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チート系の弊害
今流行りのチート系の作品が生み出す弊害が一つあります。
それは、勝負に負けることがない、という認識を持たれる事です。
例えば私が知る作品で書籍にして五巻分もの文字数を投稿していた作品がありました(今は全く読んでないですしタイトルも覚えてませんが)。
その作品は完全な俺TUEEEEのチーレム系で、主人公が強すぎるあまり負ける事の無い作品でした。
ですので戦闘になるとどうせ勝つんだろ、みたいな考えになってしまう傾向にありました。
こう思われたらどうしようもない気がします。
これが仮に(いつかに述べた)特徴的な能力であれば、どうやって勝つんだろう、どう戦うんだろう、というワクワクも有りますが、ラーニングやコピー、全能や武器TUEEEEだと完全にゴリ押しに近くなります。
確かに最近ではチート系が人気にはなりますが、かといって負けるわけないバトルを見せられて興奮しますか。
別に悪役に主人公が負ける必要は無いんです。それこそどっかのギルドのSランク(←なんか強そう)でも良いんです。
主人公は負けない、という意識を消して下さい。
物語で求められるものは、主人公はとても重要な場面で負けない、というチカラが必要なわけですから。




