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4月19・20・21日

「はなびら」と点字をなぞるああこれは桜の可能性が大きい(笹井宏之)




笹井さんは数年前20代半ばの若さで心臓の病気のためお亡くなりになつた。しかし残された歌の天才的な明るさと軽やかさはだうであらう!一人一人の人間は限りある存在だが、未来に作品といふ形で記憶を手渡す。大震災でお亡くなりになつた一人一人もご遺族の中で記憶は生きてゐる。





春の雨降れる宵なりあたたかう君に流るる我が涙かな(平野万里)




当てずつぱうの意見だが男は女より弱い気がする。この歌を詠んだ平野万里は男である。与謝野晶子の弟子で斉藤茂吉に短歌の魅力を教へた人であつた。歴史とはさういふ不思議な縁の糸が織りなすタペストリイである。




血と雨にYシャツ濡れてゐる。無援、一人への愛、美しくする(岸上大作)




偽物がまかり通つてゐる世の中である。だが私は言はなければいけない。偽物は偽物だと。岸上大作のやうに孤立無援である。誰も助けてくれない。それでも本物を知つてゐる私の使命として私は戦ふ。負けない。

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