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番外編 《メタイベント》節分は本気で!


ふざけてますっ☆


前回がシリアスだったから、ついね。

ちなみにマッキーが主役ですw

悲惨な結末になったw

 




 その日、我が家の空気が何か違う気がした。





「おはようございます、カズト様。身支度が終わったら、大広間に来てくださいね♡」



 妻の一人であるミミがにっこりと笑いながら、そんなことを言う。

 オレは瞼を擦りながら、寝起きの頭をなんとか働かせた。


「大広間で何かあるのか……?」

「うふふっ。行ってからのお・た・の・し・み・ですわ」


 ミミは詳しい話をせずに、そのまま部屋から出て行く。

 今日は何かあったっけ……?

 我が家の空気もいつもと少し違う感じがするし……。

 これは……どこか楽しんでる空気、か?


「…………………まぁ、とにかく……呼ばれてるなら行くしかないよな」


 オレはパジャマから着替えて、シンプルなシャツとズボン姿になり、顔を洗ったり歯を磨いたりしてから大広間に向かう。




 そして、扉を開けた瞬間ーーーー。




「はぁっっ!」

「ぶふっ!?」



 顔面に何かが装着しました(※本気で何かが飛んできた)。



「せーのっ!」

『鬼は外〜♪』



 ドスドスドスドスッッッ!



「ぐはっ!?」


 なんか、身体にぶっ刺さったっ!?

 いや、違う!

 なんか凄い連撃で何かを叩きつけられたんだけど!?

 というか、鬼は外っっ!?

 それで辿り着く答えって……!


「…………せ、節分かぁっ!?」

「そうよ、マッキー!お父さんが頑張るイベントよ!」


 ハッと慌てて振り返れば、目の所に開いた丸い円から覗く枡を手にして豆らしきモノを投げてはキャッチを繰り返すリジーちゃん、グラン君……オレの家族。



 ……………また君らかよぉぉぉぉぉぉぉぉお!



「なんで我が家で節分やってんのっ!?」

「そりゃあ、節分を知ってんのが同郷のマッキーで。鬼役はお父さんがするもんでしょ?だから、子供達に自分が暮らしてた国の文化を教えてあげたいかなっと思って」


 リジーちゃんはテヘペロッ☆ってウィンクするけどっっ!


「それ、単に君がやりたいだけだよねっ!?」

「そりゃそうよ!」


 ほらぁぁぁぁぁ!

 これ、オレの家族は巻き込まれてるパターンじゃぁぁぁぁぁんっっっ!


「だがしかし。実は私達よりノリノリな牧原一家であった」


 マジでっっ!?


「お父さーんっ、いっくよ〜」


 長女の声を合図に娘息子達が凄まじい勢いで豆を投げつけ始める。

 あ、ちょっと痛いっ!痛いっ!


「行くぞ、旦那様ぁぁ!」


 ついでに嫁達も豆投げ始めたぁっ!?

 ドスッ!


「いっっっだいっ!?」


 今、しちゃいけない音がしたよねっ!?

 さっきの連撃は嫁達の攻撃(!?)が原因だったのかっ!?

 や、ヤバいっ……これじゃあ殺人(?)節分になってしまうっ……。

 多分、さっき顔に装着させられたのは鬼のお面。

 リジーちゃんのことだから、鬼のお面をしている内は永遠に豆を当てられるっ……。



 ならばっ、いっそ外してしまーーー



「外れないぃぃぃぃぃぃっっっ!?」

「すまん、マッキー。ひょっとこお面(外れない呪い仕様)の鬼verだ」


 残酷なるグラン君の声に、オレは終わったことを悟る。

 ウン、本当ニ終ワッタ。


「さぁ、みんな!やりなさい!」

『鬼は外〜♪福は内〜♪』


 ドスドスドスドスッッッ!



「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあっ!?」








 ………………結論。


 豆まきはオレの家族の気が済むまで続きました。













ちなみに、マッキーはこの後、嫁にすっごく慰められたとさ。


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