告白
「ねぇ、大翔」
「な〜に?」
「好きな人いる?」
「え?」
中学からの友人から放たれた一言。恋バナはあまり好まない碧の発言に驚きつつも、大翔は落ち着いて答えた。
「いないけど…」
「ならよかった」
碧が落ち着いたような表情をした。
「どうしたの?突然聞いてきて」
「う〜ん?なんでもない」
「なんでもないんだぁ、」
「うん」
「聞いてきたってことは答える覚悟があるってことだよね。好きな人は…いるっていってたか。その人ってどんなひと?」
キラキラした目で大翔が聞いた。
「高2の白い髪の毛」
「そこまでは聞いた。碧との関係性とかさ、教えてよ。せっかくだし」
「う〜ん」
「ねぇ、お願い」
大翔が上目遣いで聞いた。
「…中1から一緒で、可愛くて、常人っぽいけどだいぶイカれてて、そこも可愛くて、でも頼もしくて、泳ぎが上手で、この前水怖がってたら、一緒に手ついないでプール入ってくれて、そんなところがかっこよくて、不思議な髪型で、でも理由があって、その理由も可愛くて、なによりも根っこから優しい人」
「ん?…ん?!?!」
一瞬だけ思考停止したが、碧の言っていることを理解した大翔は一気に顔が赤くなった。
「え、いや、はい?」
「だから、大翔が好きだって言ってんの。まぁ、こんな事言われてもびっくりだよね。返事は何年かかってもいいから、考えておいて。お願い」
碧はそう言い放って少し寂しそうに帰っていった。
翌日
「碧、今日からよろしくね」
「ん??」
碧は一度驚いた表情をしてから、パッと表情が明るくなった。
「え、ほんとにいいの??」
「うん、いいよ」
「やった~!!!」
こうして二人はひとつのカップルとなった。




