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夜の海岸で

作者: 赤い公爵

しづみつつある満月の光。海面に月明かりが揺らめいている。波の音が、自分の心臓と音を同調している。何度こうして海岸でたたずんでいたたろう。何度夜空そらを見上げたことだろう。この時間があればなんとか生きていける子どものころから思っていた。ベランダのからの高速道路、合間に見える月や惑星、住宅街から見える火星や木星、冬の大三角、そして山と緑と砂浜にたたずむ今。心は静かに海とつながっているけどみたされているけど、何かたりない。暖かい缶の感触がふとほっぺに感じられる。息子だ。「パパまたこんなとこにいるの?」人と人の距離は測ることが難しいけどひとがいないと人は救われない。でも人だけでは人は救われない。子供と親だけでも救われない。自然やそう神のような存在がないと。ガタガタガタ・・カーンカ-ン-カン「横須賀線が動き始めたね。もう帰ろうよ。」「そうだね仕事も、学校もあるしね・・」太陽の光の予感、月明かりは静かに退場していく。また一日が終わり、また始まる。なにがあるわけでもないでもただ時間は過ぎ去ってゆく。でもなにかがここにはある。

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