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時を刻む時計屋  作者: 硝子細工の森


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1/1

時を刻む時計屋

「ねえ、この時計、本当に動いているの?」

 銀色の髪を揺らしながら、少女――リナはそう尋ねた。彼女の瞳は、まるで磨き上げられたガラス玉のように、俺の手元にある懐中時計を射抜いている。

 ここは、王国のはずれにある『時を刻む修理屋』

 看板には「どんな時間も直します」なんて胡散臭い文句が書かれているが、実際のところ、俺の仕事は半分が趣味で半分が暇つぶしだ。なにせ、この店の時計たちは、ただ時を刻むだけじゃない。過去の残り香や、誰かの想いまでゼンマイと一緒に巻き上げちまうんだから。

「動いてるよ。持ち主がその気になれば、な」

 俺はあえて、無愛想にそう答えた。カウンターの奥から冷めた紅茶をカップに注ぎ、リナの前に差し出す。彼女はエルフの末裔だ。その種族特有の長い寿命と、時の流れに対する妙な鋭さを持っている。

 リナは懐中時計を受け取ると、愛おしそうに指先で盤面をなぞった。

「これ、私の曾祖父が遺したの。でも、ずっと止まったまま。ゼンマイを巻いても、魔法をかけても、どうしても一秒先へ進もうとしないのよ」

 彼女の言う通りだ。その懐中時計は、針が十時十分を指したまま固まっている。だが、ただの機械故障じゃない。俺の『時の視界』を使えば一目瞭然だ。

 この時計の内部には、強固な「未練」の結界が張られている。

「なあ、お嬢ちゃん。これはただの時計じゃない。持ち主が最後に見た光景を、永遠に保存しようとする『記憶の檻』だ」

 リナの肩が小さく跳ねた。

「記憶の……檻?」

「そう。十時十分。この時刻に、曾祖父さんは何かを失ったんだろうな。あるいは、ずっとここに留まりたいと願ったか」

 俺はカウンターの下から、真鍮製の特殊なドライバーを取り出した。これは単なる道具じゃない。人の記憶の深層にダイブするための、魔法の鍵だ。

「いいか、魔法の力で無理やり針を動かせば、この時計は壊れる。時計が壊れるってことは、中に入っている記憶も消滅するってことだ。それでもいいのか?」

 リナはカップに口をつけ、ふっと微笑んだ。

「消してほしくて来たんじゃないわ。……もう一度、針を歩ませてあげたいの。曾祖父さんの時間が、この檻から解放されて、明日へ向かえるように」

 なるほど、そういうことか。

 俺は小さく溜息をつき、懐中時計の蓋をそっと開けた。

 その瞬間、視界が歪む。冷たい風が店内に吹き込み、時計の文字盤から光の粒子が溢れ出した。

 ――そこは、一面の銀世界だった。

 雪の降る王都の広場。曾祖父と思しき青年が、震える手で誰かの名前を呼んでいる。その手には、今俺が持っているのと同じ懐中時計。そして目の前には、霧のように消えゆく一人の女性の姿。

『また、どこかで』

 そんな声が聞こえた気がした。

 これが、彼の『十時十分』——永遠に終わらない別れの瞬間だった。

「……おい、お嬢ちゃん。これは重いぞ。あんたがこの記憶を肩代わりすることになるかもしれない」

 意識の奥でリナの声が響いた。

『いいの。私の時間なんて、彼らに比べればほんの瞬きみたいなものだもの。彼らに、せめてもの安らぎを』

 俺は舌打ちをしつつも、手の中で歯車を噛み合わせた。

「しょうがねえな。……いくぞ!」

 俺は強引に、時計の運針を再開させた。

 チク、タク、チク、タク。

 凍りついた雪景色に、鼓動が戻る。女性が笑い、青年がその手を引く。時間は再び流れ出した。閉ざされていた「檻」は解け、光となって弾け飛んだ。

 現実の店内に戻ると、懐中時計の秒針は、正確に今を刻んでいた。

 リナは目元を少しだけ赤くしていたが、その表情は晴れやかだった。

「……動いた」

 彼女はそっと時計を胸に抱く。その姿は、まるで小さな宝石を手に入れた幼子のように無垢だった。

「これで、曾祖父さんは明日へ行けるのね」

「まあな。だが、お嬢ちゃん。お前もあんまり人の過去に首を突っ込むなよ。俺みたいに、未来を忘れることになるぞ」

 俺が冷えた紅茶を飲み干すと、リナは悪戯っぽく笑った。

「大丈夫。私、未来を見るのは得意なの。……次は、時計修理じゃない相談に来てもいい?」

「……営業妨害だな、それは」

 彼女が店を出ていく。夕闇に染まる街並みへ、彼女の足音が軽やかに消えていった。

 俺は再び、机の上に放置された別の時計を手に取る。

 さて、次はどんな「止まったままの時間」を掘り起こしてやろうか。

 この街の夜はまだ長い。そして、俺の商売も、まだまだ止まる気配はないようだ。

「さて、と……」

 俺は呟き、作業台のランプの火を強めた。

 ゼンマイの音だけが、静かな店内に心地良く響き続けていた。



 ◇

「営業妨害だな」と言ったのは本心だが、リナが去った後の静寂は、妙に居心地が悪い。

 カウンターに置かれた古い懐中時計が、今の時刻をカチカチと律儀に刻んでいる。その音を聞いていると、さっきまで店内に漂っていた雪の匂いや、曾祖父さんが抱えていた別れの痛みが、少しずつ現実味を帯びて俺の記憶に馴染んでくる。

「……さて、と」

 店内の古時計たちが、一斉に時を告げた。どれもが微妙に違う時刻を指している。俺のこの店は、世界のあちこちから「時」が迷い込んでくる場所だ。

 ふと、店の奥にある『迷子の時計棚』が、微かに共鳴した。

 棚の最上段に置かれた、ひときわ古びた砂時計が、逆さまに動き出している。それは、リナが置いていったあの懐中時計とは違う。依頼された覚えのない、不気味な気配を纏った時計だ。

「おいおい、今日は店じまいだって言っただろ」

 俺は不機嫌に立ち上がり、棚の方へ歩み寄った。砂時計の砂は、血のように赤い。それがサラサラと音を立てて、下から上へと昇っていく。この砂時計が指し示すのは、未来ではない。……誰かの「寿命」だ。

 砂時計の台座には、見覚えのない紋章が刻まれていた。

 三つの歯車と、それを貫く剣の形。それは、かつてこの国の歴史から抹消された『時の裁定者』たちのシンボルだった。

「まずいな」

 俺は職業柄、面倒なことには鼻が効く。この砂時計が動き出したということは、この街のどこかで、あるはずのない時間が強制的に「終わらされようとしている」ことを意味している。

 店から飛び出すと、冷えた夜風が顔を叩いた。空を見上げると、月がまるで割れた鏡のように不規則な影を落としている。街の時間が、誰かによって歪められている。

 背後から、コツ、コツという硬質な足音が響いた。

 振り返ると、そこには漆黒のローブを纏った影が立っている。顔は見えない。だが、その周囲の空気が、不自然なほど静まり返っていた。音さえも、この影の前では停止してしまうらしい。

「時の修理屋よ。過ぎ去った時間を弄ぶ者に、次なる時間は与えられない」

 影がそう告げると同時に、俺の周囲の空間がぐにゃりと歪んだ。

 時計の針が、狂ったように逆回転を始める。街の灯りが明滅し、一瞬のうちに十年分の年月が、この通りから蒸発しようとしていた。

「おいおい、勝手に俺の店の常連客の人生を削るなよ」

 俺は懐から、先ほどリナの時計を直すときに使ったのと同じドライバーを取り出した。これは修理具だが、逆手に使えば、強制的に「時の流れ」を接続する楔にもなる。

「お前たちが何を狙っているのかは知らんが、ここは俺のシマだ」

 影が右手をかざすと、空間から無数の「停止した歯車」が召喚された。それらが俺に向かって、凄まじい速度で飛来する。

 俺は一歩も引かず、空間の歪みをドライバーで切り裂いた。

「修理の基本はな、壊れた場所を無理やり直すことじゃない」

 俺は地面に楔を打ち込み、魔力を流し込む。街に漂っていた、行き場を失った記憶の残滓――さっきリナが残した雪の余韻や、この街の人々が抱える無数の「また明日」という願いを、空間の亀裂に流し込んだ。

「失われた過去を、現在に繋ぎ直してやるんだよ!」

 激しい光が通りを覆った。

 停止していた時間が、暴力的なまでの勢いで流れ始める。街灯が再び輝き、遠くの教会の鐘が、正確の時刻を力強く打ち鳴らした。

 影は光に耐えきれず、霧のように崩れ去っていく。

 すべてが静まり返ったあとには、ただの夜の街が残されただけだった。

 俺は息を整えながら、地面に打ち込んだ楔を引き抜く。

 指先はひどく痺れていた。

 遠くから、リナが駆け足で戻ってくる足音が聞こえる。どうやら、彼女も「時の異変」を感じ取ったらしい。

「修理屋さん! 今のは……」

 息を切らせたリナが俺の顔を見て、それから周囲の無事な街並みを見て安堵の表情を浮かべた。

 俺は肩をすくめ、懐中時計を彼女に放り投げる。

「ただの定期メンテナンスだ。……ついでに、街の寿命を少しだけ延ばしておいた」

 リナは不思議そうに目を丸くする。

「ねえ、あなたは何者なの?」

 俺は店に戻るために踵を返し、背中で手を振った。

「ただの修理屋だよ。……今はまだ、時計の針を止めるわけにはいかないからな」

 夜空を見上げると、月は元の静かな光を取り戻していた。

 明日になれば、また誰かが泣き顔で店にやってくるだろう。

 あるいは、リナが「相談」と称して、また紅茶を飲みに来るかもしれない。

 俺は店に入り、鍵をかけた。

 カチ、カチ、カチ。

 店内の時計たちが、何事もなかったかのように平和な時を刻んでいる。

 この世界の時間は、俺が守る。

 そう思いながら、俺は次の依頼人のために、また新しいゼンマイを手に取った。



 ◇

 翌朝、店先に小さな鐘の音が響いた。

 扉を開けると、そこには花嫁衣裳の名残か、純白のドレスを泥で汚した女性が立ち尽くしていた。彼女の瞳は酷く虚ろで、手には真鍮ではなく、氷のように冷たい銀の懐中時計が握りしめられていた。

「……直して、いただけますか」

 彼女の言葉は、今にも消え入りそうだった。その声を聞いた瞬間、俺は嫌な予感がした。彼女が抱えているのは、単なる別れの記憶ではない。もっと深く、呪いに近いほどの拒絶だ。

 彼女の名はエリアーヌ。隣国の公爵令嬢だという。

「婚約者に……『君との未来は、最初から設計図になかった』と言われたんです。私たちの過ごした三年間は、すべて嘘だったと」

 彼女が懐中時計を差し出すと、それは俺の手の中で鈍く脈動した。時計の針は、三年前のあの日から一秒も動いていない。そして何より異様なのは、その歯車の隙間に、黒く変色した『言葉』が絡みついていたことだ。

 それは呪詛だ。

「君の愛は重い」「君に費やした時間は無駄だった」

 かつての婚約者が投げつけた言葉の刃が、魔法となって時計に刻み込まれている。これでは、持ち主の心そのものが時計の針と共に停止してしまう。

「エリアーヌ嬢、これはただの故障じゃない。魂の凍結だ。もし無理やり針を動かせば、あんたの記憶の一部も一緒に砕け散るぞ」

 俺は警告したが、彼女は静かに首を振った。

「構いません。このまま時が止まったままでいるくらいなら、思い出と共に消えてしまった方がいい。……彼がいなくなった未来なんて、私には必要ありませんから」

 その横顔には、死の覚悟すら宿っていた。

 俺は溜息をつき、作業台に時計を固定した。彼女のような「想いの重い客」は、修理屋として一番手を焼く。だが、一番放っておけないのも事実だ。

 俺はドライバーを手に取り、時計の裏蓋を外した。

 中から、真っ黒な霧のようなおりが溢れ出す。それは、エリアーヌが捨てきれなかった「三年間」の執着だ。俺はその澱に、自分の魔力を編み込んでいく。

「……いいか、よく聞け」

 俺はエリアーヌの瞳を見据えた。

「修理ってのは、壊れた部分を直すことじゃない。新しい機能を追加することだ。この時計が、あんたを過去に縛り付ける『檻』なら、俺はこれをあんたが明日へ向かうための『羅針盤』に変えてやる」

 俺は黒い澱を、一度すべて引き剥がした。

 彼女が悲鳴を上げ、その場に膝をつく。彼女の記憶から、三年間という幸福な時間が、一瞬にして削ぎ落とされたかのように見える。

「ああ、私の……思い出が……」

「黙って見ていろ」

 俺は時計の歯車を一度すべて解体し、組み替えた。

 かつての婚約者の甘い言葉ではなく、エリアーヌ自身の、泥の中に落ちてもなお立ち上がろうとする「悔しさ」と「誇り」を、新しいゼンマイとして巻き込んだ。

 カチ、カチ、カチ、カチ――。

 乾いた音が、一段と力強く響く。

 黒かった文字盤が、みるみるうちに透き通った青色へと変わっていく。それは、彼女の瞳の色と同じ、冷たいけれど澄んだ色だ。

「さあ、動かしてやれ」

 エリアーヌが震える指で、竜頭を回した。

 その瞬間、時計から弾け飛んだ光が、彼女の周囲の空気を震わせた。

「これは……?」

「あんたの『新しい現在』だ。これからは、時計を見るたびに去った男の言葉を思い出すんじゃなく、自分がどう立ち上がったかを思い出すことになる」

 エリアーヌは、自分の手にある時計を見つめた。

 それはもう、かつての恋人から贈られた愛の証ではない。裏切りを乗り越え、自分の足で明日を刻み始めた、一人の女性の誇りそのものだった。

 彼女は深く息を吐き、涙を拭った。

「……ありがとうございました。私、もう二度と、あの方に時間を渡しません」

 彼女が店を出る背中は、入ってきた時よりもずっと大きく見えた。

 扉が閉まり、静寂が戻る。

 カウンターの奥から、ふとリナの声が聞こえた気がした。

『ねえ、今の彼女、ちょっと私に似てたわね』

「……さあな。どっちにしろ、忙しい客が増えただけだ」

 俺は冷えた紅茶を飲み干し、まだ見ぬ次の「迷子」を待つために、また作業台へと向かった。

 修理屋の夜は、まだ始まったばかりだ。



 ◇

 エリアーヌが店を出てから数日が経ったある雨の夜。

 店に、ずぶ濡れの男が駆け込んできた。豪奢な装飾が施されたマントを羽織っているが、その顔色は土気色で、瞳には酷い焦燥が浮かんでいる。

「ここか……時を直せるというのは、お前か」

 男はそう言って、カウンターに一つの懐中時計を叩きつけた。エリアーヌが持っていたものと対になる、銀細工の時計だ。

 俺は一目見て、それが「強制的に停止させられた」のではなく、「持ち主によって意図的に捨てられた」ものだと理解した。

「あんた、エリアーヌ嬢の元婚約者だな?」

「そうだ。……彼女を探している。いや、違う。この時計だ。この時計を動かせ。彼女が今、どこで何をしているかを知りたいんだ」

 男はエリアーヌを捨てた後、社交界の権力争いに敗れ、全てを失ったらしい。地位も名誉も、そして最も重要だった「エリアーヌの真っ直ぐな愛」も、自分のプライドという名のガラスケースに閉じ込めて壊してしまったことに、今さら気づいたというわけか。

「笑わせるな」

 俺はカウンターに肘をつき、男を冷ややかな目で見下ろした。

「彼女の時計は、あんたの呪いを解いて、ようやく明日へ動き出したんだ。それをお前がまた、過去という名の泥に引きずり戻そうってのか?」

「黙れ! 俺はただ……彼女に謝りたいんだ。あの時、何を言われても彼女を放さなければ、こんなことには……!」

 男の言葉には、後悔の念が混じっている。だが、それはエリアーヌという人間に対する愛ではなく、失った安心感への執着に過ぎない。

 時計の盤面からは、醜い嫉妬と自己憐憫の澱が、黒い油のように滲み出ている。

「修理屋、金ならいくらでも払う。彼女の居場所を突き止め、俺との時間を再開させてくれ」

 俺は溜息をつき、その懐中時計を手に取った。

「あんたの望み通り、この時計を動かしてやろう。だが、教えてやる。時計ってのはな、止まった瞬間からしか時間は進まないんだ。過去を巻き戻す機能なんて、最初からこの世にはない」

 俺はドライバーを突き立て、男の時計に細工を施した。

 エリアーヌの時計には彼女自身の「誇り」を組み込んだが、この時計には、男が捨て去った「エリアーヌの想い」の残滓を強制的に投影するよう設定した。

 カチッという音と共に、時計が激しく回転し始めた。

 男の瞳に、時計の針が刻む光景が映し出される。それは、エリアーヌが彼を待っていた三年間、彼女がどれほど彼を信じ、どれほど大切に時計を磨き続けていたかという、あまりに純粋で痛々しい記憶の数々だった。

「これは……なんだ……?」

 男は腰を抜かし、その場に崩れ落ちた。

 自分の愛がどれほど薄っぺらなものだったか、そして彼女が捧げていた時間がどれほど尊いものだったかを、否応なしに突きつけられる。

「それが、あんたが捨てた『時間』の正体だ」

 俺は冷たく言い放った。

「彼女はもう、あんたの過去にはいない。この時計が指し示しているのは、彼女がこれから歩む新しい未来と、あんたが二度と戻れない場所だけだ」

 男は震える手で時計を抱え、泣き崩れた。

 時計の針は、容赦なく現在進行形の時を刻み続けている。エリアーヌという太陽を失った男には、その冷徹なチクタクという音が、一生消えない呪いのように響き続けるだろう。

「帰れ。ここには、あんたの求める答えなんて一つもない」

 男は何も言えず、雨の中へと消えていった。

 店のドアが閉まると、再び静寂が訪れる。

「……情けないな」

 俺は独りごちて、カウンターに残った男の時計を迷子棚の最下段に放り込んだ。

 人の想いは、時として毒になる。だが、それをどう使うかを決めるのは、いつだって持ち主自身だ。

 俺は再び、別の古い時計の分解に取り掛かった。

 雨の音と、無数の時を刻む音が混ざり合い、夜は深く静かに更けていく。この街の修理屋には、今日もまた、誰かの複雑な時間が舞い込んでくることだろう。



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