『ブロックストライゴン』~角を繋げる!直感的で子供でも遊びやすい~
今回、挿し絵が多めです。
ゲームタイトル:『ブロックストライゴン』
プレイ人数 :1~4人 ※1人の場合はソリティアで。ゲームというよりパズルをやる感覚です。
推奨年齢 :7歳以上 ※人によりますが、ブロックや型はめ遊びが好きな幼稚園児なら7歳以下でもルールをサクッと覚えて遊べたりします。
プレイ時間 :約20分 ※小さなお子様相手だと少し時間がかかります。30分くらいかな。
面白さ :★★★★★
戦略性 :★★★★★
中毒性 :★★★★☆
ルールの簡単さ:★★★★★
携帯性 :★★☆☆☆
見た目の凝り度:★★★★★
財布への優しさ:★★★★☆ ※今見たら有名ECサイトで1500円を切ってました!普段は2000円越えなので★3です。
初心者さんへのオススメ度:★★★★★
簡単に言うと:三角で構成されたピースを使った陣取り(侵略)ゲーム。角を繋げるだけなので子供でも直感的に遊びやすく、図形の訓練にも! 飴細工のようなカラフルなピースが美しいゲーム
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第二回は、第一回に取り上げた『ハゲタカのえじき』とは「携帯性」と「見た目の凝り度」の評価が真逆のゲームです。
でもこれも面白いんです!
さて、一番最初に注意点を申し上げたい。
『ブロックストライゴン』は『ブロックス』という元祖があり、その派生系だと言うこと。
(ブロックス・トライゴンなのです)
以前オススメしたところ、間違って元祖『ブロックス』を買ってきちゃった人がいたのですよ……。
いや、元祖も悪くない。悪くないけど圧倒的に私はトライゴン派!
ぶっちゃけパッケージの箱が場所を取る以外に、トライゴンが元祖に負けている所って無いと思う!
ではルールを交えながら、元祖よりトライゴンがオススメな理由をご紹介していきましょう。
====ルール====
『ブロックス』『ブロックストライゴン』は、共にカラフルなピースを使った陣取りゲームです。
『ブロックス』は四角の、『ブロックストライゴン』は三角のマスで構成されたピースを使用しています。
このピースを、盤面に角が接するように交互にはめていくだけ。辺が接してはいけません。
ピースはひっくり返したり、回転させたりしてOKです。
交互にピースをはめ、どちらもこれ以上置けなくなったらゲームが終了します。その時点で各自、置けずに手元に残ったピースのマス(『ブロックス』なら四角、『ブロックストライゴン』なら三角のマス)の数を数え、一番合計数の少ない人(大きなピースをより沢山置けた人)が勝者です。
====以上====
文面だけではイメージしづらいので『ブロックス』を例にとった図解をいれます。
自分が赤のプレイヤーの時、画像の◯印の所に次のピースを置くことができます。他の部分は辺が接するか、どこも接していないので置けません。
そして『ブロックス』の戦略というか、必勝法というか、これをやられると一気に不利になる場面があるのです。それが次の図解です。
おわかりでしょうか? 進行方向の蓋をするように相手にピースを置かれてしまうと、次のピースを置ける所が一気に減ってしまうのです。
ところが!『ブロックストライゴン』なら心配ご無用!
はい! ◯印が沢山♪選り取り見取りですね!
それだけじゃないんです。先程の必勝法も破れるのです。
ふふふふっ。これはもはや陣取りゲームではなく、相手の懐に滑り込む"侵略ゲーム"と言えましょう。
そして、このゲームの「見た目の凝り度」を★5にした理由なのですが、ゲームが進めば進むほど綺麗な幾何学模様ができるのですよ~♪
ねっねっ。良いでしょ? 飴細工のような透明でカラフルなピースが繋がっていく絵は壮観です。
このゲームの欠点。先ほども少し触れましたが、箱が場所を取ります。形が直径30センチ以上の六角形。
しかも立てて持ち運んだり収納すると、中のピースがガッシャンガッシャンと音を立ててぐちゃまぜになります(涙)
それ以外は欠点らしい欠点はありません。見た目の綺麗さや、図形が好きなお子様ならハマると思いますよ!
もちろん大人にもオススメです!