表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/11

01【はじまり】

えーと皆さんおはようこんにちはこんばんは、リリーシャです。異世界に転生してそろそろ5年経ちます。この世界でもどうやら学校が存在するようです。しかしこの世界の学校は色々とあるらしいですね。普通の学校から冒険者育成の学校があるそうですよ。

まぁ、折角異世界に転生した訳だし、冒険者の学校に行ってみたいなぁーとか思ってるのだ。その人に適した職業的なのは入学前に適正検査みたいなのでおすすめのコースとかあるらしい。ちなみに私は今度受けることになってる。どうなるんだろうなぁ。

そういえば私の家族構成説明してなかった。まぁ、両親二人…当たり前か、そして兄が二人である。一番上とは5歳離れている。二番目の兄は2歳差だ。二人共騎士になる為に今頑張っているところだ。ちなみに私の家はこの街、アリサムの中ではそこそこ家系らしい。とはいえ貴族って訳でも無いからそこまで厳しい家では無かったりする。


「リリー、来年から学校に行ける年齢になるけど学校に行くかい?」


「もちろんです、お父様」


こちら私の父、クリス・アインクラウドだ。こう見えて元冒険者らしい。見た目はもうおっさんだが、実力は今でも凄いらしい。見たことないが。


「確か冒険者になりたいって言ってたな。ならば一度下見に行くか」


「まぁ、お父さんったら気が早いですよ。リリーの入学は来年なんですよ。そんなに焦らなくても…」


そしてこちらが母、ソフィア・アインクラウドだ。父とは昔から冒険を共にしてた仲間だそうだ。


「ところでリリー、お前は剣士と魔導師ならどっちになりたいんだ?」


「そうですね…私はどっちでもいいですよ」


「そうか…そうだな…ならば今度診断を受けてみるか。そうすれば何が向いてるかが分かるからな」


この世界で冒険者って言っても様々なジョブ的なのがある。王道なのが剣士と魔導師だ。誰でも分かりやすい名前だ。しかしこれは名前だけで剣士だから魔法が使えないとか魔導師だから剣が使えないとかはない。ただ自分が何が得意かを表す肩書きみたいなものだ。たまに剣士なのに魔法の強い人とかいるらしい…

どの学校にするか両親と話していると


「「ただいま帰りました!」」


どうやら兄二人が帰ってきたらしい。

1番上の兄、クライブともう一人の兄であるノックスが帰ってきた。


「あ、お兄様おかえりなさい」


「あぁ、リリーただいま」


一応家族である私が言うのもなんだがこの兄二人、ものすごくイケメンなのだ。どうやら学校の方では二人とも女子の人気が凄いらしい。羨ましいなぁ、前世の自分が悲しくなってくるよ…


そして、兄達が帰ってきて全員が揃い一緒に夕飯を食べ、寝ることにした。



ーーーーーーーーーーー



あれから数日、私は父と共に街からに出ていた。今は病院で適正検査的なのを受けていた。


「とりあえずこれでリリーが何に向いているか分かるな」


まぁ、個人的には前線では働きたくないから魔法特化だと嬉しいなぁ…


「えっと、リリーシャさんのお父さんですか?」


「ああ」


「こちらが今回の結果になります」


と言って1枚の紙を貰った。えっと内容は…


「は…?魔力量測定不可能…?」


何この結果。わけがわからないよ。


「測定不可能?つまりこれって…」


「そうですね。書いてある通りですよ」


と言い残して看護師さんみたいな人は戻った。


「測定不可能…こんなの初めて見たぞ…」


もちろん私も驚いていますよ、お父様?この魔力量…もしかしたらあの時…



ーーーーーーーーーーー



そして私は父と街を周り少しだけ買い物をして帰ることにした。新しい服も買ってもらえて満足げに帰る私であった。

次回くらいにリリーシャの大まかな見た目や設定などを書かせてもらいますね

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ