クローン培養
なし
いつ発表しても
同じ発表ができるように
まいにち、まいにち
何度も何度も
よんで
けずって
さらに
文をつけくわえりした。
なんどもなんども
原稿を読むが
読めば読むほど
逆に原稿がスマートになり
とうとう
原稿が10分を切る事態におちいる。
まずい。
質疑をいれないで
説明だけで20分。
持ち時間を大幅に残すことは
大きな減点。
開会式で
笑いをかみ殺した
かつら減点とは
大幅に異なる減点。
コンテストなので
論文構造自体の
根本的なミスは
大きな減点となるだろう。
私が
この20分科会で
話題にするのは
「植物のクローン培養」
第一回バイコンに
ふさわしい
王道のテーマ。
と思いつつも
さすがにやや
つかいふるされた感も
いなめないこともあるか。
上位10分科会は
再生医療での培養器。
のこりは、薬。
そして、植物。
分科会のテーマ選択性から
いうと
オーソドックスな植物。
調べつくされた感のあるテーマでは
もはや新鮮味は
すくないかもしれない。
一打逆転が必要だ。
しかしながら
原稿練習をしながらも
まったくアイディアがでず
もって生まれた
楽天的な性格が災いし
「まあ、第1回目だし
なんとかなるか」
「会場の雰囲気で決めよう」
みたいな
こころ模様になって
当日を迎え
第15教室入りとなった。
そう、
そして
そこには
主催者という
強力なカードが最後に
残されていた。
なし




