異世界サバイバル!? 転生者は一人だけ!
7人の転生者候補から残るのは一人だけ。
──許してもらえなくても構わないよ、許してもらいたくて生きてる訳じゃない。
その日僕の人生は文字通りの終わりを迎えた。今まで与えてきたように、そうあってきたように、唐突に終幕を迎えることになった。
第二の人生なんてアホくさい。輪廻なんて糞食らえ。僕はただ、第一の人生を自由に生きていたいだけだった。
だから、その女から告知された異世界転生交換留学生候補の話はとても魅力的で、しなくてもいい努力をもう一度するはめになったのだった。
大丈夫、ただ一人残ればいいのなら得意分野だ。
※本作品には殺人行為や犯罪の描写が多く登場致しますが、それらを奨励肯定するものではございません。あらかじめご了承ください。