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12月4・5・6日

朝の階のぼるとっさに抱かれき桃の缶詰かかえたるまま(川口美根子)





現代の歌と言ふにはちよつと古い歌なのだが、ここに描かれた恋心のみずみずしさは普遍的なものだと思ふ。それにしても桃の缶詰はだいぶ食べていない。食べてみようかな?





天に満つる星の光を伴ひて一きは冴ゆる冬の夜の月(住友吉左衛門友成)





住友吉左衛門友成は住友財閥の十六代当主であり、元老・西園寺公望の甥であつた。そして歌を作ることに励む文人でもあつた。今日はとても穏やかな冬の日だつた。夜は月と星が美しくなりさう。





青空を海にひろげて十二月(伊藤通明)





今日は朝から殺伐としたニュースが続く暗い一日だつた。天気も雨がチラチラする。天気はともかく我が国はだうしてこんなに堕落してしまつたのか?掲出句のやうな穏やかで爽やかな季節を取り返したい。

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