくなかったので大声で、こいつらは外国のテロリストか?そう思い

「HEIP MEeeeeeeee!」

と叫んだ。

奴ら全員がこちらを向いた。同時に全員の銃口がこちらを向いた。

あいつよりはまだいい。

だってあいつは20の誕生日に死んで酒もたばこも知らないまま死んでいったんだからな

それが俺の最後の思考だった。




ビービービービー

いつもと同じように目覚まし時計が鳴っている。今日は俺の誕生日、友人たちと共にと今日のデパートへ行くことなっている。人生で初めての‘新幹線‘で。2週間かけてシマムラに通って、考えに考えまくったコーディネートに身を包み、今日のために買ったGUCCIの革靴を履いて、最寄りの駅に向かった。

「へぇ~新幹線のチケットってこんなに高いのかぁ」

そんなことを考えながら東京行きのチケットを買った。

「20の誕生日なんだし今までの思い出でも聞かせてくれや」

「よおーし、良いだろう」

「あれは俺が17の時の話だ。

あの時、俺は町一番のワルだった。いわゆる不良ってやつだな。」

「おいおい、それって大丈夫なやつか?」

「はっはっはw。大丈夫に決まってるだろ。まぁ敵対してた組の総長ぼっこぼこにして20の誕生日に殺してやる。お前の周りのやつも殺すって言われたけどな。」

「それ本当に大丈夫か?」

「大丈夫だよ。もう組も抜けたし相手方からも、もう連絡が来てない。」

なんだか寒気が立って同時にフラグが立った気がした。



読んでくれてありがとうございます。

ちなみに主はC学生です

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