誘拐犯はハッカー魔術師 1-2 A
なんでこうなったのかこの経緯は??それを語れば、同居人のアラーとの喧嘩で家を脱走する語りから言えばいいのか?まあこの驚きの顔が止まらない女の子との出会い語るべきだろうか
気づくと傷だらけの本棚で好きなキャラの表紙を見つける、やたら日焼けしてるのかそのラノベは朽ち果て日焼けしていて黄色になっている。
何度も腐るほど読んでいるはずなのに何も覚えてない、ここまで角を折り目あるのならものすごい好きだったはず、このラノベが決してつまらなかった訳ではない、次々とめくる楽しさを覚えるほどの力作だ。だがこの朽ち果てた、ラノベの続きを一切思い出すことはできなく読み漁っていたら最後のあとがきのページなった時に鉛筆の手書きで
「私はユッコ自分はこの小説を何度も読んでいるはず、記憶の秘密はアラが握っている」
とかかれていた。アラとは誰なのか???メイド服きた謎の同居人である
彼女の口癖は
「機密情報です!!」
銀髪の切り目メイドはわたしに冷酷に言い放つ
「なあ!!そう固いこと言わずにちょっとでいいから昔の話をさ」
「うーん昔ですか。そうですね。昔のあたなの願いは記憶を無くし。平穏な日々を送ることが願いでしたので。そう従っております。」
「それじゃ私の命令は絶対なんだろ??なんでも答えてよ」
「うーんそうですね。昔、偉大な事をしました。めでたしめでたしパチパパチ」
「だから毎度聞いてるじゃん!どんな偉大なこと?」
「機密情報!あまり知りすぎますと、また記憶消去しますよ。ユッコ?」
「なぁじゃあ私ってこの先なにを??」
「別に腐るほど、漫画、本、ゲームはありますよね。それ読んで暮らしてください」
「えっ!?」
「えってオタのあたなとしては理想では」
「いやいやなんか怖いよ。それ!!」