第4話 知る真実と託すもの
ドシン!!!
!?
「これは!!」
全員で家から出ると町にバケモノが現れていて、町を攻撃していた。
「バケモノが!行こうみんな!!」
「うん!!」
そうして僕達4人はバケモノに向かって行った。
残されたマリー、水口、橋原
「……ねぇ、まさかだけど自分が管理いた世界を放りっぱなしじゃないよね?」
水口さんがマリーに向かって言う。
「いやいや、そんなわけないじゃん。
勿論、キリのいいところで他の人に代わってもらっているよ」
「そう、それならいいけど」
「そっちこそ……バケモノが湧いでるような世界……管理して大変じゃないの?」
「元々この世界にバケモノなんて湧かないように設定しているの。
なのに私達の世界の奴……有川亜津紗がその世界に入り、バケモノを召喚した。
この世界はバケモノが現れる世界になったので仕方なく……あの子達にバケモノ退治と言う理由で倒してもらってる……」
「ふ~んちなみに有川亜津紗って今、どうなってるの?」
「え?牢屋にぶち込まれているはずだけど?魔法の鎖にも繋がれているし」
「………マズイわね……」
「おい、何がマズイんだよマリー」
橋原が言う。
「牢屋情報、何も聞いてないの?」
「あ~、聞いてないかも……色々と仕事が立て込んでいて……あんまり目を通せなかったの」
「はぁ……なら、今回のバケモノを召喚している首謀者は有川亜津紗よ」
!?
「は!?有川亜津紗!?捕まっているだろ!」
橋原が言う。
「なら、これ見てよ」
マリーは手のひらに小さなチップを乗せる。
すると、映像が浮き出る。
!
「数日前……有川亜津紗が逃走しました……魔法の鎖は破壊されており、看守もいません。
警察は有川亜津紗の行方を追っていますそれと看守の者も……」
………。
「看守……リリカよね?確か……」
「ああ、まさか……奴の仲間だと言いたい?」
「いいや、そんな事ないけど?まぁ……やられたわね……」
「で、どうするの?水口プレス、橋原スマッシュ?」
「取り押さえるに決まってるでしょ……リリカもね」
「オーケ〜!分かった、色々と情報を送るわ」
「ねぇ少し待って……もしかしてマリーはこの事知ってたの?」
「いや、まぁ……うん。
深くは知らないけど…それで2人の情報を送るよ」
「そう……お願いできる?私と橋原で取り押さえる」
「バケモノは気をつけな?後で私も追いかける」
「了解」
2人は凄いスピードで町に行った。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その頃
グオー!!
グオー!!!
バケモノが大暴れをしていて町は壊滅状態となっている。
「ふふふあはは!!!!最高だわ〜ホント、最高よ」
大笑いするフード女。
「そろそろ奴らが来るんじゃないですか?」
もう一人のフード女が言う。
「そうね、でも……奴らがどれくらい強いか見てみたいの。
この目でね……」
「分かりました」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
「見つけた!!!」
僕はバケモノに近づき、斬りかかる。
ザシュ。
グオ〜。
ドシン!
(良し!!!これなら対応出来る!!!)
「遥斗、俺達もやるぜ!!」
ザシュ!!!
「やああ!!!」
「はああ!!!」
沙織と萌々もバケモノを一撃で倒した。
そうして4人はビルの屋上に立つ。
「バケモノ相手に余裕ね、遥斗」
沙織が言う。
「この武器なら対応出来るからね」
「余裕だったな、呆気ないくらいに」
「そうね……うん?」
萌々はふと見られているような気がしてそちらを向くと
!
そこにはフードを被る女二人が居た。
「フード女!!!」
萌々が叫ぶ。
!
3人は萌々の方を向くとやはりフード女が二人居た。
「アイツラがバケモノを召喚している……奴」
遥斗が言う。
「そうね」
コツコツ。
するとフード女達が少しこちらに近づき、フードを取る。
!?
(な!?)
「お、お前は!!!!」
3人は驚いた顔をする。
そこに居たのは有川亜津紗と見知らぬ女だった。
「久しぶりね……救世主?なのかな?新田遥斗くん」
「有川亜津紗!!!お前は剣さん達に捕まったはず!」
「ふふふ、私の隣に居るこの子ね……私の牢の看守なの。
この子を洗脳し……私の部下にしたの……もうこれ以上言わなくても分かるわよね」
「ああ、脱走したんだよね」
「正解……で……その貴方の隣に居る女……有根萌々をこちらに寄越しなさい」
「なぜ彼女を!!!」
「あれ?もう知ってるかなって思ったんだけど……まぁいいわ……その女の胸付近に緑色の玉がくっついているの。
それは我々の物なの……だから、返して欲しいのよ」
「我々の物って!!これは神社に行った日!たまたま私にくっついたものよ!!!神さまに託された」
「神様?ははは!!!これは傑作ね。
まさかあの女……神様設定を入れていたのね……言っておくけど……それは人が持っていい力じゃないの……死にたくないでしょ?有根萌々」
(神様設定?パプルさんか水口さんが設定をしたってこと?けど……この玉が奪われたら嫌なよかんがする…)
「だめです!!玉は渡せません!有川亜津紗さん、そして看守の方……おとなしく捕まってください!!」
「ふふふ……まぁそう言うと思っていたわ……今日は別に盗ろうって気じゃないしね。
貴方達の強さを見たかったの……この目でね」
スタッ。
!
「有川亜津紗!!!それにリリカ!!!」
!?
その声に振り返ると水口さんと橋原さんが居た。
「お二人とも!!!」
「ふふ、捕まえられたとでも思ったの?バカな女ね」
有川は水口に向かって言う。
「あんたはリリカに何をしたの!!!」
「デカい声出さないでよ……普通に聞こえてるし……洗脳しただけど……彼女はいい子よ……私の可愛いしもべ。
貴方達に近い言葉で言うのなら……操り人形ってことかしら?」
(!……あの言葉……あの時の水原亜香里も言っていた言葉)
「そんな事をして何をするつもりだ!脱走までするとなると罪がどうなるか分かっているのか!」
「ふふ知ってる……私、処刑されるんでしょ?
なら最後まで足掻かせてもらうの……その玉を獲得し……この町を滅ぼす……」
「そんな事させない!捕まえてやる!!!」
「ふふ……捕まえる?この私を?甘く見ないよね……私がその気なら今からバケモノになって…この町を更に崩壊するわよ?
そんな事をしたら、向こうのあの子は苦しい筈だわよね?」
!
(な!?なぜそれを知って!!知っている者は限られているぞ!リリカを洗脳し聞いたとかか?)
「……」
「ふふ、いい考えね……じゃあね〜」
そう言い有川亜津紗とリリカが行ってしまった。
「クソ!!!」
水口さんは吐き捨てた。
「水口さん……あの子って?」
「パプルの事よ……彼女が全ての世界と繋がって居るの……そして管理してる。
町や建物が破壊させる…そしてバケモノが爆発すると煙が出るでしょ?
あれはパプルが出しているもの…その煙のお陰で町は元に戻り、人も元に戻る……何も起きなかったようにね」
「なら、さっき亜津紗が言っていた言葉は」
「そう……脅しよ……パプルを苦しめようとしている」
「じゃあ一刻も早く2人を捕まえないと」
「ダメなの……迂闊に手を出されてまた有川亜津紗が暴れたなんてなったら……それこそ……この町が再生不可になっちゃう……」
「再生不可?」
「煙にも限度がある……パプルの体にも物凄い負担がかかるの……大暴れなんてされたら……それこそパプルが命を落とす恐れがある……」
「でもあの時!有川亜津紗がバケモノになって暴れた時は!」
「そう……あれね……パプルが言っていたわ……あの時の暴れは私を気絶まで追い込む程だと…」
「気絶……」
「そう……本来ね……この世界にバケモノなんて現れるように設定されていないの」
「でも!現に現れてますが」
「そう……有川亜津紗がこの世界に入ってバケモノのデータを入れた事でバケモノを出した。
彼女自身もバケモノになれる……とんでもない女なのよ……有川亜津紗って言う女は……」
「なら有川亜津紗をこの世界から出せば」
「そう……この世界からバケモノが消える……元凶の有川亜津紗が居なくなるからね」
「だがよ〜それって出来んのか?有川亜津紗がバケモノになったらダメなんだろ?」
洋介が言う。
「まぁ……これはパプルに聞かないと分かんないわ。
パプル側に居てくれる人が居ればいいけど……」
「どういう事ですか?」
沙織が聞く。
「パプルの強い衝撃を受け止めてくれる人が居るの。
その人が居ればある程度耐えれるの……でもね……その人は……」
「何かあったんですか?」
「何者かに襲われて亡くなったわ……朝早くにやられていたそうなの。
まだ未解決なの……犯人もまだ捕まっていなくて」
「それ……有川亜津紗と繋がっている者の仕業とか?」
「分からないけど……犯人は絶対に許せないの。
パプルを支えてくれるいい人だったのに……」
「……」
「水口さん、橋原さん……お二人はその人達を見つけるためにこの世界から出たらどうですか?」
「は、遥斗!な、何を言って!」
「僕達はあの2人、有川亜津紗とリリカさん?を追いますので……この世界の主人公は僕なんでしょ?」
「………ええ」
「なら見つけますよ、この世界に平和を取り戻すのも主人公の役目……大丈夫です!
洋介も沙織も萌々も居ますから」
「……分かったわ……けど、無理はしないでほしい、相手に一度勝ってるとは言え油断出来ないから。
それとこれ」
水口さんは小さな四角い物を渡してきた。
「これは?」
「これは武器をアップグレードする為に必要な物……必要でしょ?」
「ありがとうございます」
コツコツ。
「やっと追いついた……はぁ……はぁ……」
マリーが息を切らしながら来た。
「マリー、この世界から出て……未解決の犯人を探すわよ」
「へ?!いやいや、この世界は!?それに亜津紗とリリカは?」
「4人に任せるの。
大丈夫、私……信じてるの4人を」
「……はぁ……分かったわよ〜けど、無理はダメだからね。
マリー先輩からの約束よ」
「はい」
そうしてマリー、水口、橋原さんはこの世界を出ていった。
「みんな……まずは水口さんの部屋に戻ろう……無闇に追いかけても無駄だし」
「そうね……一端戻りましょうか」
「はい」
「だな」
そうして4人は水口さんの部屋へと戻った。
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