第6話
大幅に間を空けてすみませんでした。
「この後一緒にお茶しに行かない?」
「……はい?」
この2人…間違いないです。この間の強引な交渉(?)をしてきた2人組です。これは…どうしましょう…?
「あれ?佐藤君どうしたの?」
「と…友栄さん!」
私は、一目散に友栄さんの後ろに隠れて、
「私、ちょっとあの2人苦手なんです…。」
友栄さんを味方につけようとしました。
「長谷川さんと、松本さん…?どうしたの?」
「ちょうどよかった。委員長もお茶しに行こうよ!」
「ごめんね。私これから塾に…。」
そのセリフを待たずに、友栄さんの腕を掴みました。
「痛い痛い痛い痛い痛い!やめてやめて!」
「やめてほしかったら~?」
「いや…あの…塾が…。」
すると、もっと強い力で掴んだようで…
「痛い痛い痛い!分かった!行くから!」
友栄さんには可哀想ですが、私はここで退散させてもらいます。
「あれ~なにやってんの~?」
……なぜ今お前が来た!?
「あ…あの伶奈さん…ちょっとどいてもらえませんか?」
「もう!敬語はやめてって言ったでしょ!」
「分かりましたから、早くそこを…」
その瞬間、後ろから体を締め付けられ、
「痛い痛い痛い痛い痛い!なんですかこれ!」
「卍固め。」
「なんですかそれ!というかやめて下さい!行きますから!」
このままでは、確実に体がもたないのは明らかなので、大人しく従うことに…。
大変長らくお待たせいたしました。作者の橘光です。
そして、大変申し訳ないのですが…こちらの「死神さんは忙しい」の投稿を延期させていただきます。
理由としては、私自身が私の過去作品を読んでみて赤面するほどの内容だったため、
過去作品のリメイク作品を作らせていただくことになりました。
まことに勝手な理由ではありますが、「誰も知らない一人の夜明け」のリメイクが終わり次第、
こちらの作品のリメイクにも取り掛かろうと考えているので、
少し時間はかかりますが、投稿延期という形をとらせていただきます。
皆様には大変申し訳ありませんが、それまで待っていただけると幸いです。