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争いは、同じレベルの者同士でしか発生しない!! 前編

天野川 青空がお花摘みつまりトイレをすませ、ドアを開き、廊下にでると、壁にもたれかかり腕組みをした、男がいた

「雑魚君、そんなところに立っているとストーカーだと思われますよ」ほかの生徒の目があるので、丁寧な口調で話す

「はっ!!馬鹿め、すでに貴様のストーカーと思われているので問題ない、好敵手よ!!」

生徒会室以外では、私の好敵手という設定らしい

「そう…それで何か用かしら」うわだめだこいつ早く何とかしないと

「知れたことをきくな、おれが貴様に会いに来る理由などひとつしかないだろ」

「わからないわね」

「そうか、ならその体にわからせてやる」右の拳で殴りかかってきた、決闘しろと毎日のように言ってくるが実力行使にでるのはめずらしい

「それで用ってなにかしら」殴ってきた右の手首をつかむ

「なっ!?これはどういうことだ」ひどく焦っている

「そういえば、雑魚君ここ数日、何をしていたの?生徒会室に来ていなかったけど

私の命令で道場破りに行っていたとかではないわよね…そもそも道場で活動してない部活動のほうが多かったわ」

「なっ!?なぜ知っている」

「私の指示で道場破りをやっているのだから、私のところに苦情が入るのなんて当然だと思いますけど…」

「ふっ…そういうことかなかなかやるな、凡夫どもも、別に気付いてなかったわけじゃないホントだぞ」うわ~絶対気付いてなかったよこいつバカだぁ~

「どういう事情でこんなことをしていたのかわかりませんし聞きませんから、今からご迷惑をおかけした方々に謝罪に行ってきなさい、生徒会長として部下のあなたに命令します」

「貴様はバカか、貴様の命令でこの悪事を行っていたのだ、責任を取って謝るのは上司の役目ではないか、今や貴様は部下を使って悪事を働かせ、自分は安全なところにいる卑怯者ということになっているのだからな、貴様の信用を地に落とすというこれが俺の完璧な計画だ」まぁなんとなく察しはついてたけど…全部自分で言うんだ…

「雑魚君、いいこと教えてあげる私これでも三年間も生徒会長をやっているの、だからそれなりに周りから信用されているわ、信用度ゼロであるあなたの見え透いた嘘、私がやっていないと少し釈明しただけで皆すぐに信じてくれたわ」

「想定外だ…さすが我が好敵手…貴様はいつもおれを楽しませてくれる」

「雑魚君、仮にあなたが私の好敵手だとしてもよ、今あなたの言った完璧な計画とやらは好敵手のすることではないわ、小悪党のすることよ!!」

「小悪党だと…今回は素直に引かせてもらおう、さらばだ我が好敵手よ」腕をほどき逃走しようとする

「雑魚君どこに行くの?」

「だから今回は素直に負けをみとめてやろうというのだ、感謝しろ」

「感謝してあげてもいいわ、その交換条件といっては何だけどあなたはご迷惑をおかけした方々に、謝罪にいってくれるかしら」

「フッ…なぜ凡夫どもに何故おれがあたまをさげなくてならない」

「そう…ならわたしが連れて行ってあげる」右手首をつかんだ手に力をこめた

「ちょ!!痛い痛い放せ」

「放してほしかったら、素直に来てくださいますよね」

「誰が行くものか」めんどくさくなったので、強引に連れて行こうとする


その時想定外の事態が起こった、雑魚は青空が強引に引っ張って連れて行こうとするのに抵抗して見せたのだ、それのどこがおかしいのかと疑問に思うものもいるだろう、だがそれは本来あり得ないのだ、仮に10トントラックと天野川 青空が綱引きをしたとしよう

トラックがエンジンをフルで稼働させても、青空は一割の力も出さずに綱引きに勝利するほどの脚力があった、雑魚が抵抗することなどできるはずもなかったのだ。


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