甲賀雪哉
「なぁ、柚葉。お前なんか最近テンション違うよな。」
「え、そーお?」
「ほらそーゆーの。」
「えぇ〜?」
「テンションってか態度とか全部」
「なにそれぇ〜もう将ちゃんでばぁ」
「……。」
「んっ…」
あたし今凄い幸せ。
花宮さんの体に入ってからずーっと。
こうやってずっと片想いしてた将ちゃんとも付き合ってキスしたりして…。
「……」
「将ちゃん?」
「あ、嫌なんでもない。」
ガラッ
ドアが開いた。
「お、雪哉どうした?」
「将哉話があるから少しいいか?」
「おう、分かった。柚葉先帰ってて 」
「え、ちょっ。将ちゃん!?」
2人は廊下へ出て行った。
****
「なんだよ。雪哉話って。」
「柚葉と加瀬さんのことだ。」
「柚葉と加瀬?」
「あの2人入れ替わってる。この学校の伝説のせいで。」
「.......」
「将哉?」
「……ぷっ。何かと思えば。そんなことあるわけないだろー?」
「それが本当なんだよ。柚葉見ててなんか違うって思わねーのか?」
「まあ確かに思うけど、俺は柚葉の顔が好きで付き合ってるから中身が誰であろうと興味無い。じゃあ俺帰るから。またな!」
そう言って将哉は帰って行った。
「顔が好きで付き合ってる……?」
俺は性格も全部含めて柚葉が好きなのに……!!
「あれ、甲賀くん?」
後ろから加瀬さんの声がした。
「柚葉、絶対元に戻すから。」
「……うん。」
元に戻ったら……あんな奴と別れて俺と……なんて。




