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6.赤子の陰陽術

陰陽術って言っても、そんなにすごいモノが使えるわけじゃない。

強いモノは麻呂(まろ)君が教えてくれなかった。

まあ、秘伝の技が多かったっぽいし、仕方ないのかな?


僕が使えるモノの中で一番簡単に使えるのは、身代わりの式神だけど、あれは紙が必要なんだよね。

次に簡単なのは、思考共有かな?

手をつないだ相手と思考を共有できるってモノだけど。

人がいないと使えないしなぁ。


他のは基本攻撃系なんだよなぁ。

この部屋を荒らすわけにも行かないし、どうしよう。

、、ああ。1個だけ危なくないのがあった。

僕は、簡単でなおかつ危なくないのを思い出した。


「ぶぅ」


僕は体中に意識を向ける。

血が騒ぐぜぇ。

なんてことを考えながらも、しっかりと術に集中する。(こんなこと考えてる時点で集中してないのでは?)


「ばぁ」


術を僕の頭、そして、全身に行き渡らせる。

すると、

スクッ。と僕は立ち上がった。

さすが陰陽術。

恐ろしい子!


ただ、立ったのは良いけど、これからどうしようか?

降りるのは、ちょっと怖いなぁ。

とりあえず、運動しようか。

よいしょ。よいしょ。


僕はスクワットを始める。

、、あぁ。

赤ちゃんがスクワットって、シュールだねぇ。

ということで、シャドーボクシングも。


しばらく運動していると、遠くから声が聞こえてきた。

数人の声がする。

足音も大きくなってきた。

これは、こっちに来るかな?

よし!僕は寝よう。


ゴロンッ。と転がった。

その直後、

ガチャ。

っと、扉が開く。


「はぁい。レオン君は、あっ!調度起きてる!!」

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