人類と筋肉の戦い
そしてそれは起った。
2051年4月2日 日本 某端島に全てが筋肉で作られた|究極の総合筋肉要塞《アルティメットファイナリアリティマッシブキャッスル》が突如出現したのだ。
これを受けた対筋肉連合は、核爆弾投下という苦渋の選択を強いられた。
しかしここで立ち上がったのが国連の対筋肉用化学兵器開発機関
通称MODであった。MODにおいて極秘裏に開発が
進められていた全ての筋肉を無に返す毒薬消失筋肉爆弾
の使用を進言した。しかしこの毒薬は現時点でデメリットがあった。
この爆弾は地表に落下した後、消失筋肉の毒ガスが拡散する。
その結果その周囲、半径3km以内の筋肉が露と消える。
問題はその周囲の植物や動物に触れる事で筋肉異常が発生し
変異筋肉体が生み出されてしまう可能性があった。
だが事態は思わぬ方向から収束を向かえた。
究極の総合筋肉要塞は自ら動くことは出来ない。それにより
鍛えられない筋肉は次第に収縮していったのだ。
そして後に残ったのはちっぽけなマンガ肉のような物だけだったと
言われている。
そして、全ての元凶である有罪筋肉は再び逮捕されることとなった。