小説家になろうよ!
初めましてでしょうか。赤城と申します。
『あかしろ』じゃないですよ?『あかぎ』です。
国定忠治の『赤城の山も今宵限り〜』ってあるじゃないですか。あの赤城です。若い子は知らないかな?
まあ、名前なんて炎上する度にアカウントごと変えるので、あまり意味はありませんが。
趣味は、投稿サイトで執筆する、素人作家様の筆をへし折る事です。
あー、今、私のことクソ野郎だと思いましたね。せめて、クソ女でお願いします。
だって面白いと思いませんか?
2時間?4時間?あるいはもっと長時間?
一話執筆するのに、惜しみなく情熱を注いで、限りある時間を犠牲に創造した集大成をお披露目している訳じゃないですか。いざ投稿した後は、ポイントや閲覧数が気になって気になって、事あるごとにスマホにかじりつく。感想なんて貰ったら、人目も憚らず、さぞ気持ち悪い笑顔浮かべて返信考えるんでしょうね。
それを醜態性だと気づきをあげるだけで、折れる折れる。安居酒屋の割り箸より脆いです。
いえいえ、誰彼構わずへし折る訳じゃないですよ。むしろ普段は、そんな底辺作家様たちを応援する活動をしております。
主に感想の投稿ですね。
通勤時間に流し読みして、コメントの一つでも入れてあげれば、フリスビー投げらた犬のように大喜びして、エクスクラメーション・マーク(「!」このマーク)多めの、鼻血でそうなくらいの情熱が篭った、熱い返信が返ってくるなんて、最高じゃないですか。
3行程度のリップサービスに、倍以上の返信くれたりします。
あれ、もしかして小説家様でしたか?まあ、そう怖い顔しないでくださいよ。
そもそも論として、創作とは恥ずかしいものであり、作者と読者は対等ではありません。読者はお客様であり、主人であり、王様であり、神様です。素人である限り、これは覆せない事実なのですよ。
この論を覆せる存在こそが、プロと言うのでは?
プロを目指せと言っているのではありませんよ。
それすら理解せずに筆をとるから、見ず知らずの第三者の悪意で、簡単に筆が折れるんだと言ってるんです。
恥かくのが嫌なら、初めから投稿しないで、私のように読み専してればいいんです。書かない限り、読者は最強なのですよ。
さて、そんな私がなんで投稿しているかといいますと、これには事情がありましてね。それが本題でもあり、約束であり、もう言ってしまえば悪い魔法ですね。
受け売りですが、作家でなくとも、想像力が著しく乏しくとも、人は一つだけは物語が書けるそうです。
願わくば、誰も読まずに、アーカイブの奥底に落ちていきますように。
注意。
あくまで主人公『赤城』の意見です。
もし感想いただけたなら、鼻血でそうなくらいハイテンションな返信をさせて頂きます。