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11月10・11・12日

おでん屋に同じ淋しさおなじ唄(岡本眸)





立冬を過ぎて急に寒くなつてきた。最近、春と秋は慌ただしく過ぎてしまふやうな気がする。それはそれとして冬は豊かな味覚、あたたかな食事も美味しい時期である。私が好きなおでんはゆでたまご。





限りあればけふ脱ぎ捨てつ藤衣果てなきものは涙なりけり(藤原道信)





大震災から八ヶ月。昨日からしとしと雨が降つてゐる。晩秋、初冬の光景。掲出歌では藤衣、喪服を着る期間は終はつても悲しみには終はりがないと歌ふ。日本国内は混乱を極めてゐる霜月。





口なしの一しほ染のうす紅葉いはでの山はさぞしぐるらむ(藤原為家)





日本国内の情勢は混沌としてゐるが、今日は穏やかな天気になつた。古代の王朝の人は木々が紅葉するのは時雨に染められるからと考へた。東北は紅葉を通り越して冬に入つていく。被災地に思ひを馳せる。

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