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桜の日の出会い  作者: チロルチョコ
1/1

桜の日

きれいな桜の季節

始業式の日遅刻ギリギリで急いで走っていたけどつい桜に見とれてしまった。

でも私と同じように見とれている男の子に一目ぼれしてしまった。

ただこの時私は実らないと思っていたー。



~キーンコーンカーンコーン~

ヤバッ。チャイムが鳴ってる。

今日は始業式なのについ寝過ごしてしまった。

私の名前は田中美雪、中学二年。あることがきっかけで小5の時以来学校へ行くのは久々だった。

「あの~すみません。遅れました。」

私はギリアウトで教室に入っていった。

皆の目線が私に向いて超恥ずかしっかった。

私は前に出て自己紹介をした。

「私の名前は田中美雪です。よろしくお願いします。」

そして私は席についたら隣から

「だから俺が向かいに行こうっかって言ったじゃん。」

 と幼なじみの優君に言われた。 

優君は近所で小さい時から仲が良くて私が困ったりしたらいつも助けてくれる。

「ごめんごめん。つい寝過ごしちゃった。」


ホームルーム後友達ができた。

私の近くの席が空いていて、前の私と同じように不登校らしい。


次の日遅刻しないように優君と一緒に学校へ行った。

途中その人は昨日と同じように桜を見ていた。

思わず私は声が出てしっまった。

そしてその人は私たちと同じ制服を着ていた。


学校で私は不登校の子と委員会が同じになってしまった。



そして一週間後

私たちが普通に授業を受けていると突然不登校の子がやってきた。

不登校の子はなんと桜を見てたあの人だった。

「あの~すみません。僕は、神川 皓です。」と言って席に座った。

そしたらいろんな先生が来て何やらしゃべっている。

もしかしてヤンキー・不良?と思ったけど見た目は全然違うし先生達の口調が優しい。

この人ってすごい人?と思った。

私だけじゃなく皆が思ったらしくガヤガヤしていた。

授業が終わって皆皓君の所に集まって私が話す隙間も無く一日が終わってしまった。


そして、皆が落ち着きを戻したその日私は図書館へ行った。

あいにくその日は体調があんまり良くなかった。

たまたま高い所の本を取ろうとして背伸びしたら一瞬目まいがして倒れてしまった。

私はきずいたらベッドの上で寝ていた。

横には優君がいてすごい心配してくれた。

でも記憶はあいまいだけど優君ではない誰かが保健室に運んでくれた。


お礼がしたくて先生に聞いたらなんと皓君だった。

さっそく教室まで行って皓君に

「ありがとう。私を保健室まで運んでくれたんだね。 私の名前は田中美雪。よろしくね。」

「あ~全然いいよ。朝から体調悪そうだったし。  僕は神川皓。こちらこそよろしくね。」

「あっそうだ委員会同じだからよろしくね。」

「そうみたいだね。」

こうして私は初めて皓君と話した。


それからちょくちょく保健室に行って先生とおしゃべりするようになった。

話してて驚いた事は、皓君が同じ小学校だった。

そして優君と仲が良かったらしい。けどある時喧嘩をして仲が悪くなったんだって。


なぜ優君はこの事話してくれなかったんだろう。

いまだ続くようなどんな理由で喧嘩したんだろう とっても気になった。

そして帰る時私は思い切って優君に聞いてみることにした。すると

「お前には関係ないよ。」と言って教えてくれなかった。

ほんとうは、すごい皓君のこと気にしてるのかなー。変に思われたくもない。

からそれ以上聞くのを止めた。

でも私はどうしても仲直りして昔みたいに仲良くなってほしいと思った。


もうすぐキャンプだ。私はクラスの実行委員になった。もう一人はやっぱり優君だ。

優君はリーダーシップがありなぜかいつも勝手に決まる。


私は思いついた。キャンプで 仲直り大作戦


わざとグループを同じにしたりして、やれることはすべてやった。

いよいよキャンプ当日

でも作戦は邪魔がはいったり、空回りしてうまくいかなっかった。

夜キャンプファイヤーで一人外れて岩の所で空を見てたら優君が来た。

「お前今一人?美雪さぁ俺達の仲を戻そうとしてるでしょ。」

「うん。きずいてたんだ。」

「俺達が喧嘩した理由は美雪なんだ。」

「えっ?」

「美雪がイジメられて俺達助けようとしたんだけど美雪が学校来なくなって

なんで助けなっかんだって責め合ってそれで喧嘩になって・・・それで皓がこなくなったんだ。」

「そうなんだ・・・。ごめんなんか。」

「いや俺が悪いんだ。」「実は俺ずっと美雪のことが好きなんだ。」

「えっでも・・・」「ごめんまた後でね」と言って私は走って友達の所へ行った。

告白は生まれて初めてだった。特に幼なじみの優君が意外だった。


次の日皓君にも聞いてみることにした。

やっぱり私のせいなんだ・・・と落ち込んでいると優君が変わらない様子で話かけてきた。

私はとてもモヤモヤして変な気持になった。

でも一つだけ変わったことが優君と皓君が仲直りしていた。

とても嬉しくて私は二人のそばに走って行った。

こうして無事?一応無事にキャンプが終わった。


そしてキャンプの次に日から私たちは一緒に学校へ行ったりと三人で行動することが多くなった。

私は優に告白されたことを忘れかけたその日皓に彼女が出来た。

あんまりショックをうけないはずなのに凄いショックをうけていた。

そしてその彼女は小学校の時私をイジメた子だった。

私は怖くて怖くてまた学校へ行けなくなりそうになった。

けど優にまた助けてもらった。そして二度目の告白を受けた。

学校一位・二位を争うくらい人気になった優。


私はついにOKをし付き合うことになった。

私は皓のこと忘れよう、ちゃんと優に向き合わなければと思ってたけど・・・。

そして一か月がたった。私はまだ少し皓が気になっていた。

その日また優と皓が喧嘩した。

また私が原因みたいだった。

皓は優が私のことが好きな事知っていた。

だから皓は諦めるために告って来た女子と付き合うことにした。

でも逆にそれが私を傷つけている事に気付いた二人が話し合っているうちに喧嘩になった。

でもさすがの男子。この後すぐに仲直りにしたんだって。


私はその日の夜優に呼ばれて公園に行った。

私自身ちゃんと自分の気持ちを伝えようと思っていた。

「ごめん 待った?」

「ううん。あのさー別れよう。美雪実は皓のこと好きなんだろ。」

「えっごめん。気付いてたんだね。でも私優のこと大事な親友だから。私達の関係を崩したくなかった。

 でも逆に崩してたんだね。ごめん。」 と言った。

「良いよ別に。逆に無理させたのは俺だから。」

「じゃあまた明日」と言って家に帰ろうとした時


「明日また三人で学校行こうな」って言われて「うん」と答えて帰った。


次の日ちゃんと三人そろって学校へ行った。

またいつもの楽しい仲の良い三人組に戻った。



私は皓に思いを伝えようと思って考えていたらついに桜の季節になってしまった。

私達は同じクラスになったもの思いをどう伝えたらいいか迷っていた。

このままだと高校で離れて思いを伝えられなくなると思っていた」。


その日私は学校へ行く途中桜に見とれていた。すると

「おはよう美雪。今日優休みなんだって。二人だけど一緒に行こう。」

「うん。そうだ帰り一緒に優のお見舞い行こう。」

「うん。」

「そういえば皓を初めて見たのもこの桜の季節だったなー。」

「えっ。」

「去年始業式の時遅刻ギリギリで走っててつい桜に見とれてたら皓も見てたんだよねー。」

「えっそうだったんだ。あのさー俺美雪のことが好きなんだー。」

   と言われて一瞬嘘だと思ってたけど嘘のようではない。

私は嬉しかった。

「うん。私も好きだよ。」と思いを伝えることが出来、

私達は付き合うことになった。






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