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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

凛子の霊異記【おまえは居ない】

登場人物紹介


結城ゆうき 凛子りんこ

陰のある性格。クールで人付き合いは良くない。愛想が悪い。心を許した相手には非常に友好的になる。

強い霊感を持つ。霊を見つめることにより霊の生前に同調でき「重なる」ことができる。霊に無念の原因を探り、それにより問題の解決に寄与できる。


三橋みはし 達也たつや

冷静でしっかりしており寛容。凛子に対しては頼りなさを見せることが多い。物事に対する視野が広い。謙虚。凛子に好意を持っている。大事なものを守ることに関して、時に激情を見せることもある。

古武道に通じており、かなりの実力者だが、表面にはあまり出さない。

 12月も中旬を過ぎ、急に凛子から呼び出しを受け、達也は彼女のアパートへ向かった。

 要件には心当たりがある。先日、彼女に伝えた「言葉」のことだろう。達也は少し緊張していた。

 アパートの呼び鈴を押すと、少し間を置いてからドアが開いた。

 凛子はにこやかに出迎えたが、その笑顔にはどこかぎこちなさが滲んでいた。達也も笑みを浮かべるが、これも少々ぎこちない。

 互いが、互いの表情を見て、ほぼ同時に噴き出した。

 そのおかげでリラックスできたのは、達也も凛子も同じだったようだ。凛子の招きに応じて、達也は部屋に入った。

 あいかわらず殺風景な部屋だが、それにももう慣れた。

 デスクに乗った、古びたPCの傍らには、びんてまりが飾られている。あまりに殺風景な部屋だからと、以前に達也が贈ったものだが、どうやら気に入ってもらえたようで、それ以来ずっと飾られている。埃もかぶっていないようなので、どうやら大事にされているようだ。

 それを見るたびに、達也は少し嬉しくなるのだった。

 凛子は折り畳みの小さなテーブルを出すと、「珈琲淹れるから、座ってて」と言った。

 インスタントの特売品のようだが、これでも最初の頃に比べれば雲泥の差だ。あの頃は、早く帰れ、のオーラがビシビシと伝わってきたものだ。

 感慨深く思いながら、達也はインスタント珈琲を淹れる凛子を目で追っていた。


 珈琲を一口すすって、凛子は少し慌てたように言う。

 「ごめん、なにか甘いものでも用意しておけば良かった。ごめん」

 しかし、達也は手を振って、

 「いや、ごめん、こっちこそ。気を回すべきだったよ。ケーキでも買って来ればよかった」

 と言う。

 そこで、一瞬の沈黙があり、取って付けたように達也がまた珈琲に口を付ける。

 なんだかお互いにジャブを打ち合っているようだ。どうも気まずい。

 しかし、凛子が思い切ったように言う。

 「...来てもらったのは私なんだからね」

 自らに言い聞かすような、そんな口ぶりだった。

 達也は背を伸ばした。

 それを見て凛子は少し笑う。

 「そんなたいそうな話じゃないの。ただ昔話を聞いてほしかっただけ」

 そう言って、窓の向こうを見るが、そこは隣の建物の壁だ。しかし彼女は遠くを見るような眼差しでそれを見つめていた。

 「うん、そう。ただの昔話を話したいの。……聞いて、くれる?」

 しかし、すぐに首を振って小さな声で「...聞いてください」

 そう言い直すと、思い出すように語り始めたのだ。



 雨が降っていた。山の中の曲がりくねった夜の道を、父は車を慎重に運転していた。雨脚は徐々に強くなっている。時折、後ろから車のライトが近づくが、タイミングを見て父は車を寄せ、やり過ごしている。

 後ろの座席には5歳の凛子がジュニアシートに固定されて座っており、その隣には母が座っており、凛子に空想のお話をしながら、凛子を楽しませてくれていた。そんな二人の会話を、父も聞きながら楽しそうであった。

 と、雨で見通しの悪い中、突然車の前に大きな動物が現れた。凛子はそれを見、その時その動物が、なぜか笑っているように見えた。

 父はブレーキを踏み、車は滑る。母が凛子を抱きしめた。

 車は、崖下へ落ちて行った。


 凛子が気が付いたとき、足がとても痛かった。両方の足に力が入らなかった。凛子は泣きべそをかいて「おかあさん」と呼んだ。

 しかし、返事はなかった。

 「おとうさん」と呼んだが、やはり返事はなかった。父はハンドルに突っ伏し、母は凛子の隣で首を不自然に傾けたまま、どちらも動かなかった。車内に雨が降り込んでいることに気づいた瞬間、再び凛子は意識を失った。


 その次に凛子が目を覚ましたのは、どうやらその臭いが原因だったようだ。ものすごく臭い。凛子は目を開けた。

 目の前に大きな黒い影がいた。なにかを咀嚼する音がする。顔を上げたそれは口から長いひものようなものを加えている。

 凛子の口から、何かが飛び出そうとしたが、それはなぜか押し留められ、そのかわり目が離せなくなった。

 そして、頭の中で、どこか冷静に繰り返していた。「これは夢じゃない、これは夢じゃない」と。そう、確かに、言い続けている声があった。

 「ばりっ」「ぼりっ」という骨の砕ける音が、「くちゃくちゃ」という咀嚼音と混ざって、凛子の耳を満たした。そして猛烈な臭気が鼻につく。凛子の横で同じような音と臭いがする。そちらに目を向けると母の顔が凛子を見つめていた。が、すぐにあらぬ方へ顔を向ける。小さな影がふたつ、母に抱きついていた。凛子の大事な、優しい母に抱きついていた。「くちゃくちゃ」、「ぼりっばりっ」、そんな音がいつまでも続いていた。

 おとうさんもおかあさんも、凛子に優しい言葉はかけてくれなかった。


 大きな黒い影が顔を上げて凛子を見つめていることに気が付いた。それは人の顔をしていた。

 その顔は、父の顔や母の顔に似ていたけれども、その目は優しい二人のそれではなかった。

 凛子を見つめて、そいつは言った。

 「おまえの番は後だ」

 凛子の隣からも声が聞こえた。

 凛子によく似た子供の顔が二つ、言う。

 「おまえの番は後だ」

 黒い影の化け物たちは、父と母を引きずって出て行った。凛子の隣には、おかあさんのやさしかった手が残されていた。

 明るくなってきた頃、人の声と叫び声が聞こえた、ような気がする。よく覚えていない。


 消防が警察からの連絡で到着し、崖下に落ちた車を目指した。隊員たちは慎重に崖を下り、やがてたどり着いた。その時、最初に到着した隊員は、思わず息を呑んだ。少女は血の海の中で、まるで彫像のように動かず、ただこちらを見ていた。隊員が声をかけても、猛烈な臭気と、乾きかけた肉片、そして血の海にまみれ、その少女は微動だにしなかった。ただ時折深く息をし、ゆっくりと瞬きだけをしていた。


 少女はヘリコプターで救出された。



 その施設は、凛子にとって冷たい「檻」だった。優しい父母の記憶は日々の中で薄まり、いまや凛子には遠い記憶になっているかのようだった。

 施設から学校に行き、そして帰って来る。皆で食事を摂り、そして眠る。そのような繰り返しの毎日に過ぎなかった。

 時折、年長の女児に、凛子は取り囲まれた。そして黙って平手打ちをされた。

 凛子は押し黙り、冷たい目で女児たちを見つめるだけだったが、かえってそのことが女児たちをいらつかせ、日を追うごとに凛子への行為は激しさを増し、取り囲まれて蹴られるようにもなった。

 施設の先生たちは、そんな場面を見ることはあっても、声をかけることはなかった。

 凛子が泥だらけでも、水をかぶっていても、そしてトイレの便器に顔を伏していても、汚れた凛子を叱るだけだった。

 「こいつはお化けが憑いている」

 ある時から、女児たちは、凛子をそう囃すようになった。それは男児たちにも波及し、凛子は「お化け女」「幽霊」などと呼ばれ、避けられるようになった。凛子とは口を利かず、目を合わせることもせず、一緒に食事を摂ることも嫌がるようになった。凛子は独りで食事を摂り、しばしば服や下着がなくなる部屋で、独りで丸くなって、眠るようになった。

 時に、倉庫の中、鍵の開かない暗い部屋で一晩を過ごし、寒い冬の夜に、なぜか凛子の薄い布団だけが水浸しになることもあり、朝には「おしっこ漏らした、だっさー!」と、手拍子に乗せて繰り返すこともあった。

 それでも凛子は泣くこともせず、ただ冷たい目で子供たちや施設の大人たちを見つめていた。

 そんな凛子を子供たちは、そして大人たちでさえ薄気味悪く感じ、凛子が居なくなることを願って、それを口にすることも憚らなくなっていった。


 ”真っ暗な場所で膝を抱えた凛子が泣いている。「おとうさん」「おかあさん」と言い続けながら泣いている。そして、もう一人の凛子が冷たい目で見つめている”


 その暑い夏の日、理由もわからない罰で園庭を何周も走らされて、凛子の体はくたくただった。

 だから凛子は深く眠った。


 ”真っ暗な場所で、膝を抱えていた凛子が顔をあげた。今日は自分を見つめるもう一人の凛子はいない。そして、どこかで誰かの声が聞こえた---”

 --園長先生が呼んでいる

 凛子は目を覚ました。部屋の中は静まり返っていたが、廊下の外から、確かに園長先生が呼んでいる。

 凛子は、こっそり廊下へ出た。

 しかし、廊下には誰もおらず、ただ暗い廊下があるだけだった。凛子は怖くなって部屋に戻ろうとした。

 「りんこちゃん」

 そう、凛子を呼ぶ園長先生の声がした。廊下の先、曲がり角の向こうから、それは何度も繰り返し呼んだ。

 --行かないと

 凛子は歩き始めた。怖いのに、なぜか歩くことを止められない。

 廊下の突き当りまで来て、凛子は角を曲がった。

 その時、大きな真っ黒な影が凛子の前に立ちふさがった。

 熊のような大きな影が、笑っている。

 ...その影は、あの夜、山で見たものに似ていた。あの時は、確か笑っていた --人の顔で。

 思い出しかけた時、その影の顔が人の顔になった。

 その顔は園長先生であり、他の先生たちであり、施設の子供たちの顔でもあった。--すべてが混ざり合った、歪んだ顔だった

 そして言う。

 「おまえの番だ」

 凛子は悲鳴をあげそうになった。


 その時、”冷たい目をした凛子”が凛子の前に立ち、その大きな影に向かって言った。

 「おまえは居ない。嘘をつくな」、と。

 大きな影は一瞬、悔しそうな顔をして消えた。

 そして影が消えた時、その、もう一人の凛子、”冷たい目をした凛子”が振り返り、凛子に向かって叫んだ。

 「しっかりしろ!」「泣いていても誰も助けてくれない!」「お父さんもお母さんももう助けてくれないんだ!」

 叫ぶなり”冷たい目をした凛子”は消えて、逆に凛子自身がその場に立っている、ということに気づいた。つい今まで”冷たい目をした凛子”が立っていた場所に。

 凛子の視線の先に、膝を抱えて泣いている凛子が居た。

 --あの子は...

 そう思った時、泣いている凛子が顔をあげた。

 その瞳が凛子を見据える。凛子も見つめ返した。


 世界が回った気がした。音も、匂いも、すべてが遠ざかり、ただその瞳だけが、凛子を見つめていた。


 凛子が目を開けると、ハンドルに突っ伏した父に、大きな熊が覆いかぶさっていた。

 そして凛子の隣では、二頭の子熊が、母に覆いかぶさっていた。

 凛子の周囲に、凛子にとってこれ以上ないほど、不快で不愉快な、嫌悪以外の何物でもない音と臭いが満ちていた。

 やがて三頭の熊が凛子に顔を近づけた。凛子は大きな熊を、父を咥えた大きな熊を睨みつけた。

 熊は、臭い息を残して離れて行った。


 --そして凛子の目の前が暗転していく


 子供たちが自分の周りで座っている。皆、こちらの言葉に耳を傾けている。

 凛子は自分が園長先生になっていることに気が付いた。

 園長先生は恐ろしそうな顔で、そして小さな声でそっと言う。

 「ここにはお化けが居るんですよ」

 子供たちは聞き入っている。

 「みんなはもう気が付いていますね」

 子供たちは恐ろしそうに頷いた。

 さらに小さな声で、園長は尋ねる。

 「それは、だーれ?」

 子供たちは、声を揃えて、それでも小さな声で言う。

 「りんこちゃん」

 園長先生である自分が、笑みを浮かべるのを、凛子は感じた。

 そして、子供たちが部屋を出ていく。

 園長はじっと見ている。

 部屋から凛子が連れ出され、倉庫へ押し込められて行くのを。

 倉庫の前で、中に居る凛子を囃す子供たちが、やがてその場に居なくなった時、園長は倉庫の前に立った。

 --泣いているなら助けてやっても...

 そう思ったが、中からは何も聞こえなかった。

 --いまいましい

 そのような感情が園長の中に沸き立ち、園長はそっと鍵をかけた。


 その時、別の若い職員が見ていることに気が付いた園長は、その職員のもとへ行き、こう言った。

 「子供は泣くべきなんです。泣いて自分自身を発散させるべきなんです」

 若い職員は頷いて言った。

 「私もそう思います。特に薄気味悪い子ですからね。どんな育てられ方をしたのでしょうかねえ」「ある意味、可哀そうなんですけどねえ」

 園長は知っていたがあえて言わなかった。凛子の両親は事故で死んでいることを。

 園長の中で、凛子は静かに聞いていた。


 --凛子の目の前が、静かに暗転する。

 凛子の目の前に、大きな黒い影の「園長」が立っている。

 凛子は、その影に向かって言った。

 「あんたは居ない。嘘をつかないで」

 影は消えて行った。


 凛子は布団の中で目を覚ました。

 なにか廊下が騒がしかった。

 大人たちが慌ただしく走っている。

 やがて救急車のサイレンが聞こえてきた。

 子供たちは部屋から出ないように、と、大人たちが言って回っていた。

 しかし、年長の子供たちはこっそり見に行ったようで、やがて

 --園長先生が倒れていたんだって

 昼頃には、そんな噂が施設の中を巡るようになっていた。



 凛子の語る「昔話」は一応、終わったようだった。

 気が付くと、珈琲は冷めており、窓の外も薄暗くなっていた。

 達也は声を出すことができなかった。何を言えばよいのかわからなかった。

 だが、言わなければならないとも思った。

 「よく頑張ったね」と。

 その時、凛子は俯いて肩を震わせ始めた。


 しばらくたって顔をあげた凛子の目は、少し赤くなっていた。

 達也は、気が付かないふりをして尋ねた。

 「結局、園長はどうなったの?」

 凛子は肩をすくめた。

 「知らない。でもそれからしばらくして、新しい園長が来たわ」そして、間をおくと

 「そのあと、その園はなくなったの。もっと大きな、小さな子から高校生までが混在する園と一緒になったの」

 達也は苦笑した。

 「まあ、園長は自業自得だけれど...」

 「私の言うことをそのまま信じるのね。子供の話よ」

 と、凛子は達也をからかうように言う。達也は、ふん、と鼻を鳴らして

 「なにをいまさら、だよ。5歳だろうと10歳だろうと、凛子が見たのならそうだよ」

 と言った。

 「でもわからないのは-」と、続ける。

 「倒れてたのは施設の中ってことだよね。夜、帰ってなかったの? 施設で泊まり込んでたの?」

 「それも良くわからないわ。実際、興味もなかったし」

 凛子はにべもない。

 達也はもうひとつ聞く。

 「それと『おまえは居ない、嘘をつくな』って言う言葉は、なにか意味があったのかな? 怪異に対する否定のような意味? 凛子がそんな技を持ってるなんて知らなかったけど」

 それに対して凛子は、宙を見つめて、言葉を探るようにして答えた。

 「それは、もう一人の私が言った言葉なの。確かに否定の言葉ね」

 そして続ける。

 「でも、そこに『怪異は居なかった』の。居たのは、私が作り出した『妄想としての怪異』よ。そして『彼女』が『否定』したのは、その時の私の『思い』。それをを否定して、前へ進む、言わば『新しい私』へ変化することを意味したのね」

 「だから、同時に私を叱ったの。『いい加減にしなさい。もう起きなさい』って。『いつまでいじけているんだ』ってところね」

 そこまで言って、凛子はお湯を沸かしに立ち上がった。

 「珈琲、淹れ直すね」

 「ありがとう」達也はそう言って考えを巡らす。そして、キッチンに立つ凛子に言った。

 「それは... なんだか哲学だね」

 凛子は背を向けたままで笑った。

 「そうね... まだ子供のくせに、生意気でしょ」

 達也も笑った。


 新たな珈琲が湯気を立てて、二人の前に置かれた時、達也は呟いた。

 「もうひとりの君が、君を守っていたんだね。...いや、今でもか。君を『守っている』」

 凛子が少し驚いたように目を向けた。達也は続けた。

 「僕はもう一人の君にどう思われてるんだろうか」

 「気持ち悪くないの? 私のこと、きっと単なる病気だと、人は言うわ」

 そう凛子は、俯いて言う。

 達也は否定した。

 「僕はそう思わないな。凛子にとって『彼女』は守り神みたいなものじゃないか」

 そして続けて言う

 「それに、なんでもかんでも病気だと言うなら、お化けも、ご先祖様も、神様だって、病気が見せるもの、ってなってしまう」

 凛子が黙って達也を見つめた。ほんの微かだが、安堵の気配が表情に現れていた。

 珈琲のカップに口を付け、二人の間にひと時の静寂が生まれた。そして凛子が達也の問いに改めて触れる。

 「...どう思われているのか... か。これまでも何回か『彼女』には会ったはずよ」そして続ける「私と一緒よ...」

 間髪入れずに達也は答える。

 「うん。会ったことがあるね。うすうすそんな気はしていたよ。時々眼差しに冷たい光を見せることがあるから」と言い、今、気が付いたような顔で問いかける。

 「『私と一緒』?」

 凛子は達也を見つめて

 「好きよ」

 と、一言言った。

 達也はその瞳を見つめて、「今。言ってくれたのは... もう一人の方だね」と微笑んだ。

 凛子は微笑み返す。その瞳の奥に、もう一人の凛子が静かに頷いていた。

注)この話はフィクションです。児童養護施設は、子どもたちの心と体の成長を支えるため、食事や衣類、学習支援、情緒の安定などを総合的に提供し、子どもたちが社会的に自立できるよう、生活全般をサポートする「家庭の代わり」となる場所です。大人が積極的に虐待をする場ではありませんことを、強調しますと共に、不快な思いをなさった方にはお詫びいたします。

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