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13話

「中世の魔女の血を受け継ぐモノよ、目覚めよ」

笠松ヘラは黒い影にそう言われる夢を見た。

笠松ヘラは「はぁ」とため息をついて、身支度をする。

笠松ヘラは言う。「なんで、こうなっちゃたかなぁ」

笠松ヘラの父親は言う。「今日は海外研修から、母さんが帰って来る日じゃないのか?そんな暗い顔して?どうした?」

笠松ヘラは言う。「何でも無い」

笠松ヘラは父親の運転する車に揺られ、空港へ向かう。

ハンガリーから、研修を終えて帰ってきた、笠松ヘラの母親。

笠松カレン。

笠松ヘラの母親、笠松カレンは「あら、朱莉。迎えに来てくれたのね?」と言い、ヘラを抱きしめる。

ヘラは言う。「相変わらずきついー」

父はカレンと軽くハグをし、一同を連れて、車へ向かう。

日曜ということあって、混んでいたので、特に寄り道せずに地元へ帰った。

家族で昼食を取り、その後は適当にくつろいだりして、1日が終わる。


次の日、笠松ヘラは中学へ登校する。

黒血川愛海は「おはよー!!!」と言う。

笠松ヘラは「おはよう」と返す。

益鷹香奈子は「ヘラちゃんおはよう」と。

笠松ヘラは「おはよー!!!」とハイタッチをする。

黒血川愛海は「ThinkPad好き同士、仲良くなったね?」と一言。

そして、その場から立ち去った。

そこで、偶然なのか必然なのか、中庭で西神頭先生に出会う。

西神頭先生は言う。「笠松ヘラをこちらに渡してくれないか?」

黒血川愛海は言う。「違うクラスの私に、言わないでもらえる?」

西神頭誠仁は「同じ部活じゃなかったっけな?」

黒血川愛海は悲しそうに「朝、ヘラの挨拶に温度差を感じたのよ・・・」言った。

西神頭誠仁は「それは、ちょうど良かった。私に協力してくれないか?」

黒血川愛海は言う。「それは断る。」

西神頭誠仁は「内通者がいると話が進みやすいのだが・・・」

西神頭誠仁は魔力を帯びた拳銃を取り出し、「インプット、オーバーロード!記憶改変!!!」と言い、黒血川愛海に向けて弾を放つ。

黒血川愛海は避けるが、避けるにも魔力を使う。

黒血川愛海は魔力が切れる寸前、次の攻撃は避けられない。

そのとき、閃光が走る。

???「愛海!!!助けに来た!!!一人で何でも抱え込まないの。それは愛海が私に言ってくれたこと!!!!」

黒血川愛海は言う。「ヘラ!?」

西神頭誠仁は言う。「チッ、ジャマが入った」

笠松ヘラは自分の赤い鉄道車両の編成が絵が描かれた、30cm定規を魔力でソードに変化(へんげ)させていた。

西神頭誠仁は「おとなしく、捕まりなさい!!!インプット、オーバーロード!!!!!」と言う。

しかし、笠松ヘラにその攻撃は効かなかった。

西神頭誠仁は言う。「チッ、なぜだ!!!なぜ効かない!!!」

笠松ヘラは「大水害!!!」と言い、派手に水を流して、西神頭誠仁を校門の外へ押し流した。


笠松ヘラは、地面から怪しい古美術商を召喚する。

古美術商は言う。「あなたが僕を呼ぶようになるとは・・・」

古美術商は言う。「何が欲しい?」

笠松ヘラは言う。「小銃が欲しい」

古美術商は地面から小銃を召喚して笠松ヘラへ渡す。

西神頭誠仁は校門から、学校へ帰ってきた。

笠松ヘラは、受け取った小銃を構え言う。

「爆式演述!!!!」

中庭で派手に爆発が発生した。

西神頭誠仁は「サイレントテレポートが間に合って良かった」と言い、屋上を後にした。



稗田茜は死者を呼び出す術式を実行する。

それで、明石恭平を召喚する。

稗田茜は言う。「惜しい人を無くしたもんやなー」

明石恭平は言う。「それで用件は何だ」

稗田茜は「笠松ヘラが異能力を覚醒させたんや。むやみに使われると危険やし、コントロールしといたうえで私達の組織へ編入させたいんや」と言う。

稗田茜は「キャサリン・ベーカーが抜けてあんたが死んでもうた今、組織は壊滅寸前や。だから、頼むわ」と言う。

明石恭平は渋い顔して「顔もバレているし、私より適任者がいるのでは?」と言う。

稗田茜は「西神頭は、笠松ヘラの魔法で死にかけたんや。幽霊やから死にはせんやろ?だから適任でしょ」と言う。

明石恭平は「わたくしは、光属性だから周りのヒカリを魔力へ変換出来るから、結界さえ、展開されなければ・・・能力値が50でも戦えた。笠松ヘラとやら、どれだけの能力値だね?」と言いタバコの煙をフーとした。

稗田茜は言う。「1000~1000以上はある。適正属性は水、光、闇、火やな」

明石恭平は「敵わないと、思うが精一杯やってみます。」と言う。

稗田茜は「あんたにしては、ずいぶん弱気やな?」と言った。

明石恭平はそれには反応せず、校舎へと歩みを進めた。

明石恭平は「(たとえ、こちらが総員で全面戦争を起こしても敵う相手じゃない・・・。和解も難しいだろう。)」

明石恭平は言う。「さぁ、撃たれ、死んでくるか」




笠松ヘラ達の下校の時間になった。

笠松ヘラは自転車に乗って帰る。

明石恭平は拳銃を構え、魔法を込めて、笠松ヘラへ撃とうとする。

しかし、寒気を感じる。

真後ろに笠松ヘラが居たのだ。

笠松ヘラは「爆式演述!!!!」と言い、小銃を撃つ。

同時に、明石恭平の周囲が爆発した。





稗田茜は言う。「あんた、なに無抵抗にやられてんの。せっかく、体を与えたのに・・・」

明石恭平は言う。「笠松ヘラは諦めた方が賢明。これ以上犠牲を出さないためにも」

稗田茜は「ほな、また頼んだで」と言い、明石恭平を再び実体化する。

明石恭平は「はぁ」とため息を一つ。


そして、笠松ヘラの自宅の前に飛ばされた。



笠松ヘラはちょうど、自宅に到着する。

笠松ヘラは、明石恭平を見るなり、戦闘態勢に入る。

笠松ヘラは「あなたはもう、死んだはず。なのになぜここに居る。」

明石恭平は言う。「私も寝ていたい。なのに、稗田茜に体を与えられ任務を与えられ・・・困ったもんだ・・・」

明石恭平は「私と一緒に、東風紫の門と言う、私の元いた組織を消し去らないか?」と言う。

明石恭平はため息をつき「あの、組織は変わってしまった。私がいた頃と・・・」と言った。


日曜日。

黒血川愛海と下山千景と笠松ヘラと明石恭平は、黒血川愛海の関ヶ原の家で作戦を立てた。



そして、決戦は次の金曜日になった。



西神頭誠仁と稗田茜は二人でファミレスに居た。

西神頭誠仁は教員の仕事と掛け持ちのため、パソコンを開き、稗田茜はブラックコーヒーを飲みながら、魔導書を読んでいた。

西神頭誠仁は言う。「明石恭平はあの後どうなった」

稗田茜は「あれから、連絡が取れへんのや」と言う。

西神頭誠仁は「むやみに復活させるべきでは無かったな」と一言。

稗田茜は「そうやな」と言った。

稗田茜は「せやけど、私ははアンタの言うとおりに動いただけやで?提案したのは、誠仁やろ?だから、私は悪くないやんな?」と言い、ファミレスを後にした。


そして、ついに決戦の金曜日。


稗田茜の居る廃工場へ、明石恭平は向かう。

明石恭平は言う。「笠松ヘラを連れてきた」

稗田茜は「でかした。ようやった。それでヘラはどこや?」

明石恭平は上を指さし「あそこだよ」と言う。

そこで、笠松ヘラは稗田茜に爆式演述を向ける。

稗田茜はサイレントテレポートをし笠松ヘラがいる所の上の足場に乗り、明石恭平を小銃で撃ち抜く。

笠松ヘラは「明石さん!!!」と叫び、足場から飛び降り着地する。

笠松ヘラは撃たれた、明石恭平の元へ向かう。

明石恭平は言う。「ありがとう・・・あとの二人の討伐を・・・」

笠松ヘラは言う。「明石さん!!!!!」

明石恭平は消えて無くなる。


笠松ヘラは「許さない・・・」と言い、自分の身の回りから、竜巻を炎の竜巻を発生させる。

稗田茜はサイレントテレポートをし難を逃れるが、近くでこっそり様子を見ていた西神頭誠仁は逃げ遅れ、跡形も無くなる。

笠松ヘラは、はーぁ・・・ため息一つついた。

笠松ヘラは「どうしてこうなっちゃったかなと一言。

廃工場跡に見覚えのある陰が見える。

笠松ヘラは言う。「シフォンちゃん?」

柚原シフォンは「ヘラの強い気を感じたから、ここに来た。ヘラに会えると思って」と言う。

陰から出てきた、黒血川愛海は「ヘラ!!!危ない!!!」と言い、ヘラをどける。

黒血川愛海は笠松ヘラの身代わりに撃たれてしまう。

しかし、黒血川愛海はすぐに再生して日本刀で小銃から放たれる、魔法を含んだ弾を切っていく。

柚原シフォンは「ここは任せて」と言い、

弾をすべて静止させて、その場から消した。

黒血川愛海は「シフォンさん・・・?」と言う。

柚原シフォンは「愛海さん、私はこの世界では珍しい、魔族なんです」と言う。

黒血川愛海は柚原シフォンの頭の上を見る。

覚醒能力と潜在能力が3000近くあった。

そして、黒血川愛海は柚原シフォンの素性を見る。

元をたどると、樹の精霊だった。

笠松ヘラは言う。「愛海?どうしたの?」

黒血川愛海は言う「なんでもない」と一言だけ。



次の土曜日、笠松ヘラと山県優菜と郡上知美と八木沢みおは長良川でバーベキューをする。

山県優菜は「三連休の後は夏休みだー」と言う。

郡上知美は「受験勉強しないと、志望校は入れないよ?」と一言。

山県優菜は「もぅ、お母さんみたいな事言わないでよ」言い返す。

八木沢みおは笠松ヘラとずっと話していた。

八木沢みおは大胆にビキニを着ていた。

山県優菜は学校指定のモノで

郡上知美も同じく。

笠松ヘラはワンピースタイプのかわいらしい水着を着ていた。

笠松ヘラと八木沢みおは川辺で水を掛け合ったりして、遊んでいるところにだった。

???「あら、かわいいお二人さん。一緒に遊ばない?」

そこには16歳くらいのビキニのきれいなお姉さんが居た。

八木沢みおは言う。「お名前は?」

そのお姉さんは「篠原葵だわ」と言う。

篠原葵は「金髪でオッドアイの美女ねぇ。癒やされるねぇ」と言う。

八木沢みおは「ヘラちゃんは、私のモノです!!」と言う。

笠松ヘラは「私は誰のモノでもないよ・・・?」と言った。

篠原葵は「ほら、ヘラさんもこういっていることですし、一緒に遊びましょ?」と言った。

笠松ヘラは言う。「それは嫌だ!」

八木沢みおは言う。「え?」

篠原葵も「え?」と言い、固まる。

笠松ヘラは「なんとなく、嫌なの・・・」と言い、泣き出す。

篠原葵は「なんとなくで、泣くほど嫌・・・」と少しムッとした様子だった。

笠松ヘラは泣きながら言う。「篠原のお姉さんの後ろに誰かいるもん・・・」

篠原葵は「は?え?ちょっと、怖いこと言わないでよ!?!」と言う。

八木沢みおは言う。「え?誰も居ないよ?」

笠松ヘラは「居るから・・・」と言い泣き止まなかった。

笠松ヘラは鞄から、塩をとりだして篠原葵の背中にかける。

笠松ヘラは「じゃあ、改めて一緒に遊ぼ?」と言う。


山県優菜は言う。「あの二人最初はどうなるかと思ったけど、仲良くなったね?」

八木沢みおは「そうだね」と言う。

八木沢みおは複雑な心境だった。

笠松ヘラが他の子と仲良くしている。

ヘラが悲しむのは見たくない。

だけど、あの子はヘラの前に現れないで欲しい。

「ヘラは私だけのも。」

山県優菜は言う。「どうしたの?みお?」

八木沢みおは言う。「ちょっと、あっちの方へ・・・」


笠松ヘラは怖い顔して近づいてくる、八木沢みおを見て言う。

「どうしたの・・・みお先輩・・・?」

八木沢みおは笠松ヘラを川の方へ突き飛ばす。

笠松ヘラは深いところへ・・・

そして溺れる。

笠松ヘラは薄れゆく意識の中「愛海・・・助けて・・・」と。

黒血川愛海は自転車に乗って岐阜市街の方へ出掛けていた。

黒血川愛海は「(ヘラ?)」と何かを感じて、長良川へ急いだ。


私服で自転車を漕いできた、黒血川愛海を見つけて郡上知美は言う。「みおが暴走している」

黒血川愛海は指から光を放ち、八木沢みおを気絶させる。

そして、まず篠原葵を助ける。

次に笠松ヘラを魔法で川から引き上げる。

黒血川愛海は、笠松ヘラを魔法で回復させた。

笠松ヘラは目を覚ましていう。

「あなた達は誰ですか・・・?」

しばらくして、ヘラを笠松ヘラの母が迎えに来た。

笠松ヘラは言う。「お母さん!!!今日は何故か知らない人と何故か一緒にいて・・・・」

笠松ヘラの母、笠松カレンは「部活のメンバーさんですよね?」と郡上知美へ確認するように言う。

郡上知美は言う。「はい、そうです。」


火曜日、

校門で笠松ヘラは黒血川愛海に挨拶をする。

「愛海、おはよー!!」と。

黒血川愛海は言う。「あれ?記憶がないんじゃないの?」

笠松ヘラは「何のこと?」と言う。

八木沢みおもちょうど来て言う。「ヘラちゃん、おはよう」

笠松ヘラは「おはようございます」とよそよそしい感じで言う。

八木沢みおは言う。「もー、ヘラちゃんらしくないなー」

笠松ヘラは言う。「あなたは誰ですか?」

郡上知美も来て言う。「ヘラさん。この前の日曜はごめんなさい、私の事、覚えてますか?」

笠松ヘラは「知美先輩。日曜に何かありましたっけ?日曜日は家でゲームしてたのですが…」と言う。

山県優菜も来て言う。「ヘラさん。日曜は私の監督不足で・・・」

笠松ヘラは「優菜先輩も・・・日曜は何かありましたっけ?すっぽかしていたらごめんなさい」と。

益鷹香奈子は言う。「ヘラちゃん。おはよー!!!」

ヘラは「香奈子!おはよー!!!」と言い、ハイタッチをする。


笠松ヘラの八木沢みおに関する記憶は戻らなかった。


八木沢みおは「さみしいですわ・・・」と言う。

郡上知美は「まぁ、本人ショックだったでしょ?」と言った。


そして、水曜日。

終業式の日になった。


相変わらず、笠松ヘラの八木沢みおの記憶は戻らない。

教頭先生と校長先生が「遊んでばかりは居ないように」と生徒に釘を刺した。

笠松ヘラは言う。「家に帰ったら、ペーパークラフト作って・・・模型加工して・・・」

益鷹香奈子は言う。「宿題、しないと、去年は半分以上白紙だったでしょ?」

笠松ヘラは「ううぅ・・・」と図星をつかれ、言い返す言葉が無い。

黒血川愛海は言う。「香奈子。あんまりヘラいじめちゃダメよ」

益鷹香奈子は「ヘラ。ごめんね。そう言えば今日塾があったわ。じゃあね~」と言い、自転車を急ぎで気味でこぎ出した。

香奈子は「(塾には確かに通い出したけど、今日は無いのよね・・・嘘ついちゃった・・・ヘラには悪いことしたな・・・)」


笠松ヘラはゆっくりと、家に向けて帰りだした。



笠松ヘラは言われた通り、宿題をした。







笠松ヘラは祖父母宅の近くのスーパーで、ジュースを買った。

レジで会計を済ました後、稗田茜とばったり会う。

笠松ヘラはスルーするが、茜の方から話しかけてくる。

「なあ、あれ以来、西神頭誠仁をみーひんのやが、なんか知らんか?」

笠松ヘラは「知らないけど・・・?」と事実を言う。

稗田茜は「アンタが焼き殺したんやろ?」と言ってひかない。

笠松ヘラは「あの時はイラついてたし、炎を出したのは認めるけど、そんな人の一人や二人焼いたのなんて分からない」と言う。

稗田茜は「人の相棒、殺しといて・・・そんな言い方するなんて常識外れもええとこや!!!!」と言い、スーパーの中に結界を張る。

笠松ヘラは小銃からの爆式演述を使いすぐに結界を破壊。

稗田茜は「結界を破るなんて・・・」と疲れた様子で言った。

笠松ヘラは「今度、一般の人を巻き込んだら・・・殺すわ」と不気味な笑顔浮かべて言った。


稗田茜は「(なんや、ヘラが前より強くなっている・・・これでは・・・永遠に敵わへん)」


笠松ヘラは「(本当にしつこい。何とか撃退出来ないかな・・・)」



笠松ヘラは自宅に帰る前に、祖父母宅へより、軽く挨拶を済ました後、自宅へ戻る。

笠松ヘラはジュースに輪ゴム付けて冷蔵庫へ放り込む。

そして、そのまま自室のベットで横になった。

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