あの場所で…。
オリジナルに挑戦です。
俺、福崎拓斗は、幼なじみの米原秋葉と大喧嘩した。
「何よ!拓斗のバカ!!」
秋葉は泣きながら、自分のカメラを投げてきた。
秋葉…、誤解だって。
お前が撮った写真の中に写っている女は、ただのバイト仲間だって言っているのに…
つたく…、どうして女はみんなこうなんだろう…?
その時、俺はあることに思い付いた。「なあ、秋葉?」
「…、何よ…?」
いまだに怒っている秋葉を、無理やり俺のバイクに乗せ、あの場所まで連れていった。
「ちょっと!拓斗ったら!!一体どこへいくの!?」
俺の後ろでキャンキャン言っている秋葉を無視して、俺はただ、バイクを走らせていた。
着いた場所は…。
「拓斗、ここって…」
「そうさ…、俺たちが初めて出会った場所だ。」
小さいとき、よく俺がお袋と遊んだ砂浜だ。たまたま、一人で泣いて歩いている女の子を俺が見つけた。ハンカチで秋葉の涙を吹いたっけ…?
「おれは、ふくざきたくと!よろしくね!」
俺の自己紹介に、秋葉は笑顔で返した。
「あきは!わたしは、まいばらあきはっていうの!よろしくね!」
お互い握手をしたのだ。
昔のことを思い出していたら、急に喧嘩していたのが馬鹿馬鹿しく感じた。
秋葉を見たら、秋葉も同じだったらしく…。
「帰ろうか…」
俺たちは再びバイクに乗り、都会へと帰っていくのだ。
俺たちはまた、あの場所で仲直りしてしまった。
意味不明で、すみません…(´ω`;)