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11月7・8・9日

秋惜しみをれば遥かに町の音(楠本憲吉)





俳句では立冬が近づくのを「秋惜しむ」「行く秋」「冬隣」などと表現する。しかし現代の冬はかへつて行事なども多く、賑やかで活気のある感じなどもする。街も華やぐ。もうクリスマスツリーが飾られてゐるところが多い。





夢に舞ふ能美しや冬籠(松本たかし)





今日は立冬。掲出句は私の酷愛の句である。能の美しさを言葉で描く美しさ。静と動の美しさ。冬は厳しくもあるが、美しさもある。楽しい行事も多い。もつともまだしばらくは秋らしい日が続く。





もろともに冬幾たびを籠もりつつきみこそもつと知りたきひとり(今野寿美)





瑞々しい恋心が歌はれてゐる。幾たびも冬を一緒に過ごしても相手のことを知りたいといふ若々しい恋心があせないと歌つてゐる。寒い季節も人のぬくもりが一番あたたかい。

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