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8話

ここで、ハタペデの方のTwitterで言っていた、笠松ヘラの制服の秘密が明かされます。

郡上知美が笠松ヘラの制服のフリルに気づいて言う。

「そのフリル、かわいいね」と。

笠松ヘラは、「気づきました?縫い付けてあるらしくて・・・母の趣味らしいです」と言う。

そこに、八木沢みおが来て言う。「ヘラちゃんの制服にフリルが付いてるのは入学の時からですよ」

笠松ヘラは八木沢みおに「入学当初から気づいて居たとかすごいです。それとみお先輩今日から着物で登校することにしたんですね?その着物、かわいいですね。ヤガスリ模様って言うのでしったっけ?」

八木沢みおは「よく、知っているね。矢絣模様であってるよ」と言う。

そこに来た山県優菜は言う。「みおさん、今日から着物登校でしたね」

八木沢みおは言う。「覚えてくれてたんだ~」

郡上知美は「笠松ヘラの制服にフリルが付いていたこと知ってる?」と優菜に尋ねる。

山県優菜は「いや、今初めて聞いたわ」と言い、笠松ヘラの足下をマジマジと見てから、言う。「本当だね・・・今初めて知ったよ」

笠松ヘラは「これ、意外に目立ってなかったんだ・・・これが目立って目を付けられたらどうしようって・・・思っていたけど・・・」

郡上知美は「ヘラちゃんが気にするほど、目立っては居ないよ。そのフリル。だって、今まで気づかなかったし。それより、金髪オッドアイという身体的特徴の方が、目立ってしまうよ・・・」

笠松ヘラは「そんなに、珍しいですか?金髪オッドアイって?」と言う。

八木沢みおは「めずらしいですわ。長野でも美濃太田でもここら辺でもなかなか見かけない・・・いや、見かけたことないわ」と言った。

笠松ヘラは少し不服そうに「そうなのですね・・・」と言った。


始業式が始まる時間が近づいて来た。

そのため、おのおの各自の教室に戻った。




しばらくして、始業式が終わった。

天都田数樹は、笠松ヘラを体育館の裏に呼び出した。

笠松ヘラは「この前のお弁当の件はありがとうね」と言う。

天都田数樹は「覚えててくれたんだ。」と言う。

天都田数樹はこのまま友達のままでいれた方が幸せなのは分かっていた。

でも、ここで踏み出せなきゃ・・・ずっと友達のままかもしれない。

天都田数樹は勇気と声を振り絞り、言う。「僕と・・・付き合って下さい・・・」

笠松ヘラは「ごめんなさい。あなたとは恋愛感情にまで、持って行けないの・・・」と言い断る。

天都田数樹はガクッと崩れ落ちる・・・「ダメだった・・・ダメだった・・・」やっぱり、僕に笠松ヘラは高嶺の花過ぎた・・・。

笠松ヘラは落ち込む天都田数樹を見て「でも天都田君は優しいから・・・きっと、いつか私じゃない人と幸せになれるよ・・・」と言う。



そのあと、崩れ落ちた天都田数樹の近くに同じクラスの女子、浅井陽子が来た。

天都田数樹は勢いからか、全てを打ち明けた。

浅井陽子は言う。「私で良ければ、いつでも相談して?」

そして、二人はしばらくして付き合う事になったのはまた別の話。



笠松ヘラは言う。「あのふたり、幸せそうだね」

益鷹香奈子は「急にどうしたの?」

笠松ヘラは「いや、あのふたりが幸せそうだったから」

益鷹香奈子は「本当に、あのふたり幸せそうだね。たしか、ヘラが振ったのがきっかけで成就したんだっけ?」

笠松ヘラは「しっ!!!」と言い、香奈子の口に手を当てる。

香奈子は「分かったよ・・・」と不機嫌そうに言う。


しばらくした、ある日の休日。

笠松ヘラの机の上にPCショップの袋が置いてあった。

袋にはDDR2-SO-DIMMのメモリ1GBが入っていた。

笠松ヘラは自分のThinkPad X41Tabletの裏蓋を迷わず開けて、空きのメモリスロットを確認する。

そして、その空きスロットにメモリを慎重に挿した。

袋の中に書き置きがある。

「電源ボタンを押したら、WindowsXPが起動する前に、F1を連打してBIOS画面に入って認識しているか確認してね」

笠松ヘラは電源ボタンを押して、F1を連打してBIOSで認識していることを確認して、escapeキーを押して、WindowsXPを起動させた。

笠松ヘラは「やったー!!!」と言い。

父親の部屋に行き「ありがとー!!!」と言う。

父親は「いえいえ、どういたしまして~」と言った。


次の日、笠松ヘラはルンルンでPCを学校に持って行く。

郡上知美は言う。「なんか、良いことあった?」

笠松ヘラは「内緒だよ~」と言い、その場から立ち去った。



昼休み部室に集まり、座談会が始まる。

八木沢みおが言う。「ヘラちゃん、なんか良いことあったでしょ?どんなことか当てて良い?」

笠松ヘラはきんぴらごぼうを口に含みながら言う。「いいよ」

益鷹香奈子が割り込んで言う。「ThinkPad X41Tabletのメモリ512MBが買ってもらえた。」

笠松ヘラは言う。「惜しい。容量が違います」

益鷹香奈子は「えっ?1GB・・・?それってサポートされている最大量だよ・・・」

笠松ヘラは言う。「そうだよ。最大値の1.5GBにしてくれたよ!」

八木沢みおは「先に当てられちゃいましたね・・・」と言いさみしそうにしてた。

笠松ヘラはThinkPad X41Tabletをナデナデしながら言う。「これからは、より強いメイン機なるんだよー」

郡上知美は「本当にパソコン好きになりましたよね?ヘラちゃん」と言う。

笠松ヘラは「はい!」満面の笑みで答えた。




笠松ヘラは放課後、廊下を歩いていた。

山県優菜と八木沢みおが言い合いをしている所を目撃してしまう。

山県優菜は「みお、あなた自分の行動に責任取りなさいよ!!」と言い。

八木沢みおは「あんたこそ、自分の言ったことに責任取りなさいよ」と言った。

そして、山県優菜はグーで八木沢みおのおなかを殴る。

八木沢みおはポケットからステンレス定規を出し、それを山県優菜の首筋を切った。

あふれ出す血液。

八木沢みおと、山県優菜は血を見て気絶してしまう。

笠松ヘラも血を見て倒れてしまった。

黒血川愛海は笠松ヘラに借りていた、ボールペンを返すため笠松ヘラを探していた。

しばらくして、廊下の隅で倒れている笠松ヘラを見つける。

黒血川愛海は足下見た。血の海が広がっていた。

黒血川愛海は血の海の方を見ると、首から血を流す山県優菜と倒れた八木沢みおを見つけた。

黒血川愛海は慌てて、山県優菜の傷を魔法で治して、ついでに出血多量による貧血状態も解消させた。

そして、黒血川愛海は血の海をなかったことにした。

黒血川愛海は3人を起こす。

幸い、山県優菜と八木沢みおに言い合いをした記憶は無かった。

笠松ヘラもショックだったのか、二人の言い合いの記憶は抜けていた。

最終下校時刻の音楽流れてくる。

4人はあわてて帰り支度をして帰りだした。


次の日、益鷹香奈子は熱を出して休んだ。


その頃、学校では笠松ヘラはホームルーム時間になっても来ない、益鷹香奈子が心配になった。

黒血川愛海は言う。「風邪でも引いたんじゃ無いって?」

笠松ヘラは「心配だよ。だから今日の帰り様子を見に行こうよ?」

黒血川愛海は言う。「そうだねぇ・・・心配だし」

黒血川愛海は、あんまり大勢で行っても迷惑になると考え、笠松ヘラと二人で行くことにした。

黒血川愛海は益鷹家のインターホンを押す。

すると、益鷹香奈子の母が出てきた。

黒血川愛海は「今日のプリントです」と言い、今日、配られたプリントを渡した。

益鷹香奈子の母は「ありがとう。香奈子に渡しておくね」と言い、玄関の戸を閉めた。


土日休みを挟み、次の登校日。



益鷹香奈子は驚くほど元気になって、登校してきた。

益鷹香奈子「オハようございまスハフ!!!」

笠松ヘラは言う。「まさかの鉄道ネタ!?」

益鷹香奈子は「そうだよ」って言った。

最近、書く気がなかなか起きなくて更新頻度が少なくてすみません。

とくに、ここ最近ひどい気がします。

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