ズボラシンデレラの毎日
主人公、三菱令華は平々凡々のズボラ女子だった。しかし、ある日子猫を助けようとし、転生した。その転生先はシンデレラの世界。しかし、ズボラな令華は真面目に仕事をしない。これは、ズボラに生きたい女子と意地悪な家族の攻防の話である。
私の名前は三菱令華、16才。こんなはではでな名前だけど、平々凡々の女の子。でも、そんな私はある日子猫を助けようとし、車に引かれ、転生してしまったの。超ビックリ!しかも転生先はシンデレラの世界のシンデレラよ。二重にビックリ!
ドシーン「いった...」「ア、アナスタシアお姉さま、シンデレラが私にぶつかってきたわ!」
え?たぶんぶつかってきたのそっちなんだけど!
「あら、大変!シンデレラ、ドリゼラのドレスが汚れたじゃない。しかもお母様がいった洗濯も掃除も終わってないじゃない!のろまね。」
「そうよそうよ!お姉さまの言う通りよ!あまり働かないと、お母様に言いつけてこの家を追い出してもらうわよ!
「じゃ、速く追い出してください。」
「あ、あんた、気でも狂ったの?」
「何でやねん。」そりゃ出ていった方がたのしい暮らしができるだろう。
しかもこの意地悪姉と意地悪そうなお母様?との暮らしなんてサイテーすぎる。あと仕事しないとグチグチイヤミ言われるし。私は下女かっつーの!もとから私はズボラ女子だし。
「だってあんたこれまでは、家を追い出そうとすると泣いて追い出さないで...とか言ってたじゃないの!」
昔のシンデレラは家を追い出そうとすると泣くほど弱虫だったらしい。初耳だ。 「ま、まあ今日は勘弁してやるわ。早く働きなさい。」「はーい。」
さて、ちょっと休むか。10分後
グーグー
「シンデレラー!おきろー!」
むにゃむにゃふわー
「ほんとに家を追い出すわよ!」
むにゃむにゃむにゃむにゃ
「はぁ、でもこやつがいないと私たち誰も家事ができないのよね。全く、何でこんな下品な女に頼らないと行けないのかしら。」「むにや、おはようごさいます。」「はたらけー!」「お母様下品ですな!」「うるさいわね!働かないなら食べるわよ!だって豚見たいになにもしないもの!」「お母様の方が太ってるわ!」「む、むぐー。」「今日は仕事休みまーす。」「あなたに休みなどないわ!あわれだと思って私たち、貧乏女の娘をおいてやってるのよ!恩返ししなさい!」「私はズボラなトレメイン家の娘、エラ・トレメイン。意地悪な人にはズボラなので従わないです!」「なにー!」「じゃ、さよーなら!今日は休みなので!」「ま、まちなさい!あなたに休めるような服があるの?しかもあなたはいだらけじゃない!町にはいかせないわ!」「ああ、服なら本物のお母様の形見の服があります。灰ならいつも風呂で落としてますし、じゃ、今度こそさよなら!わたし町でトレンディな、服を選ぶので!」「ち、ちょっと!」もちろん服を見るだけじゃない。どこかでお金稼ぎをして、逃げるのだ!「オーホッホッホ!」 終わり。
作者も超ズボラ女子です。
読んでくれてありがとう!
作者はアマチュア未満の初投稿者ですが、誰かに見ていただけると嬉しいです!