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文化祭当日

「先生!その話詳しく教えてよ!」


「んー、あの日アタシ熱あったのよ。で、欠席日数が多かったから休めなくてトボトボ歩いてたの。」



───熱のあった先生はとりあえず教室に行ってから保健室に行こうと頑張って階段を登っていたらしい。その時前から1人の女の子が走ってきて先生とぶつかったらしい。

女の子は誰かから逃げる様に走っていたため周りが見えていなかった。また先生もボーッとしていたため気付かなかった。


2人はそのまま階段から落ちて、入れ替わった。



「何度もその子と試したわ。でも戻れなくてね。ある日同じ時間じゃないとダメってことで同じ時間に階段から落ちたの。」


「そしたら……?!」


「どちらともなかなか目が覚めず病院に行ったわ。で、病院に運ばれてから3日目の朝、アタシは目を覚ました。その子はアタシの隣で亡くなったの。」


「……え?!」


「面白半分でやったかもしれないけど、戻るのは一苦労よ。貴方が死ぬかもしれないし本当の花宮さんが死ぬかもしれない。」


「でも、でもあたしは柚葉になりたかったの!」


「なったところで何か変わった?

変わらず悪いままだからここにいるんじゃないの?」


「……そうかもしれないね」


「とりあえず元に戻りたいなら同じことすればいいだけだけど、どっちかが死ぬってことは覚えといてね」


「……うん。」

あたしが死んでも何も変わらないけど……

柚葉が死んだらみんな悲しむのかな……



****



「将哉ー次お前休憩だぞ」


「おー!分かった。」

俺は着ていたものを脱いで外に出た


「きゃっ!イケメン!!」

他校の女が俺を見て何か言ってるけどそれは無視した。


「……」

柚葉は今頃雪哉と一緒にいるのかな。


「はぁー。」

目の前に同じクラスの金谷さんと田中さんがいた。


「金谷さん、田中さん!」


「わっ!休憩時間?」


「そそそ。」


「お疲れさまです!」


「ねぇ、一緒にまわらない?文化祭」

と言うことで俺は3人でまわることにした。

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